講座詳細情報
申し込み締切日:2013-11-22 / 経営全般 / 学内講座コード:13210010
[大同生命保険株式会社寄付講座]中小企業経営革新セミナー『中小企業の未来戦略を考える』 ― 中小企業であるが故の戦略的利点の活かし方を学ぶ ―
- 開催日
- 11月30日、11月30日、12月 7日、12月 7日(土)
- 講座回数
- 4回
- 時間
- 13:00~16:15
- 講座区分
- 後期
- 入学金
- 3,000円
- 受講料
- 3,000円
- 定員
- 120
- 補足
※この講座の申し込みは既に締め切りました。
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講座詳細
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【講座趣旨】
【コーディネーターからのメッセージ】
企業という組織の社会的存在が許されている理由はただ一つしかありません。それはその企業が市場を通じて提供しようとしている製品やサービスの使用価値、すなわち顧客にとっての消費価値がどれほどであるかに依存していることは疑いのない真実です。もちろんその価値が顧客にとって掛け替えのないものであればあるほど、希少性の高いものであればあるほど、その交換価値も高くなるのは当然であります。
こうした製品やサービスを供給し続け、その経済的組織体を維持していくための条件は、企業規模とはまったく無関係でありますし、また市場シェアの大きさともまったく無関係です。まして価格の安さや製造・販売コストの低さともまったく無関係であります。そこで重要なのは顧客に喜んでもらい、顧客に永久に指示され続けるような商品価値を提供できる能力の存在だけなのではないでしょうか。企業人であれ主婦や子供であれ、すべてが消費者であり、その人生において自らの商品購買の歴史を振り返ってみれば、長年愛
顧し続けてきた製品やお店、あるいはサービスなどの理由を考えてみるだけで、その理由は十分に理解できるところなのではないでしょうか。
そして実はこのようなビジネス企業体を成立させ続ける上で、大企業よりもはるかに中小企業の方が適していることは言うまでもないでしょう。現代のような一歩先の環境がどのように変化するのか見えない時代であればあるほど、どのように旗風が変わろうとも、迅速に的確にそれに適合するような企業運営が可能となるのは、大規模投資に基づくような経営とは無関係の中小企業だからこその利点であると思います。
今回の講座では現代中小企業経営において、未来を先取りしながら未来の存在を必然にしていくための知恵、特に、そのための経営戦略のポイントをどのように据えていけばよいのか、そのための財務戦略をどのように捉えていけばよいのかについて学んでいくことにしたいと思います。また企業からは、本郷の和菓子屋から今日という未来に向けて事業展開をされてきた新宿中村屋様にご登場していただくことになりました。未来戦略を明治時代の創業期から現実化してきた新宿中村屋の、中小企業としての基本理念の具体化をどのように歴史的に果たされてきたのか、そしてこれからの中村屋百年の計をどのように考えておられるのかなどを伺っていきたいと思います。
(大友純)
【特記事項】
ごあいさつ ー寄付講座開設にあたってー
当社の創業100周年を機に平成14年より開催しております本講座は、
中小企業経営者のみなさまに、経営・ビジネスに関する知識・スキルの習得
の場を提供することで、企業の継続発展を応援していきたいという当社の
想いをお伝えする取組みのひとつとして実施してまいりました。
これまでに受講されたみなさまからは大変ご好評いただいており、明治
大学様では通算12回目の開催となります。
未来に向けてこれからも中小企業のみなさまとともに歩んでいくために、
この講座をひとりでも多くの方にお役立ていただけるよう努力してまいり
ますので、お誘い合わせのうえご受講いただければ幸甚でございます。
※12/7( 土)の講座終了後に懇親会を行います(会費無料)。
【講義概要】
第1回 11月30日(土) TKC全国会派遣講師(予定)
第2回 11月30日(土) 碓氷 悟史 亜細亜大学名誉教授 公認会計士
第3回 12月 7日(土) 坂本 恒夫 明治大学経営学部教授
第4回 12月 7日(土) 吉岡 修一 株式会社中村屋 監査役
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【講座趣旨】
【コーディネーターからのメッセージ】
企業という組織の社会的存在が許されている理由はただ一つしかありません。それはその企業が市場を通じて提供しようとしている製品やサービスの使用価値、すなわち顧客にとっての消費価値がどれほどであるかに依存していることは疑いのない真実です。もちろんその価値が顧客にとって掛け替えのないものであればあるほど、希少性の高いものであればあるほど、その交換価値も高くなるのは当然であります。
