講座詳細情報
申し込み締切日:2011-10-18 / 経営全般:起業 / 学内講座コード:11210030
NPO法人の経営学 社会起業家が語る課題解決とその実践 ~したたかで逞しく元気なNPOを紹介します!~
- 開催日
- 10月25日(火)、11月 8日(火)、11月15日(火)、11月22日(火)、11月29日(火)、12月 6日(火)、12月13日(火)、12月20日(火)
- 講座回数
- 8回
- 時間
- 19:00~20:30
- 講座区分
- 後期
- 入学金
- 3,000円
- 受講料
- 26,000円
- 定員
- 30
- 補足
※この講座の申し込みは既に締め切りました。
関連講座
講座詳細
【講座趣旨】
NPO(特定非営利活動)は、ボランティアのマンパワーだけで組織は成り立ちません。安定した活動を行うことも出来ません。活動を継続するには巧みな経営と一定の収入をあげる財政基盤の確立が不可欠です。NPO=ボランティアが善ともいえないようです。
各NPO団体のミッションは異なるとはいえ、法人を運営することにかわりありません。全国で42,000を超えたNPO法人は、設立したものの継続のための運営、ミッションの達成等に苦慮しています。
多くのNPOが抱えている課題である、NPO法人継続のための経営方法と、運営手法について、実際にNPO関連の仕事に就いている実践者達が、NPO経営に関するノウハウを具体的に解説します。バラエティに富んでいるケーススタディ講座で、NPOについて学習してください。
【講義概要】
第1回 10月25日(火) ○NPO活動の実践と教育-NPO活動を盛り上げる
○事例1.NPO法人ビジネスネットワーク・ジャパン
○自己実現の場ともいえるNPO、そのNPO法人をスムーズに運営するために必要な定款内容と認証等現状について、及び平成23年6月に成立したNPO法改正の概略について解説する。またNPO活動を活性化し盛り上げる方法について事例を交えて紹介する。
○NPO支援が主な目的。中小企業・SOHO事業者・個人事業者の支援も行っている。これらの活動は、税理士・CPA・経営士・社労士・産業カウンセラー・キャリアカウンセラー・臨床心理士・NPOコンサルタント等専門家の会員による。
第2回 11月 8日(火) 事例2.認定NPO法人 スペシャルオリンピックス日本・東京
知的発達障害者に各種スポーツを提供する世界的なNPO組織の事例を紹介する。寄付金の種類や国際比較についても解説する。また、実際に携わった認定NPO法人取得のための要件について講義する。平成23年6月に成立したNPO法改正のうち、特に認定NPO法人の認定要件の緩和等についても解説する。
第3回 11月15日(火) 事例3.【フィールドワーク 】認定NPO法人 日本グッド・トイ委員会
2008年4月、「東京おもちゃ美術館」を四谷の廃校になった小学校跡に移転。建設時の資金調達方法及びNPO法人ならではの運営手法を事例により紹介する。当日は、東京おもちゃ美術館でのフィールドワークです。(現地集合・現地解散)
第4回 11月22日(火) ○事例4.NPO法人 安全環境システム
○事例5.NPO法人 LIVING IN PEACE
○平成22年5月の総会で極端に減少した会員の増強に成功し、解散を食止めた。理念として“強調、創意、社会貢献”を提示し、“労働安全衛生リスクアセスメント”の出版を事業活動の第1弾として取り組んでいる。その現状を紹介する。
○海外向けマイクロファイナンス・ファンドの企画や調査、国内の児童養護施設への資金支援を行うNPO法人LIVING IN PEACEについて、そのミッションと事業の発展、組織運営上の特徴を紹介する。
第5回 11月29日(火) ○事例6.NPO法人 西会津国際芸術村
過疎化が進む地方町村から業務を委託され、廃校になった木造校舎を利用した「アーチスト・イン・レジデンツ」の事業運営を解説。また、「芸術」をツールに町の活性化、森林再生・休耕田再生・グリーンツーリズムの助勢等について紹介する。
第6回 12月 6日(火) ○事例7.NPO法人 わかみやクラブ
○事例8.NPO法人 若者就職支援協会
