講座詳細情報
申し込み締切日:2011-09-29 / 経営全般 / 学内講座コード:11210013
生き残る企業のコ・クリエーション戦略 ・・・従業員、顧客、取引先との共創が企業を強くする
- 開催日
- 10月 6日(木)、10月20日(木)、11月10日(木)、11月24日(木)、12月 8日(木)、12月22日(木)、 1月12日(木)、 1月26日(木)
- 講座回数
- 8回
- 時間
- 19:00~21:00
- 講座区分
- 後期
- 入学金
- 3,000円
- 受講料
- 30,000円
- 定員
- 15
- 補足
※この講座の申し込みは既に締め切りました。
関連講座
講座詳細
【講座趣旨】
講師からのメッセージ
従来の企業成長の原点は、企業が優れた製品・サービスを生みだし、それを必要としている顧客に届け、満足してもらうという発想に基づくものでした。もちろん、このような発想そのものに間違いはありませんが、企業が提供者、顧客はその受け手・受益者という構図の中では、顧客は、製品・サービスをお届けする対象ではあっても、共に生きるパートナーという発想に欠けるところがありました。
しかし、今日、企業と顧客との関係を大きく見直そうという動きが、実務および研究両面で現れてきております。顧客は自社製品およびサービスの利用者として豊富な知識と経験を有しています。これは、企業内部の人材が優れていても手にすることのできない資産の一つであります。別の見方をすれば、顧客は企業の提供している製品・サービスの価値実現のための欠かせないパートナーと言うことになります。
さらに、今日のインターネットと関連技術の発展により、顧客同士の経験や知識の共有、顧客からの企業への積極的な働きかけ、さらには、それを利用しようとする企業の動き等、企業と顧客の関係が大きく変化してきております。
今回の講義では、このような企業と顧客の新たな関係につき受講生の皆様と考えていきたいと思います。特に、顧客のとらえ方について皆様の発想をリニューアルしていただける機会になればと考えております。
講座で取り上げる著書は、ラマスワミとグイヤールの『生き残る企業のコ・クリエーション戦略』です。本著者達は、世界各国の企業に対して本書で主張されている「コ・クリエーション」の必要性を指導し、高く評価されているアメリカの学者と実務家です。本書は原著が2010年、翻訳書が2011年春に刊行されたものであり、中に紹介されている事例も最新のものです。
本書のテーマである「顧客の体験こそが、企業の価値創造の原動力」について、本書を読み進める中で、我が国あるいは受講生のご所属の企業に当てはめながら、その適応可能性と将来性に議論していきましょう。特に、マーケティングに関心を持つ皆様の積極的な参加を期待しております。
【特記事項】
講座のポイント
本講座は、 毎回数名が報告者となって該当部分の報告を行い、 関連する事例を紹介する中で、 講師と受講生で議論を進めるゼミナール方式です。
受話料には、書籍代も含まれていますので、講座初回に配布させていただきます。
テキスト
生き残る企業のコ・クリエーション戦略―ビジネスを成長させる「共同創造」とは何か
ラマスワミ・ベンカト グイヤール・フランシス【著】
尾崎 正弘 田畑 萬【監修】 山田 美明【訳】
徳間書店
目次
第一部 コ・クリエーション型企業こそが成長する(
第1章 成長の原動力は「コ・クリエーション」
第2章 参加型プラットフォームで感動体験を生む
第3章 アイデアのコ・クリエーションを行う方法
第4章 事業ネットワーク内の関係者とのコ・クリエーション
第5章 社会的生態系を形成する
第6章 参加型プラットフォームを進化させる
第二部 経営のコ・クリエーション
第7章 コ・クリエーションで企業を改革する
第8章 経営者たちの新しい意思決定の方法
第9章 ビジネスのやり方を双方向から変える
第10章 戦略プロセスを開放する
第11章 制度改革のコ・クリエーション
講師からのメッセージ
従来の企業成長の原点は、企業が優れた製品・サービスを生みだし、それを必要としている顧客に届け、満足してもらうという発想に基づくものでした。もちろん、このような発想そのものに間違いはありませんが、企業が提供者、顧客はその受け手・受益者という構図の中では、顧客は、製品・サービスをお届けする対象ではあっても、共に生きるパートナーという発想に欠けるところがありました。
