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講座詳細情報

申し込み締切日:2018-11-30 / 文学:その他教養 / 学内講座コード:18B1612201

編集者が語る素顔の作家たち――瀬戸内寂聴

主催:神奈川大学神奈川大学 KUポートスクエア (みなとみらいキャンパス)(神奈川県)]
問合せ先:生涯学習エクステンション講座 TEL:045-682-5553
開催日
12月 1日(土)、12月 8日(土)
講座回数
2回
時間
15:30~17:00
講座区分
数回もの 
入学金
 - 
受講料
3,500円
定員
50
その他
3100(※料金は、神奈川大学生・卒業生等および横浜市交流協議会加盟大学在学生に適用される料金です)
補足
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※この講座の申し込みは既に締め切りました。

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講座詳細

【講座内容】
講師は大学在学中より、遠藤周作編集長の「三田文学」で編集者の生活を始め、卒業後「新潮社」に入社。20 年在籍した後、出版社を設立し、その間、40 年以上にわたって、編集者として多くの作家たちに接し、仕事をしてきました。最も身近に接した遠藤周作をはじめ、井伏鱒二、小林秀雄、大岡昇平、北杜夫、瀬戸内寂聴……。
今期は、瀬戸内寂聴を2回にわたって取り上げます。寂聴さんは、デビュー以来、誤解の種を自らまきながら歩いてきたような作家です。その苦難の半生、そして仏門に入ってからの人生を語ります。
編集者ならではの視点から、作家たちの素顔と実像を語り、その作品世界を読み解く一助となる講座にしてみたいと思います。

【講座スケジュール】

第1回12月 1日(土) 「瀬戸内晴海時代の苦難」
詳細:デビュー作の『花芯』は「子宮小説」と批判され、彼女は文壇から締め出されてしまった。この作品を評価し、味方になってくれたのは、作家の円地文子と吉行淳之介だけだった。その5 年後、代表作となる『夏の終わり』が彼女を救った。奔放な生き方が誤解を生み、瀬戸内晴海としての半生は苦難の道だった。

第2回12月 8日(土) 「やってきた転機 ― 仏門に入てからの半生」
詳細:寂聴さんは、なぜ51 歳で仏門に入ったのか? 仏教は彼女の作家人生を豊かにし、10 年をかけた「源氏物語」現代語訳も成し遂げられた。そして、たびたびの「最後の小説」宣言。96 歳の彼女をいまも生かし続ける執念のような「強い思い」とは何なのか?
長年、寂庵に通った講師が見てきた寂聴さんの実像。

講師陣

名前 宮島 正洋
肩書き 元新潮社編集者、アートデイズ編集長、日本手紙文化総合研究所理事長
プロフィール 1974 年、慶應義塾大学フランス文学科卒業。大学在学中より遠藤周作編集長の『三田文学』で編集者として活動を始め、卒業と同時に新潮社に入社。いくつかの雑誌編集部を経て、社長直属のメディア室に移り、「新潮カセットブック」など新しい出版の開発に携わる。その音声出版はブームを作った。1992 年、新潮社を退社して出版社アートデイズを設立し、代表取締役・編集長となる。
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