○必要とされるNPOへ!障害のある中高生の放課後クラブ「NPO法人わかみやクラブ」設立の経緯とミッション、組織の特徴及びこれからの課題などを実例に基づきわかりやすく説明する。
○専従者がいなくても成り立つNPO法人運営について紹介する。定職、隙間時間、労働力寄付、フラット組織、自律した個の連携というキーワードから、専従者無NPO運営について紐解いていく。また、監事業務についても紹介する。
第7回 12月13日(火) ○事例9.NPO法人 宮崎文化本舗
○事例10.NPO法人 高齢社会の食と職を考えるチャンプルーの会
○かつて映画館が閉鎖された時、映画館運営をNPO法人の事業として始めた。文化活動・環境活動など、宮崎県のNPOを支援するNPOとしての中心的存在として活躍している。宮崎のネットワークを駆使した様々なNPO活動を紹介する。
○東京郊外立川市の団地商店街で、コミュニティレストラン「レストランサラ」、介護保険事業の「デーサービスサラ」、子育て支援や講習会など多様な活動の場「ひろばサラ」の3つの事業を展開。地域に密着し着実に運営している事業に学ぶ。
第8回 12月20日(火) なぜ、いまNPOか
「排除の論理から参加の論理へ」「株主価値経営と世界的仕組みの欠如」「ボランティアの制度化・組織化」「NPO運営の課題」「NPOの現状とこれから」など、経営学の見地から講義する。また、関与しているNPOの事例を紹介する。
NPO(特定非営利活動)は、ボランティアのマンパワーだけで組織は成り立ちません。安定した活動を行うことも出来ません。活動を継続するには巧みな経営と一定の収入をあげる財政基盤の確立が不可欠です。NPO=ボランティアが善ともいえないようです。
各NPO団体のミッションは異なるとはいえ、法人を運営することにかわりありません。全国で42,000を超えたNPO法人は、設立したものの継続のための運営、ミッションの達成等に苦慮しています。
多くのNPOが抱えている課題である、NPO法人継続のための経営方法と、運営手法について、実際にNPO関連の仕事に就いている実践者達が、NPO経営に関するノウハウを具体的に解説します。バラエティに富んでいるケーススタディ講座で、NPOについて学習してください。
【講義概要】
第1回 10月25日(火) ○NPO活動の実践と教育-NPO活動を盛り上げる
○事例1.NPO法人ビジネスネットワーク・ジャパン
○自己実現の場ともいえるNPO、そのNPO法人をスムーズに運営するために必要な定款内容と認証等現状について、及び平成23年6月に成立したNPO法改正の概略について解説する。またNPO活動を活性化し盛り上げる方法について事例を交えて紹介する。
○NPO支援が主な目的。中小企業・SOHO事業者・個人事業者の支援も行っている。これらの活動は、税理士・CPA・経営士・社労士・産業カウンセラー・キャリアカウンセラー・臨床心理士・NPOコンサルタント等専門家の会員による。
第2回 11月 8日(火) 事例2.認定NPO法人 スペシャルオリンピックス日本・東京
知的発達障害者に各種スポーツを提供する世界的なNPO組織の事例を紹介する。寄付金の種類や国際比較についても解説する。また、実際に携わった認定NPO法人取得のための要件について講義する。平成23年6月に成立したNPO法改正のうち、特に認定NPO法人の認定要件の緩和等についても解説する。
第3回 11月15日(火) 事例3.【フィールドワーク 】認定NPO法人 日本グッド・トイ委員会
2008年4月、「東京おもちゃ美術館」を四谷の廃校になった小学校跡に移転。建設時の資金調達方法及びNPO法人ならではの運営手法を事例により紹介する。当日は、東京おもちゃ美術館でのフィールドワークです。(現地集合・現地解散)
第4回 11月22日(火) ○事例4.NPO法人 安全環境システム
○事例5.NPO法人 LIVING IN PEACE
○平成22年5月の総会で極端に減少した会員の増強に成功し、解散を食止めた。理念として“強調、創意、社会貢献”を提示し、“労働安全衛生リスクアセスメント”の出版を事業活動の第1弾として取り組んでいる。その現状を紹介する。
○海外向けマイクロファイナンス・ファンドの企画や調査、国内の児童養護施設への資金支援を行うNPO法人LIVING IN PEACEについて、そのミッションと事業の発展、組織運営上の特徴を紹介する。
