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講座詳細情報

申し込み締切日:2018-09-30 / 芸術・文化:その他教養 / 学内講座コード:18B1613501

シネマ・パラダイス ― 名作に見るドラマの構造

主催:神奈川大学神奈川大学 KUポートスクエア (みなとみらいキャンパス)(神奈川県)]
問合せ先:生涯学習エクステンション講座 TEL:045-682-5553
開催日
10月 2日(火)、10月 9日(火)、10月16日(火)、10月23日(火)、10月30日(火)
講座回数
5回
時間
13:00~14:30
講座区分
後期 
入学金
 - 
受講料
8,000円
定員
30
その他
7200(※料金は、神奈川大学生・卒業生等および横浜市交流協議会加盟大学在学生に適用される料金です)
補足
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※この講座の申し込みは既に締め切りました。

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講座詳細

【講座内容】
映画はドラマという形式で、人間を描きます。では、ドラマとは何でしょうか。簡単に言えば、人間の「変化」の過程です。例えば、さまざまな困難を乗り越えた主人公の成長であったり、対立していた2人が紆余曲折を経てたどり着く和解であったりー。それら主人公の「変化」の道のりを、観客はともに歩むのです。ドラマは、それを「起承転結」に織り込んで観客に提示します。ヒーローやヒロインを、いかに効果的に登場させるか。敵役を、どのように配置するか。いつ、どんな事件をからませるか。クライマックスは? ラストシーンは?
古今東西の名作をビデオ鑑賞しながら、起承転結とドラマ作りの核心に迫ります。

【講座スケジュール】

第1回10月 2日(火) (1)起承転結の「起」
詳細:ドラマは?いろは坂?を上るようなもの。ファーストシーンで観客のハートをつかめ。
鑑賞作品=「生きる」「死刑台のエレベーター」「ダーティハリー」「白い巨塔」「独裁者と小さな孫」

第2回10月 9日(火) (2)「承」
詳細:ドラマの大半を占める長丁場。状況設定と主役の登場。ヒロインはのれんを割って。敵役にも魅力を。
鑑賞作品=「或る夜の出来事」「駅馬車」「椿三十郎」「忍ぶ川」「シェーン」「夜の大捜査線」

第3回10月16日(火) (3)「転」
詳細:クライマックス。全ては、このシーンのために。「無言」か「決めぜりふ」か。
鑑賞作品=「サンセット大通り」「蜘蛛巣城」「パッチギ!」「かくも長き不在」「赤ひげ」

第4回10月23日(火) (4)「結」
詳細:作品の後味はラストシーンで決まる。余韻、衝撃、問いかけ。
鑑賞作品=「望郷」「荒野の決闘」「
第三の男」「陸軍」「俺たちに明日はない」「おとうと」「四月の永い夢」

第5回10月30日(火) (5)映画ならではの表現
詳細:小説・演劇との違い。ヒロインをクローズアップし、時空を超え、スカートの中に入るカメラ。
鑑賞作品=「カサブランカ」「駅馬車」「七人の侍」「ローマの休日」「2001 年宇宙の旅」「HANA-BI」

備考

【備考】
※鑑賞作品は変更することがあります
※同講師の過去の講座と一部、内容が重複します

講師陣

名前 服部 宏
肩書き 映画評論家
プロフィール 1944 年横浜市生まれ。中央大学法学部卒業。1969 年神奈川新聞入社。1999 年~2002 年編集局文化部長。主要著書に『シネマ・パラダイス』(神奈川新聞社)、『横浜と映画』(編著、横浜学連絡会議)、『トーマス栗原 ― 日本映画の革命児』(夢工房)。オリジナル脚本『無人島戦記』で第5 回城戸賞準入選。
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