しかし、今日、企業と顧客との関係を大きく見直そうという動きが、実務および研究両面で現れてきております。顧客は自社製品およびサービスの利用者として豊富な知識と経験を有しています。これは、企業内部の人材が優れていても手にすることのできない資産の一つであります。別の見方をすれば、顧客は企業の提供している製品・サービスの価値実現のための欠かせないパートナーと言うことになります。
さらに、今日のインターネットと関連技術の発展により、顧客同士の経験や知識の共有、顧客からの企業への積極的な働きかけ、さらには、それを利用しようとする企業の動き等、企業と顧客の関係が大きく変化してきております。
今回の講義では、このような企業と顧客の新たな関係につき受講生の皆様と考えていきたいと思います。特に、顧客のとらえ方について皆様の発想をリニューアルしていただける機会になればと考えております。
講座で取り上げる著書は、ラマスワミとグイヤールの『生き残る企業のコ・クリエーション戦略』です。本著者達は、世界各国の企業に対して本書で主張されている「コ・クリエーション」の必要性を指導し、高く評価されているアメリカの学者と実務家です。本書は原著が2010年、翻訳書が2011年春に刊行されたものであり、中に紹介されている事例も最新のものです。
本書のテーマである「顧客の体験こそが、企業の価値創造の原動力」について、本書を読み進める中で、我が国あるいは受講生のご所属の企業に当てはめながら、その適応可能性と将来性に議論していきましょう。特に、マーケティングに関心を持つ皆様の積極的な参加を期待しております。
【特記事項】
講座のポイント
本講座は、 毎回数名が報告者となって該当部分の報告を行い、 関連する事例を紹介する中で、 講師と受講生で議論を進めるゼミナール方式です。
受話料には、書籍代も含まれていますので、講座初回に配布させていただきます。
テキスト
生き残る企業のコ・クリエーション戦略―ビジネスを成長させる「共同創造」とは何か
ラマスワミ・ベンカト グイヤール・フランシス【著】
尾崎 正弘 田畑 萬【監修】 山田 美明【訳】
徳間書店
目次
第一部 コ・クリエーション型企業こそが成長する(
第1章 成長の原動力は「コ・クリエーション」
第2章 参加型プラットフォームで感動体験を生む
第3章 アイデアのコ・クリエーションを行う方法
第4章 事業ネットワーク内の関係者とのコ・クリエーション
第5章 社会的生態系を形成する
第6章 参加型プラットフォームを進化させる
第二部 経営のコ・クリエーション
第7章 コ・クリエーションで企業を改革する
第8章 経営者たちの新しい意思決定の方法
第9章 ビジネスのやり方を双方向から変える
第10章 戦略プロセスを開放する
第11章 制度改革のコ・クリエーション
備考
【講座をお薦めする方】
企業で顧客と接点を持ちながら仕事をされている方はもちろんですが、製品開発、広告、消費者相談窓口、さらには公的機関で仕事をされている方など、あらゆる種類の業界の方に参加していただきたいと思います。
マーケティングや消費者対応に関する専門知識は、必要ありません。むしろ本講座をつうじてそれらの知識、 考え方を向上させたいと思われる方におすすめしたい講座です
【教材】
生き残る企業のコ・クリエーション戦略―ビジネスを成長させる「共同創造」とは何か
ラマスワミ,ベンカト グイヤール,フランシス【著】
尾崎 正弘 田畑 萬【監修】 山田 美明【訳】
徳間書店
企業で顧客と接点を持ちながら仕事をされている方はもちろんですが、製品開発、広告、消費者相談窓口、さらには公的機関で仕事をされている方など、あらゆる種類の業界の方に参加していただきたいと思います。
マーケティングや消費者対応に関する専門知識は、必要ありません。むしろ本講座をつうじてそれらの知識、 考え方を向上させたいと思われる方におすすめしたい講座です
【教材】
生き残る企業のコ・クリエーション戦略―ビジネスを成長させる「共同創造」とは何か
ラマスワミ,ベンカト グイヤール,フランシス【著】
尾崎 正弘 田畑 萬【監修】 山田 美明【訳】
徳間書店
講師陣
名前 | 井上 崇通 |
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肩書き | 明治大学商学部教授 |
プロフィール | 専門はマーケティング戦略論、消費者行動論等。「戦略的マーケティング」及び「消費者行動研究の文化論的アプローチ」をテーマに研究。主著に「マーケティング戦略と診断」(同友館)等。企業研修指導・研究会講師、各種資格試験出題委員など実務指導においても幅広く活躍している。 |