第5回 11月29日(火) ○事例6.NPO法人 西会津国際芸術村
過疎化が進む地方町村から業務を委託され、廃校になった木造校舎を利用した「アーチスト・イン・レジデンツ」の事業運営を解説。また、「芸術」をツールに町の活性化、森林再生・休耕田再生・グリーンツーリズムの助勢等について紹介する。
第6回 12月 6日(火) ○事例7.NPO法人 わかみやクラブ
○事例8.NPO法人 若者就職支援協会
○必要とされるNPOへ!障害のある中高生の放課後クラブ「NPO法人わかみやクラブ」設立の経緯とミッション、組織の特徴及びこれからの課題などを実例に基づきわかりやすく説明する。
○専従者がいなくても成り立つNPO法人運営について紹介する。定職、隙間時間、労働力寄付、フラット組織、自律した個の連携というキーワードから、専従者無NPO運営について紐解いていく。また、監事業務についても紹介する。
第7回 12月13日(火) ○事例9.NPO法人 宮崎文化本舗
○事例10.NPO法人 高齢社会の食と職を考えるチャンプルーの会
○かつて映画館が閉鎖された時、映画館運営をNPO法人の事業として始めた。文化活動・環境活動など、宮崎県のNPOを支援するNPOとしての中心的存在として活躍している。宮崎のネットワークを駆使した様々なNPO活動を紹介する。
○東京郊外立川市の団地商店街で、コミュニティレストラン「レストランサラ」、介護保険事業の「デーサービスサラ」、子育て支援や講習会など多様な活動の場「ひろばサラ」の3つの事業を展開。地域に密着し着実に運営している事業に学ぶ。
第8回 12月20日(火) なぜ、いまNPOか
「排除の論理から参加の論理へ」「株主価値経営と世界的仕組みの欠如」「ボランティアの制度化・組織化」「NPO運営の課題」「NPOの現状とこれから」など、経営学の見地から講義する。また、関与しているNPOの事例を紹介する。
備考
【講座をお薦めする方】
・NPO法人を運営している方、認証間近の方、設立を検討している方
・行政のNPO関連、企業の社会貢献部署を担当している方
・NPO法人以外の公益法人、普通法人、個人事業者の方など経営に興味のある方
・NPOに興味のある、団塊世代・社会人・主婦・学生の方々
【教材】
オリジナルレジュメ
・NPO法人を運営している方、認証間近の方、設立を検討している方
・行政のNPO関連、企業の社会貢献部署を担当している方
・NPO法人以外の公益法人、普通法人、個人事業者の方など経営に興味のある方
・NPOに興味のある、団塊世代・社会人・主婦・学生の方々
【教材】
オリジナルレジュメ
講師陣
名前 | 坂本 恒夫 |
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肩書き | 明治大学副学長・経営学部教授 |
プロフィール | 経営学博士。ニュー・サウスウェールズ大学、レディング大学客員研究員等を経て現職。日本経営財務研究会会長、日本経営分析学会会長などを歴任。中小企業・ベンチャービジネスコンソーシアム、企業集団研究会、中小企業経営・財務研究会など経営実務に関する研究会を多数主宰。『経営分析の方法』『企業集団経営論』他、著書多数。 |
名前 | 多田 千尋 |
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肩書き | (認定特活)日本グッド・トイ委員会理事長、東京おもちゃ美術館館長 |
プロフィール | 明治大学法学部卒業後、モスクワ大学系属プーシキン大学留学。現在は子どもの福祉文化論及び世代間交流の実践・研究、新時代の子育て支援、環境と福祉の共生などに取り組む。「遊びが育てる世代間交流」「動くおもちゃ工作」他、著書多数。芸術教育研究所所長、高齢者アクティビティ開発センター代表。 |
名前 | 丹野 安子 |
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肩書き | (特活)ビジネスネットワーク・ジャパン代表理事 |
