講座詳細情報
申し込み締切日:2022-07-09 / 宗教・哲学:その他教養 / 学内講座コード:22A1605500
日本人の死後観【対面講座】 黄泉と地獄
- 開催日
- 7月23日(土)、 7月30日(土)、 8月 6日(土)
- 講座回数
- 3回
- 時間
- 13:00~14:30
- 講座区分
- 数回もの
- 入学金
- -
- 受講料
- 6,000円
- 定員
- 50
- その他
- 5500(※料金は、神奈川大学生・卒業生等および横浜市交流協議会加盟大学在学生に適用される料金です)
- 補足
※この講座の申し込みは既に締め切りました。
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講座詳細
【講座内容】
死後の世界は、洋の東西を問わず、古来から人々がもっとも関心を持ってきた問題の一つといっていいでしょう。日本においては、『古事記』や『日本書紀』などの古代神話に、国生みの神であるイザナミが黄泉国に行く話が記されており、そこに古代人の他界観をうかがうことができます。一方で、仏教が伝来して以降、経典や仏教説話に説かれる六道の世界、とりわけその最下層に位置する地獄の観念が、人々の世界観に大きな影響を与えてきました。
本講座では、前近代における日本人が、死後の世界をどのように認識してきたのかについて、神話や説話などを読み解きながら、皆さんと一緒に考えていきたいと思います。その際、できるだけ原典資料を取り上げ、それらをみながら話をしていく予定ですが、そうした資料を読むのが初めてという方でもわかりやすいよう、丁寧に解説しながら進めますので、是非ご参加下さい。
【講座スケジュール】
第1回 7月23日(土) 黄泉国
詳細:古代神話にみえる黄泉国について取り上げ、そこに描かれている世界観を考察します。
第2回 7月30日(土) 地獄1
詳細:仏教書や説話に説かれる死後の世界としての地獄に光を当て、その諸相を検討します。
第3回 8月 6日(土) 地獄2
詳細:中世から近世にかけて現れた新しい地獄観を取り上げ、その成立の背景について考えます。
死後の世界は、洋の東西を問わず、古来から人々がもっとも関心を持ってきた問題の一つといっていいでしょう。日本においては、『古事記』や『日本書紀』などの古代神話に、国生みの神であるイザナミが黄泉国に行く話が記されており、そこに古代人の他界観をうかがうことができます。一方で、仏教が伝来して以降、経典や仏教説話に説かれる六道の世界、とりわけその最下層に位置する地獄の観念が、人々の世界観に大きな影響を与えてきました。
本講座では、前近代における日本人が、死後の世界をどのように認識してきたのかについて、神話や説話などを読み解きながら、皆さんと一緒に考えていきたいと思います。その際、できるだけ原典資料を取り上げ、それらをみながら話をしていく予定ですが、そうした資料を読むのが初めてという方でもわかりやすいよう、丁寧に解説しながら進めますので、是非ご参加下さい。
【講座スケジュール】
第1回 7月23日(土) 黄泉国
詳細:古代神話にみえる黄泉国について取り上げ、そこに描かれている世界観を考察します。
第2回 7月30日(土) 地獄1
詳細:仏教書や説話に説かれる死後の世界としての地獄に光を当て、その諸相を検討します。
第3回 8月 6日(土) 地獄2
詳細:中世から近世にかけて現れた新しい地獄観を取り上げ、その成立の背景について考えます。
備考
【備考】
◆コロナウイルス感染症の状況により講座内容を変更する場合がございます。
◆コロナウイルス感染症の状況により講座内容を変更する場合がございます。
講師陣
名前 | 平沢 卓也 |
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肩書き | 学習院大学非常勤講師 |
プロフィール | 早稲田大学大学院文学研究科博士後期課程単位取得退学。専攻は宗教思想史。論文に「〈和光同塵灌頂〉考」(伊藤聡編『中世神話と神祇・神道世界』竹林舎)、「『倭姫命世記』と仏法― 諄辞・清浄偈を中心に―」(小峯和明監修・原克昭編『宗教文芸の言説と環境』笠間書院)、「吉田家と日本書紀― 吉田兼倶の神代巻講釈を中心に―」(遠藤慶太・河内春人・関根淳・細井浩志編『日本書紀の誕生― 編纂と受容の歴史』八木書店)などがある。 |