大学公開講座のセカンドアカデミー

【講座内容】
西洋は西洋、日本は日本と別々に捉えられがちなアートの世界ですが、美術はそれぞれの地域で花開いてきました。ヨーロッパと日本の「同時代」を切り取り、それぞれがどのような作品を残してきたかをくらべてみることで、さらに美術鑑賞が楽しいものになっていきます。そして、歴史的背景や風俗的背景などに思いを馳せてみることで、作品を見ることから広がる様々な楽しみ方を知ることができます。

【特色】
◆西洋と日本の同時代の美術をあえて比較することで見えてくるものに着目
◆今回は、美術の始まりの時代から近代まで、二つの地域の文化を比較
◆ユーラシア大陸の西と東で異なること・実は似ているものを発見する旅
◆アートの楽しむ切り口を増やし、その醍醐味を知る

【講座スケジュール】
第1回 1月18日(木) 美術の始まりと芸術の基礎の時代「古代ギリシャ・ローマと縄文・弥生時代」
第2回 2月15日(木) 華やかでファッショナブルな時代「ロココと江戸・美人画」
第3回 3月15日(木) 新しい絵画の始まり「印象派と近代日本の絵画」

【教材】
オリジナルレジュメ配布

名前	中村 宏美
肩書き	美術Academy&School
プロフィール	講師・アートナビゲーター 1982年帝人(株)入社、1988年(株)中村デザインスタジオ設立。2008年美術検定1級に合格し、アートナビゲーターとして活動を始める。現在、美術Academy&School の講師。国立西洋美術館の解説ボランティアや繊研新聞のアートコラムも担当。美術鑑賞の手引きをするとともに、ファッション業界での経験を生かし、西洋美術&ファッショントークに挑戦中。