プロフィール | 中小企業・ベンチャービジネスコンソーシアム理事。会計事務所、ベンチャー企業で財務部門を担当後、明治大学起業家ベンチャービジネス養成研修を転機にNPO法人を設立。行政と協働してセミナーの企画・開催及び事業活動に取り組んでいる。坂本恒夫・丹野安子編著『図解NPO経営の仕組みと実践』(税務経理協会)2009年12月1日刊行。 |
名前 | 山根 眞知子 |
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肩書き | (特活)NPO事業サポートセンター常勤理事 |
プロフィール | 生活協同組合東京マイコープ理事長、財団法人消費生活研究所研究員を経て、現在(特活)EDGE理事、(特活)シニアメイト副理事長、(特活)介護者のサポートネットワークアラジン理事、21世紀コープ研究センター客員研究員、生活協同組合東京マイコープ顧問。NPO支援に従事し、現在に至る。 |
名前 | 峰岸 和弘 |
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肩書き | (認定特活)スペシャルオリンピックス日本・東京理事 |
プロフィール | 中央大学文学部卒業後、ジャーナリストとしてベンチャー企業を中心に取材、執筆活動を続ける。2002年より、知的発達障害者に各種スポーツプログラムを提供する世界的なボランティア団体に参加。2005年より事務局長として、認定NPO法人化に携わるなど、組織運営に従事する。 |
名前 | 安藤 寿美子 |
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肩書き | (特活)西会津国際芸術村理事長 |
プロフィール | 神戸市出身。学習院女子中・高等科、短期大学卒。1972年渡独。ミュンヘン大学付属校ドイツ語科2年終了。1992年より主婦業の傍ら、東京世田谷等々力で「ギャラリー space S」主催。2004年、福島県西会津町自治体との共同事業「NPO西会津国際芸術村」が発足し、理事長に就任。 |
名前 | 岡 四郎 |
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肩書き | (特活)安全環境システム理事長 |
プロフィール | 群馬大学工学部卒業後、三菱化学(株)に入社。品質管理、起業予算審査、環境分析センター、臨床検査の部署を経て退社後はISO(国際規格)の審査(品質、環境、労働安全衛生、食品安全等)に従事した後現職。保有資格は労働安全衛生コンサルタント、ISO主任審査員、環境計量士など。 |
名前 | 趙 丹 |
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肩書き | 朝鮮大学校経営学部助教,常磐大学非常勤講師 |
プロフィール | 中小企業・ベンチャービジネスコンソーシアム理事。財務管理論、企業論、経営戦略論、NPO経営を専攻。明治大学大学院博士前期課程単位取得中退。共著に、中小企業・ベンチャービジネスコンソーシアム『スモールビジネス・ハンドブック』(BKC)など。 |
名前 | 小林 隆一 |
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肩書き | NPO法人わかみやクラブ副理事長、障害児地域生活支援事業わかみやクラブ主任指導員 |
プロフィール | 東京農業大学農学部卒業後、知的障害児の治療教育現場に従事。現在NPO法人わかみやクラブ主任指導員・サービス管理責任者として勤務する傍ら、リトミック指導員としての活動も展開。中野区食育マスコットキャラクター「うさごはん」、中野区清掃労働局「ナカノンジャー」等のテーマソングも制作。 |
名前 | 黒沢 一樹 |
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肩書き | (特活)若者就職支援協会 理事長 |
プロフィール | 最終学歴中学校卒業。複雑な家庭環境、資格取得経験、50社にせまる転職経験を活かし、NPO法人を設立。現在、ベンチャー企業の経理業務に従事しながら同法人の理事長として活動を行う。また、低学歴者への自律支援に力を入れ始めている。朝日新聞、AERA他、掲載多数。 |