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講座詳細情報

申し込み締切日:2015-04-03 / 経営全般:スキル / 学内講座コード:15110004

一般財団法人化学物質評価研究機構(CERI)寄付講座 安全文化論 ~暮らしの安全・安心を求めて~

主催:明治大学リバティアカデミー明治大学リバティアカデミー 駿河台キャンパス(東京都)]
問合せ先:明治大学リバティアカデミー事務局 TEL:03-3296-4423
開催日
4月11日(土)、 4月11日(土)、 4月25日(土)、 4月25日(土)、 5月 9日(土)、 5月 9日(土)、 5月23日(土)、 5月23日(土)、 6月 6日(土)、 6月 6日(土)、 6月20日(土)、 6月20日(土)、 7月 4日(土)、 7月 4日(土)、 7月11日(土)、 7月11日(土)
講座回数
16回
時間
13:00~16:10
講座区分
前期 
入学金
3,000円
受講料
10,000円
定員
100
補足
資料を請求する
※この講座の申し込みは既に締め切りました。

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講座詳細

【講座趣旨】
この講座では我が国と外国との安全文化の相違をまず理解したあと、食の安全としての農薬、食品添加物、遺伝子組換え作物、また食と栄養さらには新しい安全性評価方法及び安全性確保の方法について科学的側面から学びます。
安全と安心をつなぐリスクコミュニケーションにも触れますので、暮らしの安全・安心について幅広く学ぶことができます。

【特記事項】
※(懇親会)最終日の7月11日講義終了後、講師と受講生全員で懇親会を開催し、フリーディスカッションを行う予定です。
◆入会金無料
2015年度に「安全文化論」講座にお申し込みの方に限り、入会金・再入会金3,000円(3年度間有効)が無料になります。
※既に他講座で入会手続をされた方には適用されませんので、ご了承ください。
※オープン講座は対象外になりますのでご了承ください。
※更新料は無料になりません。

【講義概要】
第1回 4月11日(土) 安全文化と安全学(1)
安全とは何か、リスクとは何か等の安全の思想な面の紹介と共に、安全学という新しい安全に関する学問の全体像を紹介

※15110003の「安全学入門」と合同講義となります

第2回 4月11日(土) 安全文化と安全学(2)
安全とは何か、リスクとは何か等の安全の思想な面の紹介と共に、安全学という新しい安全に関する学問の全体像を紹介

※15110003の「安全学入門」と合同講義となります

第3回 4月25日(土) 農薬の安全性確保対策(1)
先ず、農薬について過去に起きた問題点をレビューしたのち、その必要性、有用性、登録における安全性試験項目と登録の判断基準、許容残留量の設定方法などについて講義。農薬は医薬と異なり野外で使用されるので、食品残留農薬の安全性だけでなく、環境中に放出された農薬の生態影響と健康影響についての調査事例を通して実態を明らかにし、一般の人が持っている漠然とした農薬への不安について答えていく。

第4回 4月25日(土) 農薬の安全性確保対策(2)
先ず、農薬について過去に起きた問題点をレビューしたのち、その必要性、有用性、登録における安全性試験項目と登録の判断基準、許容残留量の設定方法などについて講義。農薬は医薬と異なり野外で使用されるので、食品残留農薬の安全性だけでなく、環境中に放出された農薬の生態影響と健康影響についての調査事例を通して実態を明らかにし、一般の人が持っている漠然とした農薬への不安について答えていく。

第5回 5月 9日(土) 食品添加物の安全確保対策(1)
食品衛生法において、食品添加物は「食品の製造の過程おいてまたは食品の加工もしくは保存の目的で、食品に添加、混和、浸潤その他の方法によって使用する斧と定義される」日本では、厚生労働大臣が安全性を確認して、指定した添加物を使用させるポジテイブ方式による指定を取っている。現在、指定添加物、既存添加物、天然香料及び一般食品添加物の4種に分けられているが、これらの添加物の有用性、安全性の評価などについて講義を進めたい。

第6回 5月 9日(土) 食品添加物の安全確保対策(2)
食品衛生法において、食品添加物は「食品の製造の過程おいてまたは食品の加工もしくは保存の目的で、食品に添加、混和、浸潤その他の方法によって使用する斧と定義される」日本では、厚生労働大臣が安全性を確認して、指定した添加物を使用させるポジテイブ方式による指定を取っている。現在、指定添加物、既存添加物、天然香料及び一般食品添加物の4種に分けられているが、これらの添加物の有用性、安全性の評価などについて講義を進めたい。

