大学公開講座のセカンドアカデミー

母校である本校での公開講座も３年目。木々や花々に囲まれたキャンパスも、穏やかでのびのびとした校風も、恵泉が私は大好きです。母校で皆様と音楽をともに学べることの幸せを毎回かみしめ、また、音楽を通した「出会い」の素晴らしさに心より感謝しております。いつも受講生の皆様から力を頂き音楽の力ははかりしれません。今期もまた新しい「出会い」を楽しみにさせて頂きます。　さて、去年から生誕200年にちなんだ作曲家をとりあげてまりましたが、今期は時代を少しさかのぼり18世紀の作曲家モーツァルトをとりあげます。モーツァルトは世界中で愛される作曲家の一人であり、日本では「癒しの音楽」としても大変に人気があります。作品も彼の生涯もすでによく知られておりますが、改めて、彼の生涯をひもときながらその人物像を想像し、そして国、世代を超えて愛される音楽の「仕組み」をお話していきたいと思います。まだまだ隠れた名曲もたくさんあります。なぜ、私達はモーツァルトを好んで聴くのか、一緒に考えていきましょう！　本講座では難しいお話をするのではなく、アットホームな雰囲気の中で、わかりやすく音楽史をお伝えしています。芸術の秋です！！開放的なキャンパスで、お昼のひととき、のんびり音楽の時間を楽しみませんか？？

名前	小澤　由佳
肩書き	本学公開講座講師
プロフィール	おざわ　ゆか　恵泉女学園大学卒業、日本大学大学院芸術学研究科博士後期課程修了。芸術学博士。専門は音楽学。近年は音楽史的な観点から、音楽と文学、音楽と社会など学際的な研究を行っている。また自身が解説をつとめる「お話つきコンサート」を企画し、開催し、クラシック音楽人口の裾野を広げようという活動も行っている。