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講座詳細情報

申し込み締切日:2018-02-09 / 健康・医療:その他教養 / 学内講座コード:17B1610401

発達障害児の知覚認知発達不全の理解 発達障害児の早期発達支援のために

主催:神奈川大学神奈川大学 KUポートスクエア (みなとみらいキャンパス)(神奈川県)]
問合せ先:生涯学習エクステンション講座 TEL:045-682-5553
開催日
2月10日(土)、 2月17日(土)、 2月24日(土)、 3月 3日(土)、 3月10日(土)、 3月17日(土)
講座回数
6回
時間
10:30~12:00
講座区分
後期 
入学金
 - 
受講料
9,500円
定員
50
その他
8500(※料金は、神奈川大学生・卒業生等および横浜市交流協議会加盟大学在学生に適用される料金です)
補足
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※この講座の申し込みは既に締め切りました。

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講座詳細

【講座内容】
この講座では、心理学の立場から知覚認知発達の不全を早期に発見して発達を促すことが、発達障害児の行動理解と発達支援にとって重要であることを可能な限り具体的にお伝えし、理解を深めていただきたいと思います。
発達障害という言葉が使われはじめ、一般に周知されるようになったのは新しく、20 世紀末になってからです。いまでは「親の育て方が悪いから……」などという誤った考えをもつ人は少なくなったとは思いますが、発達障害が正しく理解されているかというと、まだまだの感があります。
発達障害の特徴として「コミュニケーションが苦手」「物事へのこだわりが強い」「感情をコントロールするのが困難」など、社会生活上での問題は多く指摘されてきましたが、見る、聞く、接触するといった知覚や認知に特異性を示し、それが教育場面その他の生活場面での問題行動の原因になっている場合があることが指摘されるようになったのは、ごく最近のことです。知覚認知発達支援、ビジョントレーニングなどの用語は、まだほとんど周知されていません。
この講座に参加していただき、一人でも多くの方々に発達障害について、また発達障害と知覚認知発達不全との関係について理解を深めていただければありがたいと思います。講義に加えて、受講された方のご意見を吸い上げながら、各回、必要に応じて、質疑応答、意見交換なども取り入れたいと考えています。

【講座スケジュール】
第1回 2月10日(土) 障害という概念 知覚認知発達不全とは
発達障害(LD、AD / HD、ASD)の行動特性、原因、診断、支援
第2回 2月17日(土) 発達障害(LD、AD / HD、ASD)の行動特性、原因、診断、支援
第3回 2月24日(土) 発達障害の知覚認知特性 知覚過敏と知覚鈍麻 部分統合の困難 その他
第4回 3月 3日(土) 知覚認知発達支援:適切な介入 診断からトレーニングまで
第5回 3月10日(土) 知覚認知発達支援に期待できる成果
第6回 3月17日(土) まとめ 意見交換

講師陣

名前 和氣 洋美
肩書き 神奈川大学名誉教授、NPO法人すくすくラボWINNS -生涯発達支援代表理事
プロフィール 千葉大学文理学部心理学専攻卒業、東京都立大学人文科学研究科心理学専攻博士課程満期退学。名古屋大学医学部大学院研究科眼科学教室研究生。医学博士(名古屋大学)。日本学術振興会奨励研究員、白?女子短期大学助教授を経て神奈川大学教授。神奈川大学セクシュアルハラスメント対策委員会委員長、神奈川大学学長補佐、神奈川大学人間科学部長、同大学院人間科学研究科委員長等歴任。神奈川大学プロジェクト研究所「視科学研究所」所長の後、現在は「神奈川大学マルチモーダル研究所」プロジェクト研究員。専門分野は知覚認知心理学、発達障害児の知覚認知発達支援、高齢者のQOL と環境整備、触覚による視覚代行。
主要著書に『触覚の錯視』(錯視の科学ハンドブック、岩波書店)、『視覚の世界・触覚の世界』(脳から心へ、岩波書店)、『感覚遮断』(人間の許容限界ハンドブック、朝倉書店)、Rotating goblet and talking profiles.Perception、『トイレと心理学』(トイレ学大事典、柏書房)。
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