講座詳細情報
申し込み締切日:2019-04-14 / 文学:その他教養 / 学内講座コード:19A1612701
子供たちの王朝時代 『源氏物語』を楽しむための王朝時代入門
- 開催日
- 4月16日(火)、 5月21日(火)、 6月18日(火)
- 講座回数
- 3回
- 時間
- 14:00~15:30
- 講座区分
- 数回もの
- 入学金
- -
- 受講料
- 5,000円
- 定員
- 50
- その他
- 4,500円(※料金は、神奈川大学生・卒業生等および横浜市交流協議会加盟大学在学生に適用される料金です)
- 補足
※この講座の申し込みは既に締め切りました。
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講座詳細
【講座内容】
『源氏物語』にも、しばしば子供が登場します。こう言ったとき、まず最初に思い浮かぶのは、幼い頃の紫(むらさき)の上(うえ)(若紫(わかむらさき))でしょうか、それとも、子供の頃の光源氏でしょうか。そして、光源氏が成人して以降、彼の合わせて三人の子供たちも登場します。夕霧(ゆうぎり)・東宮(とうぐう)・明石姫君(あかしのひめぎみ)ですね。また、それ以外にも、空蝉(うつせみ)の弟の小君(こぎみ)であったり、若紫の遊び相手のいぬきであったり、名もない庶民の子供たちであったりと、意外と多くの子供たちが、物語に色を添(そ)えているのです。
ところが、王朝時代の子供たちの生活については、あまり詳しいことが知られていないのではないでしょうか。例えば、王朝時代の子供たちの遊びなどは、よくわかっていないことの代表でしょう。さらに、彼らは、どのような行事を経験したのでしょうか。われわれには当たり前になっている誕生日や七五三や節供(せっく)などは、王朝時代にもあったのでしょうか。逆に、もしかすると、王朝時代の子供たちは、われわれの知らない行事を楽しんでいたかもしれません。
また、『源氏物語』には、ときに働く子供が登場します。王朝時代には、特に庶民の子供たちは、子供であっても、何かしらの仕事に従事していたようなのです。そんな働く子供たちの仕事とは、どのようなものだったのでしょうか。
そこで、この講座では、『源氏物語』という物語をより深く楽しむために、王朝時代の子供たちについて、彼らがどのような生活を送っていたのかを、できるだけ具体的に見ていきたいと思います。
【講座スケジュール】
第1回 4月16日(火) 子供たちの行事
第2回 5月21日(火) 遊ぶ子供たち
第3回 6月18日(火) 働く子供たち
『源氏物語』にも、しばしば子供が登場します。こう言ったとき、まず最初に思い浮かぶのは、幼い頃の紫(むらさき)の上(うえ)(若紫(わかむらさき))でしょうか、それとも、子供の頃の光源氏でしょうか。そして、光源氏が成人して以降、彼の合わせて三人の子供たちも登場します。夕霧(ゆうぎり)・東宮(とうぐう)・明石姫君(あかしのひめぎみ)ですね。また、それ以外にも、空蝉(うつせみ)の弟の小君(こぎみ)であったり、若紫の遊び相手のいぬきであったり、名もない庶民の子供たちであったりと、意外と多くの子供たちが、物語に色を添(そ)えているのです。
ところが、王朝時代の子供たちの生活については、あまり詳しいことが知られていないのではないでしょうか。例えば、王朝時代の子供たちの遊びなどは、よくわかっていないことの代表でしょう。さらに、彼らは、どのような行事を経験したのでしょうか。われわれには当たり前になっている誕生日や七五三や節供(せっく)などは、王朝時代にもあったのでしょうか。逆に、もしかすると、王朝時代の子供たちは、われわれの知らない行事を楽しんでいたかもしれません。
また、『源氏物語』には、ときに働く子供が登場します。王朝時代には、特に庶民の子供たちは、子供であっても、何かしらの仕事に従事していたようなのです。そんな働く子供たちの仕事とは、どのようなものだったのでしょうか。
そこで、この講座では、『源氏物語』という物語をより深く楽しむために、王朝時代の子供たちについて、彼らがどのような生活を送っていたのかを、できるだけ具体的に見ていきたいと思います。
【講座スケジュール】
第1回 4月16日(火) 子供たちの行事
第2回 5月21日(火) 遊ぶ子供たち
第3回 6月18日(火) 働く子供たち
講師陣
名前 | 繁田 信一 |
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肩書き | 神奈川大学日本常民文化研究所特別研究員、神奈川大学外国語学部講師 |
プロフィール | 1968 年東京都生まれ。1991 年東北大学卒業。1993 年東北大学大学院修了。修士(文学)。2003 年神奈川大学大学院修了。博士(歴史民俗資料学)。著書に『天皇たちの孤独』『殴り合う貴族たち』『御堂関白記 藤原道長の日記』『御曹司たちの王朝時代』『庶民たちの平安京』(以上、角川学芸出版)、『王朝貴族の悪だくみ』(柏書房)、『かぐや姫の結婚』(PHP 研究所)、『紫式部の父親たち』(笠間書院)、『王朝貴族のおまじない』(ビイング・ネット・プレス)、『陰陽師』(中央公論新社)、『陰陽師と貴族社会』『平安貴族と陰陽師』『呪いの都 平安京』『安倍晴明』(以上、吉川弘文館)など。 |