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講座詳細情報

申し込み締切日:2014-04-22 / 経営全般:スキル / 学内講座コード:14110051

日本海軍の「失敗の本質」VS企業の「失敗」 自己革新組織の条件

主催:明治大学リバティアカデミー明治大学リバティアカデミー 駿河台キャンパス(東京都)]
問合せ先:明治大学リバティアカデミー事務局 TEL:03-3296-4423
開催日
4月30日(水)、 5月14日(水)、 5月28日(水)、 6月11日(水)、 6月25日(水)、 7月 2日(水)
講座回数
6回
時間
19:00~20:30
講座区分
前期 
入学金
3,000円
受講料
26,000円
定員
30
補足
※この講座の申し込みは既に締め切りました。

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講座詳細

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【講座趣旨】
【講師からのメッセージ】
第二次世界大戦の軍事的敗北から69年を経、また、東日本大震災という天災と人災の複合災厄に遭遇した我々は、「日本人は、あの戦争を真摯に反省し、真っ当な教訓を学習することができたのであろうか?」と自問せざるを得ない。技術集約型集団・日本海軍は、創設以来鋭意自己革新を重ね、日清・日露の国難を克服し、祖国の独立と安寧の成就に貢献し、世界第2位の海軍に大成長を遂げた。しかし日本海海戦の勝利以降の日本海軍は、第一次世界大戦、ワシントン/ロンドン軍縮会議を経て日米の国家的危機に直面しても、組織の部分目標・部分最適の達成に執着し、国家目標・全体最適の成就に貢献するところが少なかった。明治時代には軍事合理主義に徹し先進的であった自己革新組織・日本海軍が、昭和15~16年の日米危機に適切に対応できず、海戦様相の変化に即した「艦隊決戦」から「航空決戦」へのパラダイム・シフトにも遅れをとる失態を演じた原因はどこにあったのか?この日本海軍に見る「失敗の本質」と現代企業の失敗を、「自己革新性」から検討し、自己革新的組織の「条件」についてを考えるのが本講座の目的である。

【特記事項】
【講座のポイント】
「賢者は他人の経験に学び、愚者は己の経験に学ぶ」とはビスマルクの箴言だが、「己の経験に学ぶ」ことも容易なことではないことを自覚しながら、日本海軍75年の軌跡を回顧しつつ、現代的課題でもある「自己革新組織」の条件について講師陣とともに考えていただく機会としたい。
※ 参考図書:野中郁次郎、戸部良一、寺本義也、鎌田伸一、村井友秀、杉之尾孝生『失敗の本質ー日本軍の組織論的研究』中公文庫

※初回受付はアカデミーコモン11階リバティアカデミー事務局までお越し下さい。

【講義概要】
第1回 4月30日(水) 「失敗の本質」と組織の研究
―「組織の自己革新性」をどのように考えるか

第2回 5月14日(水) 海軍創設、日清・日露・第一次大戦に観る日本海軍の自己革新努力
海軍創設、日清・日露・第一次大戦での海戦様相の変化

第3回 5月28日(水) ワシントン/ロンドン軍縮会議に観る日本海軍の対応の相違点
日米両海軍の「ハワイ奇襲・マレー沖海戦」戦績評価の明暗

第4回 6月11日(水) 大東亜戦争開戦経緯に観る日本海軍の対応の特質
ミッドウェー海戦の実相とパラダイム・シフトの至難性

第5回 6月25日(水) ハワイ奇襲・ミッドウエー海戦・マリアナ沖海戦に見る日本海軍の組織的体質
マリアナ沖海戦の大敗北と絶対国防圏の崩壊

第6回 7月 2日(水) 自己革新的組織の条件
組織の自己革新性とその条件

備考

【教材】
レジュメ資料
※ 教材費は受講料に含まれています。

講師陣

名前 藤江 昌嗣
肩書き 明治大学副学長・経営学部教授・京都大学博士(経済学)
プロフィール 1978年京都大学経済学部卒業、民間企業勤務後、神戸大学大学院を経て、1984年岩手大学人文社会科学部専任講師、1987年東京農工大学農学部助教授、1992年明治大学助教授、翌年教授、現在に至る。明治大学副学長、戦略研究学会副会長、MOSマネジメント・オブ・サスティナビリティ研究所所長、単著『移転価格税制と地方税還付』(中央経済社)、共著『地域ブランドのコンテクストデザイン』他
名前 杉之尾 宜生
肩書き 軍事史学会理事、元防衛大学校教授、元1等陸佐
プロフィール 防衛大学校応用化学科卒業。陸上自衛隊第7師団戦車大隊、第1師団偵察隊などを経て防衛大学校助教授・教授(「戦史・戦略」)、2001年定年退官。共著:『失敗の本質』(1984)、『戦略の本質』(2004)、『撤退の本質』(2007)、共訳:ブライアン・ボンド『戦史に学ぶ勝利の追求』(2002)、ハリー・サマーズ『アメリカの戦争の仕方』(2002)、単著:『戦略論体系(1)孫子』(2001)、『図解 孫子の兵法がよくわかる』(2009)
名前 山田 稔
肩書き 社団法人「国際人育成支援協会」理事。ファイナンシャルプランナー技能士
プロフィール 上智大学にて、産業社会学を学び、ソニー(株)入社後人事畑を主に歩んで、教育研修・組織開発などの業務に従事した。ソニー退職後、中堅自動車部品メーカーや半導体専門商社人事部門責任者として、能力開発・採用・労務・給与労務等全般を担当した。現在は、国際人育成協会において、幼児から中堅社会人を対象にグローバル教育をサポートし、また海外からのツールストに対して、日本の良き歴史・自然・観光地などの情報を発信している。

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