講座詳細情報
申し込み締切日:2018-05-10 / 芸術・文化:その他教養 / 学内講座コード:18A1614101
歌舞伎への招待 市川団十郎家の芸
- 開催日
- 5月11日(金)、 5月25日(金)、 6月15日(金)、 6月29日(金)、 7月13日(金)、 7月27日(金)、 8月10日(金)
- 講座回数
- 7回
- 時間
- 13:00~14:30
- 講座区分
- 前期
- 入学金
- -
- 受講料
- 11,000円
- 定員
- 50
- その他
- 9900(※料金は、神奈川大学生・卒業生等および横浜市交流協議会加盟大学在学生に適用される料金です)
- 補足
※この講座の申し込みは既に締め切りました。
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講座詳細
【講座内容】
初代から十二代目まで市川団十郎家「成田屋」は、約350 年間、歌舞伎の最も格式の高い家柄で在り続けました。初代団十郎、二代目団十郎は、「暫」や「助六」など市川家の芸である荒事の基礎を築きました。歌舞伎十八番は、「勧進帳」など、七代目団十郎が市川家のお家芸をまとめたものです。八代目団十郎は、「切られ与三郎」を演じるなど美男役者として大人気でした。
明治の九代目団十郎は歌舞伎の近代化に尽力し、「熊谷陣屋」など今日にまでつながる歌舞伎の基礎を築いて、劇聖と呼ばれています。十一代目団十郎は花の海老さまと呼ばれ、昭和の戦後歌舞伎の復興を象徴する人気役者でした。
市川団十郎家代々の芸の系譜を振りかえれば、江戸時代の元禄期から幕末、明治維新、昭和の大戦を経て、歌舞伎がたどって来た歴史を俯瞰することにもなります。さらに近い将来に予想される現・十一代目海老蔵の十三代目団十郎襲名に向けての期待などもお話しします。講義では関連する舞台映像もご覧いただきますので、歌舞伎の魅力を多角的に知ることができます。
【講座スケジュール】
第1回 5月11日(金) 初代団十郎と元禄歌舞伎…「暫」
第2回 5月25日(金) 二代目団十郎と荒事芸…「助六」
第3回 6月15日(金) 三代目から七代目団十郎、歌舞伎十八番の成立まで…「勧進帳」
第4回 6月29日(金) 八代目団十郎~悲劇の貴公子…「切られ与三郎」
第5回 7月13日(金) 九代目団十郎と近代歌舞伎の誕生…「熊谷陣屋」
第6回 7月27日(金) 十一代目団十郎~花の海老さま
第7回 8月10日(金) 十二代目から未来の十三代目団十郎へ
初代から十二代目まで市川団十郎家「成田屋」は、約350 年間、歌舞伎の最も格式の高い家柄で在り続けました。初代団十郎、二代目団十郎は、「暫」や「助六」など市川家の芸である荒事の基礎を築きました。歌舞伎十八番は、「勧進帳」など、七代目団十郎が市川家のお家芸をまとめたものです。八代目団十郎は、「切られ与三郎」を演じるなど美男役者として大人気でした。
明治の九代目団十郎は歌舞伎の近代化に尽力し、「熊谷陣屋」など今日にまでつながる歌舞伎の基礎を築いて、劇聖と呼ばれています。十一代目団十郎は花の海老さまと呼ばれ、昭和の戦後歌舞伎の復興を象徴する人気役者でした。
市川団十郎家代々の芸の系譜を振りかえれば、江戸時代の元禄期から幕末、明治維新、昭和の大戦を経て、歌舞伎がたどって来た歴史を俯瞰することにもなります。さらに近い将来に予想される現・十一代目海老蔵の十三代目団十郎襲名に向けての期待などもお話しします。講義では関連する舞台映像もご覧いただきますので、歌舞伎の魅力を多角的に知ることができます。
【講座スケジュール】
第1回 5月11日(金) 初代団十郎と元禄歌舞伎…「暫」
第2回 5月25日(金) 二代目団十郎と荒事芸…「助六」
第3回 6月15日(金) 三代目から七代目団十郎、歌舞伎十八番の成立まで…「勧進帳」
第4回 6月29日(金) 八代目団十郎~悲劇の貴公子…「切られ与三郎」
第5回 7月13日(金) 九代目団十郎と近代歌舞伎の誕生…「熊谷陣屋」
第6回 7月27日(金) 十一代目団十郎~花の海老さま
第7回 8月10日(金) 十二代目から未来の十三代目団十郎へ
講師陣
名前 | 山本 吉之助 |
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肩書き | 歌舞伎評論家 |
プロフィール | 1957 年兵庫県神戸市生まれ。観劇歴四十数年。会社勤めの傍ら、伝統芸能、主として歌舞伎の研究・評論活動に従事し、歌舞伎講座を長年主催してきた。著書に『十八代目中村勘三郎の芸』。『女形の美学~たおやめぶりの戦略』、『武智鉄二 歌舞伎素人講釈』(編著)(以上アルファベータ・ブックス) |