講座詳細情報
申し込み締切日:2011-05-04 / 経営全般:法務 / 学内講座コード:11110004
ケーススタディ 実践 会社経営と人事労務 社会保険労務士総合研究機構協力講座─経営統合と労務コンプライアンス監査─
- 開催日
- 5月11日(水)、 5月18日(水)、 5月25日(水)、 6月 1日(水)、 6月 8日(水)、 6月15日(水)、 6月22日(水)、 6月29日(水)、 7月 6日(水)
- 講座回数
- 9回
- 時間
- 19:00~21:00
- 講座区分
- 前期
- 入学金
- 3,000円
- 受講料
- 32,000円
- 定員
- 40
- 補足
※この講座の申し込みは既に締め切りました。
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講座詳細
【講座趣旨】
未だ世界中の経済活動が萎縮する中、企業は生き残りをかけて経営活動をグローバル展開させています。国内においても企業経営を取り巻く環境は大きく変化しており、企業は合従・連携を進めています。企業再編が激しさを増している中で、企業はどのようにして社員の働く能力と意欲をどのように引き出し、信頼関係を築こうとしているのでしょうか。
現代の労働環境にあっては、潜在していた人事労務リスクは、いったん発生すれば多大な経営ダメージとなる危険性があります。たとえば、労基署の臨検、是正勧告に基づく時間外割増賃金等の遡及支払が単なる費用リスクにとどまらず、待遇や就業条件の不満に対する内部告発や法令違反企業名の公表など、ネットを介しての風評リスクの拡大とあいまって、膨大な事業損失となる可能性があります。
本講座における「労務コンプライアンス監査」とは、「法令の遵守」に限定するものではなく、「法令『等』の遵守」として、企業経営で遵守すべき人事労務に関する社内規程や社会規範を含めたルールにまで対象を広げたものとし、高まる企業内統治の再構築への足がかりとなることを構想しています。
講義では、企業経営者・管理者からの経営統合の事例紹介と、実務家からの「労務コンプライアンス監査」業務の解説に大学研究者による理論的解説を加え、企業を取巻く人事労務リスクを予防的にチェックすることが、健全な企業成長に資することをご案内していきます。
あらためて、企業経営における利益の源泉とは何か、会社と働く者との関係はどうあるべきか、会社と働く者はこの時代にどう向き合っていけばよいのかを見直す契機にして頂きたいと考えています。
【特記事項】
【関連書籍の紹介】
社労士総研 監修
石山隼人・大野実・山崎憲昭 共著
『経営労務監査の実務』
中央経済社、2009年
未だ世界中の経済活動が萎縮する中、企業は生き残りをかけて経営活動をグローバル展開させています。国内においても企業経営を取り巻く環境は大きく変化しており、企業は合従・連携を進めています。企業再編が激しさを増している中で、企業はどのようにして社員の働く能力と意欲をどのように引き出し、信頼関係を築こうとしているのでしょうか。
現代の労働環境にあっては、潜在していた人事労務リスクは、いったん発生すれば多大な経営ダメージとなる危険性があります。たとえば、労基署の臨検、是正勧告に基づく時間外割増賃金等の遡及支払が単なる費用リスクにとどまらず、待遇や就業条件の不満に対する内部告発や法令違反企業名の公表など、ネットを介しての風評リスクの拡大とあいまって、膨大な事業損失となる可能性があります。
本講座における「労務コンプライアンス監査」とは、「法令の遵守」に限定するものではなく、「法令『等』の遵守」として、企業経営で遵守すべき人事労務に関する社内規程や社会規範を含めたルールにまで対象を広げたものとし、高まる企業内統治の再構築への足がかりとなることを構想しています。
講義では、企業経営者・管理者からの経営統合の事例紹介と、実務家からの「労務コンプライアンス監査」業務の解説に大学研究者による理論的解説を加え、企業を取巻く人事労務リスクを予防的にチェックすることが、健全な企業成長に資することをご案内していきます。
あらためて、企業経営における利益の源泉とは何か、会社と働く者との関係はどうあるべきか、会社と働く者はこの時代にどう向き合っていけばよいのかを見直す契機にして頂きたいと考えています。
【特記事項】
【関連書籍の紹介】
社労士総研 監修
石山隼人・大野実・山崎憲昭 共著
『経営労務監査の実務』
中央経済社、2009年
備考
【講座をお薦めする方】
企業管理職の方、人事労務、内部監査ご担当の方、社会保険労務士等
【教材】
オリジナルレジュメ資料
企業管理職の方、人事労務、内部監査ご担当の方、社会保険労務士等
【教材】
オリジナルレジュメ資料
講師陣
名前 | 黒田 兼一 |
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肩書き | 明治大学経営学部教授 |