第7回 5月23日(土) 遺伝子組換え作物の安全性評価(1)
遺伝子組換え農作物は1996年から本格的な商業栽培が始まり、2013年には世界的には1億7,520万ヘクタール(日本の国土の4.6倍)で栽培され、日本には約1,500万トンが輸入されていると推定される。遺伝子組換え農作物に懸念する意見もあるが、どのような目的で作出され、どのような安全性評価が課せられているかを知ったうえで、遺伝子組換え技術の利用について考えてみたい。さらに、最近話題の新しい育種技術(NBT)についても概説する。

第8回 5月23日(土) 遺伝子組換え作物の安全性評価(2)
遺伝子組換え農作物は1996年から本格的な商業栽培が始まり、2013年には世界的には1億7,520万ヘクタール(日本の国土の4.6倍)で栽培され、日本には約1,500万トンが輸入されていると推定される。遺伝子組換え農作物に懸念する意見もあるが、どのような目的で作出され、どのような安全性評価が課せられているかを知ったうえで、遺伝子組換え技術の利用について考えてみたい。さらに、最近話題の新しい育種技術(NBT)についても概説する。

第9回 6月 6日(土) 食と栄養(1)
「日本型食生活の特徴」
(a) 食物 (b) 三大栄養素とミネラル・ビタミン (c) 食品の機能性 (d) フィトケミカル (e) 日本型食生活

第10回 6月 6日(土) 食と栄養(2)
「大豆の食科学」
(a) 五穀(禾穀と菽穀) (b) 大豆の成分 (c) 大豆加工食品 (d) イソフラボン (e) 食生活の在り方

第11回 6月20日(土) 遺伝子解析による毒性評価
様々な生物の遺伝子情報が解読され、個々の遺伝子の生体内での役割が明らかになってきている。医薬品や化学物質等の毒性評価においても、生体内の遺伝子の発現量を調べることで、発がん性など先に生じる毒性症状を短期間で予測することができ、また、毒性メカニズムを分子レベルで解明することが可能となってきている。本講義では、遺伝子解析を用いた最新の毒性評価方法について実例を交えてながら、分かりやすく解説したい。

第12回 6月20日(土) プロテオミクスによる毒性評価
プロテオミクスとは、タンパク質の総体(全体)を解析する学問分野ということになるが、何を全体として捉えるか、全体を解析する意味を考えることが問われる分野でもある。なぜなら、字義どおりに発現しているタンパク質総体を解析することは現在でも困難だからである。講義では、種々存在するプロテオミクス解析技術の特徴や最先端技術のパフォーマンスとそれが可能にする毒性評価等への応用について紹介する。

第13回 7月 4日(土) 工業化学品の安全性対策
身の回りには様々な種類の製品があり、それらすべての製品は化学物質で構成されている。化学物質の安全性は、製品の種類や使用される場面などによって複数の法律で対策がとられている。本講義では、工業化学品の安全性対策について、関連する法律を概観するとともに、安全性対策の基本となっているリスクに関する考え方と法規制等の関係について、化学物質審査規制法を中心に学ぶ。

第14回 7月 4日(土) 食の安全に係る化学分析
食の安全に影響を及ぼす化学物質には、食品添加物のように意図的に添加されるものもあれば、寄生したカビが産生するかび毒や、植物が外敵から身を守るため自ら産生する生態防御物質のような化学物質もある。また、農薬や動物用医薬品のように食品の生産過程で使用された化学物質が残留する場合もある。この講義ではこれらの化学物質の分析法について、サンプリングから機器分析に至るまで、具体的な例を示して解説する。

第15回 7月11日(土) 安全・安心とリスクコミュニケーション(1)
20世紀は安全を求めた世紀でしたが、21世紀はこれに安心を加えた安全・安心な世紀にすることが望まれている。安全を安心に結び付けるためには信頼が必要であり、リスクコミュニケーションがその橋渡しの役割をしている。この講義ではリスクコミュニケーションの基礎をまず学んだあと、種々の問題についてどのような回答が望ましいかを考えていく。

※15110003の「安全学入門」と合同講義となります

第16回 7月11日(土) 安全・安心とリスクコミュニケーション(2)
20世紀は安全を求めた世紀でしたが、21世紀はこれに安心を加えた安全・安心な世紀にすることが望まれている。安全を安心に結び付けるためには信頼が必要であり、リスクコミュニケーションがその橋渡しの役割をしている。この講義ではリスクコミュニケーションの基礎をまず学んだあと、種々の問題についてどのような回答が望ましいかを考えていく。

