大学公開講座のセカンドアカデミー

【講座趣旨】
事例を通した戦略的企業経営の分析に関しては、経営学的アプローチもしくは会計学的アプローチのいずれかに限定されることが多いのが一般的ですが、本講座では、戦略的企業経営の事例について、経営学的分析と会計学的分析の双方向からの接近を行うことで、より動態的な企業経営の分析を可能とします。
受講にあたっての制約条件はいっさいありません。社会人、学生をはじめとする広く多くの方々の参加をお待ちしています。

【特記事項】
【講座のポイント】
経営と会計は“くるまの両輪”のような関係にあり、いずれを無くして企業は存在しえません。
経営と会計の二つの視点からの分析により、リアルな企業経営の実態に迫ります。

※ 法人会員料金とは、「リバティアカデミー法人会員」にご入会いただいている企業の方の料金です。
法人会員につきましては、ホームページトップページ上部の、インフォーメーションをご覧ください。

【講義概要】
第1回 11月 7日(水) 現代企業に見る戦略的経営 ー経営戦略の概念と系譜ー
現代企業の戦略的経営の根底にある経営戦略とその思考方法の解説します。

第2回 11月14日(水) 経営アプローチから見た航空業界(1)
最近注目のLCC(格安航空会社)の経営の秘密を明らかにします。

第3回 11月21日(水) 経営アプローチから見た航空業界(2)
LCCは従来の航空会社と競争戦略が異なります。LCCの戦略が財務指標に与える影響について解説します。

第4回 11月28日(水) 会計アプローチから見たアパレル企業分析(1)
代表的なアパレル企業の経営の実態と課題について迫ります。

第5回 12月 5日(水) 会計アプローチから見たアパレル企業分析(2)
ユニクロを中心にH&M・GAP・ZARAなど、アパレル業界の動向を会計学的に分析します。

第6回 12月12日(水) 複眼的視点から見る企業経営
経営ならびに会計の二つの視点から企業経営の実態をとらえることの大切さを明らかにします。

【教材】
レジュメ資料

名前	吉村 孝司
肩書き	明治大学専門職大学院会計専門職研究科教授・博士(経営学)
プロフィール	経営戦略論・経営管理論・イノベーション論が主たる研究領域。最近の研究課題は、企業が保有する企業遺伝子の生成と継承過程に関する研究を行っている。

名前	宮島 裕
肩書き	共栄大学客員教員、明治大学専門職大学院会計専門職研究科教育補助講師
プロフィール	経営管理論、組織行動論、管理会計論。「自律的キャリアと組織活性化の関係」をテーマに研究。

名前	松本 徹
肩書き	専修大学大学院助手、明治大学専門職大学院会計専門職研究科教育補助講師
プロフィール	財務会計論を主たる研究領域とし、現在は実践的会計の研究を行っている。