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講座詳細情報

申し込み締切日:2024-01-18 / その他教養 / 学内講座コード:23B1602000

樂満斎太郎実録一代記を読もう!【対面講座】

主催:神奈川大学神奈川大学 KUポートスクエア (みなとみらいキャンパス)(神奈川県)]
問合せ先:生涯学習エクステンション講座 TEL:045-682-5553
開催日
2月 1日(木)、 2月 8日(木)、 2月15日(木)、 2月22日(木)、 2月29日(木)
講座回数
5回
時間
13:00~14:30
講座区分
後期 
入学金
 - 
受講料
9,000円
定員
18
その他
8200(※料金は、神奈川大学生・卒業生等および横浜市交流協議会加盟大学在学生に適用される料金です)
補足
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講座詳細

【講座内容】
書名~極貧からパリ日本大使館シェフへ、その後、大正天皇の料理番になった男の生涯~著者大石不二夫(神奈川大学名誉教授、工学博士)が六十回以上訪問取材して、五十年後の2022年に日本道義主義の会から電子出版(Amazon のKindle202207)したノンフィクション作品です。裸一貫夢を求めて実現させた痛快な人生航路を、あなたも一緒に旅してみませんか?

【講座スケジュール】
第1回 2月 1日(木) 木こりの子が関西料亭の板長候補へ
詳細:能登の木こりの長男に生まれ、鮎の手捕りを工夫し、小学校高等科を中退。家出して大阪の料理屋の丁稚奉公から始めた。創意と工夫で頭角を現し、兄弟子からリンチにあいながら、料理長にもう一歩に達した。徴兵検査で故郷へ帰省した帰り、関西関東への分岐点津幡駅にて、これからは首都だな! と、大阪の料亭へ戻らず東京行き列車に飛び乗った。
第2回 2月 8日(木) 東京料理をゼロから修業し、パリ日本大使館シェフへ
詳細:東京の最高級料亭で皿洗いから修業を始めた。東京料理をマスターしたころ「誰かパリの日本大使館シェフにならないか?」の声に、斎太郎だけ手を挙げた。数日後フランス語も知らずにマルセイユへ船出した。大使館では石井日本全権大使ご夫妻、各国の賓客向けに西洋料理をマスターした。休日には民家を訪れフランスの家庭料理を教わった。ルーブル博百回鑑賞。
第3回 2月15日(木) 昭和天皇大使館へ。大正天皇の料理番へ
詳細:当時皇太子の昭和天皇陛下が欧州歴訪の途上、パリの日本大使館に宿泊され、斎太郎の日本食に感激されたが、翌朝殿下にとんだハプニング! パリを訪れた天皇の料理番秋山徳蔵(主厨長)から大膳亮へ誘われ、帰国後に大正天皇両陛下専用の料理番となり日本食を担当した。その頃大使館の同僚と結婚し、子らに恵まれX線で産児制限。
第4回 2月22日(木) 独立し割烹開業。関東大震災、太平洋戦争。六本木の料亭オーナーシェフ
詳細:天皇の料理番をなぜやめることに? 退職後妻と小さな割烹を始めた。関東大震災での活躍そして太平洋戦争中は満州の戦線に長男を見舞う。戦後は芝の増上寺から借地して料亭を開き、オーナーシェフとなる。東京タワー建設で地上げ屋と対決したが、そこを立ち退き、六本木に土地付き料亭を新築した。名優長谷川一夫など名士の顧客に恵まれ繁盛を極めた。
第5回 2月29日(木) 秋川渓谷沿いに高級料亭、時期尚早で破綻。自然農園生活
詳細:その後顧客の武蔵五日市町の名士から、郷里へ戻るので料亭をつくり経営を任せたい。との誘いに応じて、秋川渓谷沿いに高級料亭を始めた。車ブーム・観光ブーム以前であり、付けを払わぬ客が多く、苦闘の末、倒産廃業に至った。斎太郎は引退し近くの山麓に自給自足農園をつくり、単身自然生活を送っていた。その見事な生涯に講師が感激し取材を重ねた。

備考

※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。

講師陣

名前 大石 不二夫
肩書き 神奈川大学名誉教授、総合理学研究所客員研究員、工学博士
プロフィール 紀元2600年(1940)小石川生まれ。職業体験は中学3年末~高卒迄国策パルプ本社ビルのエレベーターボーイ。都立化工高を卒業後千代田化工建設(株)1年間。東京都立大学工学部卒業後国鉄本社採用で鉄道技研・(財)鉄道総研にて研究・開発26年間。工学博士号取得。50歳~神奈川大学理学部・大学院教授として研究・教育に20 年間。現在名誉教授・客員研究員。70~81歳帝京大学短期大学教授、客員教授。現在はコンサルタント個人事業主。
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