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講座詳細情報

申し込み締切日:2019-04-24 / 文学:その他教養 / 学内講座コード:19A1612501

藤原道長の時代(4月開講) 『御堂関白記』『小右記』『権記』に見る長徳四年~長保元年

主催:神奈川大学神奈川大学 KUポートスクエア (みなとみらいキャンパス)(神奈川県)]
問合せ先:生涯学習エクステンション講座 TEL:045-682-5553
開催日
4月25日(木)、 5月 9日(木)、 5月16日(木)、 5月23日(木)、 5月30日(木)
講座回数
5回
時間
15:00~16:30
講座区分
前期 
入学金
 - 
受講料
8,000円
定員
30
その他
7,200円(※料金は、神奈川大学生・卒業生等および横浜市交流協議会加盟大学在学生に適用される料金です)
補足
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※この講座の申し込みは既に締め切りました。

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講座詳細

【講座内容】
藤原道長は、政権担当者となったことをきっかけに、『御堂関白記(みどうかんぱくき)』という名称で知られる日記を書きはじめました。ただ、残念ながら、道長の『御堂関白記』からだけでは、道長自身の行動についてさえ、それほど詳しいことがわからなかったりします。というのも、道長がかなりしばしば日記を書くことをさぼったためであったり、また、『御堂関白記』の記述があまりにも簡素であるためであったりします。
ときに、道長とは又従兄弟(またいとこ)の関係にあった藤原実資(さねすけ)という貴族も、『小右記(しょうゆうき)』と呼ばれる日記を残しています。また、生涯に渡って道長の側近(そっきん)を務め続けた藤原行成(ゆきなり)も、『権記(ごんき)』と呼ばれる日記を残しています。そして、この『小右記』『権記』は、道長や道長政権や道長時代の貴族社会について、『御堂関白記』が教えてくれるよりも、ずっと詳しいことを教えてくれるのです。
そこで、この講座では、『御堂関白記』の他に『小右記』および『権記』をも紐解(ひもと)いて、道長政権がまだまだ不安定であった長徳(ちょうとく)四年から長保(ちょうほ)元年にかけての道長自身および貴族社会の様子を見ていきます。

【講座スケジュール】
第1回 4月25日(木) 長徳四年(九九八)春・夏・秋
第2回 5月 9日(木) 長徳四年秋・冬
第3回 5月16日(木) 長保元年(九九九)春・夏・秋
第4回 5月23日(木) 長保元年秋・冬
第5回 5月30日(木) 長保元年冬

講師陣

名前 繁田 信一
肩書き 神奈川大学日本常民文化研究所特別研究員、神奈川大学外国語学部講師
プロフィール 1968 年東京都生まれ。1991 年東北大学卒業。1993 年東北大学大学院修了。修士(文学)。2003 年神奈川大学大学院修了。博士(歴史民俗資料学)。著書に『天皇たちの孤独』『殴り合う貴族たち』『御堂関白記 藤原道長の日記』『御曹司たちの王朝時代』『庶民たちの平安京』(以上、角川学芸出版)、『王朝貴族の悪だくみ』(柏書房)、『かぐや姫の結婚』(PHP 研究所)、『紫式部の父親たち』(笠間書院)、『王朝貴族のおまじない』(ビイング・ネット・プレス)、『陰陽師』(中央公論新社)、『陰陽師と貴族社会』『平安貴族と陰陽師』『呪いの都 平安京』『安倍晴明』(以上、吉川弘文館)など。
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