大学公開講座のセカンドアカデミー

【講座趣旨】
「売れて儲かる新商品」を開発する仕組みを説明し、ツールの紹介で実践に繋がる、商品開発力の向上を図ることを目的にします。
日本は東日本大震災では大きなダメージを受けましたが、復興を現実のものとするためには、日本発で世界に通用する新たな機能を持つ商品の開発を通して、日本の技術・ノウハウが世界の発展に寄与・貢献できることを多くの事例で証明して見せることが大切であると考えます。
講義では、成功事例を紹介しながら、どのようにして新商品開発の仕組みを作り、いかにその仕組みを管理、運営するかについて解説します。具体例では、ヒット商品を取り上げ、実際の有益な開発プロセスを紹介します。さらに、新商品が儲かるようにするため、全体を管理する原価企画活動について理論的かつ実践的に、ツールの具体例の紹介を含めて説明します。
事例を多く取り入れ、わかりやすく、かつ質疑を通して実践に役立つ情報、ノウハウの共有を図り、実務に応用できるように工夫されたプログラムです。

【講義概要】
第1回 11月 5日(土) 新商品企画の考え方・進め方
第2回 11月 5日(土) 開発設計段階の原価と利益のつくり込み管理
第3回 11月12日(土) 原価の創り込み活動の管理
第4回 11月12日(土) 原価低減の効果的進め方
第5回 11月19日(土) 日産V字回復の原動力になったコストエンジニアリング活動
第6回 11月19日(土) 短い開発期間でコストと性能・品質を同時につくり込む方法
第7回 11月26日(土) Only oneを創り出し、No.1に育てるにはどうすれば良いか
第8回 11月26日(土) 新商品の先行開発から設計・生産準備までの開発プロセスと管理

【講座をお薦めする方】
事業企画、営業企画、商品企画、製品開発、設計、資材調達、利益管理、原価管理等の業務に携わっている、若手の管理職、管理職候補者(技術系、事務系を問わず)の方

名前	崎 章浩
肩書き	明治大学経営学部教授
プロフィール	明治大学大学院経営学研究科博士後期課程単位取得。現在、日本管理会計学会常任理事。専門は管理会計、原価管理。編著に『管理会計-業績管理会計と意思決定会計-』『会計の戦略化』、他多数。明治大学で教鞭をとるかたわら、明治大学リバティアカデミーの東京都の大学等委託訓練講座や企業研修の講座の講師を務めている。

名前	田中 雅康
肩書き	目白大学大学院教授・東京理科大学名誉教授
プロフィール	中央大学大学院商学研究科修士課程修了。アメリカＶＥ協会Fellow.CVS、日本管理会計学会元会長。日本経営システム協会で40年以上にわたり「原価企画」の研究会（530回以上）を主宰し、また数十社に原価企画の導入指導。著書「ＶＥ（価値分析）」「原価企画の理論と実践」「利益戦略とＶＥ」など多数。

名前	増田 譲二
肩書き	ファルテック テクニカルアドバイザー、日産自動車元Vice President
プロフィール	－