こうした製品やサービスを供給し続け、その経済的組織体を維持していくための条件は、企業規模とはまったく無関係でありますし、また市場シェアの大きさともまったく無関係です。まして価格の安さや製造・販売コストの低さともまったく無関係であります。そこで重要なのは顧客に喜んでもらい、顧客に永久に指示され続けるような商品価値を提供できる能力の存在だけなのではないでしょうか。企業人であれ主婦や子供であれ、すべてが消費者であり、その人生において自らの商品購買の歴史を振り返ってみれば、長年愛
顧し続けてきた製品やお店、あるいはサービスなどの理由を考えてみるだけで、その理由は十分に理解できるところなのではないでしょうか。
そして実はこのようなビジネス企業体を成立させ続ける上で、大企業よりもはるかに中小企業の方が適していることは言うまでもないでしょう。現代のような一歩先の環境がどのように変化するのか見えない時代であればあるほど、どのように旗風が変わろうとも、迅速に的確にそれに適合するような企業運営が可能となるのは、大規模投資に基づくような経営とは無関係の中小企業だからこその利点であると思います。
今回の講座では現代中小企業経営において、未来を先取りしながら未来の存在を必然にしていくための知恵、特に、そのための経営戦略のポイントをどのように据えていけばよいのか、そのための財務戦略をどのように捉えていけばよいのかについて学んでいくことにしたいと思います。また企業からは、本郷の和菓子屋から今日という未来に向けて事業展開をされてきた新宿中村屋様にご登場していただくことになりました。未来戦略を明治時代の創業期から現実化してきた新宿中村屋の、中小企業としての基本理念の具体化をどのように歴史的に果たされてきたのか、そしてこれからの中村屋百年の計をどのように考えておられるのかなどを伺っていきたいと思います。
(大友純)
【特記事項】
ごあいさつ ー寄付講座開設にあたってー
当社の創業100周年を機に平成14年より開催しております本講座は、
中小企業経営者のみなさまに、経営・ビジネスに関する知識・スキルの習得
の場を提供することで、企業の継続発展を応援していきたいという当社の
想いをお伝えする取組みのひとつとして実施してまいりました。
これまでに受講されたみなさまからは大変ご好評いただいており、明治
大学様では通算12回目の開催となります。
未来に向けてこれからも中小企業のみなさまとともに歩んでいくために、
この講座をひとりでも多くの方にお役立ていただけるよう努力してまいり
ますので、お誘い合わせのうえご受講いただければ幸甚でございます。
※12/7( 土)の講座終了後に懇親会を行います(会費無料)。
【講義概要】
第1回 11月30日(土) TKC全国会派遣講師(予定)
第2回 11月30日(土) 碓氷 悟史 亜細亜大学名誉教授 公認会計士
第3回 12月 7日(土) 坂本 恒夫 明治大学経営学部教授
第4回 12月 7日(土) 吉岡 修一 株式会社中村屋 監査役
備考
【教材】
講座初回にお渡しします。
講座初回にお渡しします。
講師陣
名前 | 大友 純 |
---|---|
肩書き | 明治大学商学部教授 |
プロフィール | 明治大学大学院商学研究科博士後期課程退学。専門はマーケティング戦略論、広告論。食品・化学・自動車・機械メーカーや小売店等の大手企業で経営実務・マーケティング戦略の研修指導を数多く手がける他、中小企業経営、地域商業活性化に関する指導も続けている。明治大学専門職大学院グローバル・ビジネス研究科兼担教授。 |
名前 | 坂本 恒夫 |
---|---|
肩書き | 明治大学経営学部教授 |
プロフィール | 経営学博士。ニュー・サウスウェールズ大学、レディング大学客員研究員等を経て現職。日本経営財務研究会会長、日本経営分析学会会長などを歴任。日本中小企業・ベンチャービジネスコンソーシアム、企業集団研究会、中小企業経営・財務研究会など経営実務に関する研究会を多数主宰。『経営分析の方法』『企業集団経営論』他、著書多数。 |
名前 | 碓氷 悟史 |
---|---|
肩書き | きもの経営大学校学長・亜細亜大学名誉教授、公認会計士 |
プロフィール | 明治大学大学院商学研究科博士課程修了。大学院・大学校で教鞭をとるかたわら会計戦略コンサルタントとして実務界で活躍、また経営者向けや会社研修などでの数多くの講演は、親切丁寧で分かりやすいと定評がある。著書に「日産のV字回復を会計で読む」「決算書の超かんたんな読み方」(以上、中経出版)、「アカウンタビリティ入門」「ROE不用論」(以上、中央経済社)等48冊あり。 |
名前 | 吉岡 修一 |
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肩書き | 株式会社中村屋CSR推進室長 |
プロフィール | 1953年東京生まれ。成蹊大学卒業。和菓子、インドカレー、中華まんの老舗得である株式会社中村屋に1977年入社し、営業、販売促進、商品開発を経て広報室に勤務。主に社史の調査・研究を担当し、創業100余年で培われた中村屋の食・文化を社内外に伝えている。 |
名前 | TKC全国会からの派遣講師(予定) |
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肩書き | - |
プロフィール | - |