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講座詳細情報

申し込み締切日:2013-04-30 / 経営全般:その他教養:心理 / 学内講座コード:13110017

植物工場  農業ビジネス展開のための新しいアプローチ

主催:明治大学リバティアカデミー明治大学リバティアカデミー 駿河台キャンパス(東京都)]
問合せ先:明治大学リバティアカデミー事務局 TEL:03-3296-4423
開催日
5月 8日(水)、 5月15日(水)、 5月22日(水)、 5月29日(水)、 6月 5日(水)、 6月12日(水)、 6月19日(水)、 6月26日(水)
講座回数
8回
時間
19:00~20:30
講座区分
前期 
入学金
3,000円
受講料
36,000円
定員
30
補足
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※この講座の申し込みは既に締め切りました。

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講座詳細

【講師からのメッセージ】
近年、食の安心・安全、また食料確保に対する不安の声が上がっています。農業は個人・企業が新ビジネス開拓として最後のフロンティアと捉えられていますが、参入は容易ではないのが現状です。
2011年春「明治大学植物工場基盤技術研究センター」が経産省事業の一環として本学に設置されました。植物工場は「野菜類の工場的生産」の場であり、脱天候依存、また都会でも実施できる新しい農業生産形態です。
本セミナーでは、植物工場事業化・経営に興味のある方、また植物工場の技術要素をビジネスの対象としてお考えの方などに、植物工場に必要な(新)技術、経営ノウハウ、販売戦略などを扱います。


【講座のポイント】
新産業としての「植物工場ビジネス」を技術開発研究および社会科学的研究からわかりやすく説明し、実際に経営・事業化するためにメリットだけでなくリスク・課題などを紹介していきます。


【講義概要】
第1回 5月 8日(水) フードシステムとしての植物工場 - 課題 展望 -
食料生産から消費までを一連のシステムで捉えることをフードシステムといいます。植物工場は農業の新しい形態であるとともに、その生産物は新しい付加価値を持っています。植物工場は食料生産の救世主となりえるのでしょうか、また、消費者に受け入れられるのでしょうか。植物工場のこれまでの経緯を踏まえ、現状、将来についてフードシステムの観点から考えます。

第2回 5月15日(水) 完全人工光型植物工場の概要
完全人工光型植物工場の基本的な構成要素と現状を概説します。

第3回 5月22日(水) 植物工場での光熱制御と培養液処方
太陽光利用型および閉鎖型植物工場における光の制御方法と培養液調整法について概説します。

第4回 5月29日(水) 植物工場における風力エネルギーの利用
都市型風力発電に利用できる小型風力発電用風車について解説し、実際に植物工場に導入した 小型風力発電装置及び実証試験の概要を紹介します。

第5回 6月 5日(水) 植物工場に求められる光源の開発
植物工場用光源の特性と、各種光源の特徴を紹介し、問題点を明らかにします。
また、その解決策と将来展望について議論します。

第6回 6月12日(水) 植物工場のビジネス戦略
日本、オランダ、アメリカなどの植物工場の事例を取り上げながら、植物工場ビジネスの現状と課題について考えたいと思います。

第7回 6月19日(水) 植物工場に必要な販売戦略・マーケティング手法
技術の価値は市場(顧客=消費者)側から見ることによって決まります。
マーケティングの観点から市場価値の創造手法を一緒に考えてみましょう。

第8回 6月26日(水) 生田植物工場見学
生田キャンパスで実施します。実際に植物工場センターを見学し、これまでの講義内容のまとめをします。

備考

【教材】
レジュメ資料

講師陣

名前 池田 敬
肩書き 明治大学農学部専任准教授 博士(農学)
プロフィール 2006年より現職。前職では農林水産省の研究所で、生産現場で役立つ、使ってもらえる技術開発を心がけた研究を行ってきた。現在は、農商工連携モデルを基盤とした植物工場研究・省力省エネルギー化をめざした都市近郊型農業生産システムの研究開発を行っている。
兼・明治大学植物工場基盤技術研究センター長。
名前 廣政 幸生
肩書き 明治大学農学部教授・農学博士
プロフィール 北海道大学大学院農学研究科修了。専門は、環境経済論、フードシステム論。農業・農村の多面的機能を活用した農村開発のあり方と評価、循環型社会における生物系廃棄物を利用したフードシステムの社会・経済条件等の研究を進めている。明治大学地域連携研究センター副センター長。
名前 中林 和重
肩書き 明治大学農学部農芸化学科准教授 博士(農学)
プロフィール 明治大学農学部農芸化学科准教授。植物環境制御学研究室で太陽光利用型および閉鎖型植物工場の実用化および普及に関する研究を続けている。特に屋外ハウスでの固形培地(サンゴ砂)を用いた養液栽培を得意としている。元植物工場学会評議員、現在生態工学会理事。
名前 小島 昇
肩書き 明治大学研究・知財戦略機構客員研究員 博士(工学)
プロフィール 元明治大学理工学部教授。研究内容は、環境に優しいクリーンで再生可能な自然エネルギーを利用した風力発電を目標に、風車製作コストが低価格で静音性に優れた都市部で風力発電が可能な独立電源型の「都市型風力発電システム」の実用化の研究を行っている。
名前 三浦 登
肩書き 明治大学理工学部准教授・ 博士(工学)
プロフィール 専門は、光物性・光デバイス、電子材料。特に、光機能性薄膜を用いた電子デバイスの研究に取組んできた。近年は、エレクトロルミネッセンス素子を用いたフラットパネルディスプレイ用の材料・デバイス開発、照明用光源や太陽電池などの薄膜光ー電気変換素子について研究を行っている。
名前 坂本 恒夫
肩書き 明治大学経営学部教授
プロフィール 経営学博士。ニュー・サウスウェールズ大学、レディング大学客員研究員等を経て現職。日本経営財務研究会会長、日本経営分析学会会長などを歴任。日本中小企業・ベンチャービジネスコンソーシアム、企業集団研究会、中小企業経営・財務研究会など経営実務に関する研究会を多数主宰。『経営分析の方法』『企業集団経営論』他、著書多数。
名前 大友 純
肩書き 明治大学商学部教授
プロフィール 明治大学大学院商学研究科博士後期課程退学。専門はマーケティング戦略論、広告論。食品・化学・自動車・機械メーカーや小売店等の大手企業で経営実務・マーケティング戦略の研修指導を数多く手がける他、中小企業経営、地域商業活性化に関する指導も続けている。明治大学専門職大学院グローバル・ビジネス研究科兼担教授。
名前 齋藤 岳士
肩書き 明治大学研究・知財戦略機構特任講師
プロフィール 筑波大学大学院生命環境科学研究科修了。2012年4月より、明治大学研究・知財戦略機構特任講師。専門は蔬菜園芸学。これまでの研究は、トマト果実の高品質化のために糖や機能性物質の蓄積を促進させる栽培法の開発やそのメカニズムの解明を行ってきた。
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