※15110003の「安全学入門」と合同講義となります

備考

【教材】
レジュメ資料

講師陣

名前 北野 大
肩書き (学)明治大学理事長付特任アドバイザー・淑徳大学教授
プロフィール 1972年 東京都立大学大学院工学研究科工業化学専攻博士課程修了(工学博士)財団法人化学物質評価研究機構、淑徳大学国際コミュニケーション学部教授、明治大学理工学部応用化学科教授を経て現職。
名前 向殿 政男
肩書き 明治大学名誉教授、明治大学校友会長
プロフィール 明治大学大学院工学研究科博士課程修了。専門は、安全学、情報科学、ファジィ理論。工学博士。元日本ファジィ学会会長、日本信頼性学会会長。現在、安全技術応用研究会会長。日本学術会議連携会員、経済産業省消費経済審議会製品安全部会長、国土交通省社会資本整備審議会昇降機等事故調査部会長、私立大学情報教育協会会長。
名前 本山 直樹
肩書き 千葉大学名誉教授
プロフィール 1968年 名古屋大学大学院農学研究科修士課程修了、農学博士、千葉大学大学院教授(~2008年)、ノースカロライナ州立大学(USA)客員教授(1992~1993年)、東京農業大学客員教授(2008~2013年)、農水省農業資材審議会農薬分科会長(~2008年)、埼玉県農産物安全技術専門委員会委員長(現在)。
名前 角野 猛
肩書き 淑徳大学看護栄養学部教授
プロフィール
名前 田部井 豊
肩書き 農業生物資源研究所 遺伝子組換え研究推進室室長
プロフィール 1985年宇都宮大学農学部農学科卒業、農水省野菜試験場配属、1995年筑波大学より学位を授与。1997年農水省・農林水産技術会議事務局、2000年農業生物資源研究所へ異動し、2003年より遺伝子組換え研究推進室長、現在に至る。
名前 眞鍋 久
肩書き 淑徳大学教授
プロフィール 東北大学大学院農学研究科修了。農学博士。
福島県立会津短期大学(現,会津大学短期大学部) 助手~教授、
鳥取大学教授(鳥取大学院農学研究科教授・鳥取大学院連合
農学研究科教授併任)、 会津大学短期大学部教授を経て、
淑徳大学教授(現職)。
名前 齋藤 文代
肩書き 一般財団法人化学物質評価研究機構安全性評価技術研究所 研究第一部研究第一課副長
プロフィール 1998年九州大学大学院農学研究科(農芸化学専攻)修士課程終了。同年一般財団法人化学物質評価研究機構入構2000年から熊本大学医学部発生医学センターに研修生として出向。2008年東京農工大学工学研究科博士課程後期終了(工学博士)。
現在は主に、トキシコゲノミクス等のマイクロアレイを用いた新規試験法開発に従事。
名前 山中 秀徳
肩書き 一般財団法人化学物質評価研究機構安全性評価技術研究所 研究第一部 研究第二課副長
プロフィール 1990年京都大学大学院工学研究科(合成化学専攻)修士課程修了。同年東燃化学株式会社入社。1999年からアマシャムファルマシアバイオテク株式会社R&Dで分離担体の開発に従事。2004年一般財団法人化学物質評価研究機構入講、2008年東京農工大学工学研究科博士後期課程修了(工学博士)。現在は、主にトキシコプロテオミクス等のプロテオーム解析を用いた新規試験法開発に従事。
名前 村田 麻里子
肩書き 独立行政法人製品評価技術基盤機構化学物質管理センター参事官(制度企画調査担当)
プロフィール 1990年早稲田大学大学院理工学研究科資源及材料工学専攻修士課程修了。株式会社プレック研究所勤務を経て2003年横浜国立大学大学院工学研究科博士後期課程修了(学術博士)。独立行政法人製品評価技術基盤機構に入所し主に化審法のリスク評価に従事。
名前 和田 丈晴
肩書き 一般財団法人化学物質評価研究機構 東京事業所環境技術部技術課長
プロフィール 1,992年千葉大学大学院工学研究科工業化学専攻修了。同年一般財団法人化学物質評価研究機構入講。液体クロマトグラフィー用カラムの開発、化学物質の安全性試験業務を担当し、現在は主に環境分析、食品中の残留農薬等分析業務に従事。
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