プロフィール | 明治大学大学院経営学研究科単位取得中退。専門は人事労務管理論。自動車産業を中心として、戦後日本の人事労務管理を研究。1992年から1年間イギリス、2002年から2年間をアメリカでそれぞれ滞在し、現地日系自動車企業の人事労務管理と労使関係を調査。現在は日本の人事労務管理の「いまとこれから」に焦点をあてた研究にとり組んでいる。 |
名前 | 浅香 博胡 |
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肩書き | NPTビジネスサポート株式会社 代表取締役社長 |
プロフィール | 1966年三洋商事株式会社(現日本紙通商株式会社)入社、総務部及び人事部を経験し、取締役管理本部副本部長を最後に2009年退任。この間6回の合併を経験し人事制度の改定や統合を行い、環境責任者としてISO14001の認証取得にも携わる。2009年からNPTビジネスサポート株式会社代表取締役社長。1995年から東京都社会保険労務士会理事。主な共著に東京都社会保険労務士会業務開発研究会編『人材を求め育て活かす』、『魅力ある会社作り』など。 |
名前 | 若島 司 |
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肩書き | コニカミノルタホールディングス(株) 人事部長 |
プロフィール | 1981年明治大学商学部卒、小西六写真工業(株)(現在、コニカミノルタホールディングス(株))入社、国内営業担当後、1986年英国駐在(販売会社、スタッフ部門)。海外規程の見直しがあり、海外駐在経験者ということで1989年本社人事部(海外人事担当)に異動。その後は一貫して人事関連部門で、製造・開発拠点の人事、国内販売会社の人事総務、本社にて人事、労政業務を経験。2003年の経営統合において人事関連課題を担当。2009年4月より現職。 |
名前 | 野田 好伸 |
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肩書き | 社会保険労務士 |
プロフィール | 神奈川大学法学部卒。大学卒業後、社会保険労務士法人ユアサイドにて約6年間勤務し社会保険労務士としての基本や実務を身に付ける。その後、社会保険労務士法人大野事務所に転職し、現在、同法人においてパートナー社員として勤務。人事労務相談、人事労務コンサルティング、労務監査・診断、人事労務研修等を中心に、大企業から中小企業まで幅広く活動を行っている。特定社会保険労務士付記。 |
名前 | 下田 直人 |
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肩書き | 社会保険労務士 |
プロフィール | 社会保険労務士事務所エスパシオ代表。東洋大学文学部卒業。卒業後小売業にて、地区統括責任者などの職を経て、平成14年に開業。規模・業種を問わず様々な企業の、就業規則の作成を中心に人事・労務問題のアドバイスを行っている。著書に「勝ち組企業の就業規則」(PHP)などがある。特定社会保険労務士付記。 |
名前 | 机 秀明 |
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肩書き | 社会保険労務士 |
プロフィール | 机経営労務管理事務所所長。中央大学商学部会計学科卒。卒業後、中小企業金融公庫にて、数百社の融資・審査を通じ、多くの経営課題解決に関与。退職後、公認会計士等豊富な人脈をブレーンとして、当初より労務管理上のリスクに着眼し、独自に労務診断・監査手法の研鑽を積む。現在では、上場企業から中小企業まで約150社の顧客に対する人事労務管理全般のアドバイスに主事する他、金融機関等におけるセミナー講師等、活動の場を拡げている。特定社会保険労務士付記。 |
名前 | 宮武 善樹 |
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肩書き | 社会保険労務士 |
プロフィール | 宮武社会保険労務士事務所所長。日本大学生産工学部卒業。卒業後上場企業にて「企業」「組織」について実体験を通して習得し、退職後社会保険労務士の資格を取得。大手社会保険労務士事務所にて人事労務分野における制度構築や運用、経営労務監査について研究を重ねる。現在は主にIPOを視野に入れている企業に対し、上場審査の視点から人事労務に関する各種制度の構築、規程類の作成、運用などのサポートを行っている。特定社会保険労務士付記。 |
名前 | 田村 豊 |
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肩書き | 愛知東邦大学経営学部教授・明治大学大学院経営学研究科兼任講師(労務監査論) |
プロフィール | 明治大学大学院経営学研究科修了。博士(経営学)。専門は人事労務管理論、清算マネジメント論。スウェーデン企業の経営戦略と労使関係の相互関係について日本との比較から、日本企業の組織力の強さについて研究を進めている。著書に『ボルボ生産システムの発展と転換』(多賀出版)、『中小企業の経営力とは何だ』(中部経済新聞社)、共著など。 |