講座詳細情報
申し込み締切日:2017-07-06 / 文学:その他教養 / 学内講座コード:17A1613101
小泉八雲の『怪談』を朗読する 基礎から応用まで
- 開催日
- 7月 7日(金)、 7月14日(金)、 7月21日(金)、 7月28日(金)、 8月 4日(金)
- 講座回数
- 5回
- 時間
- 15:00~16:30
- 講座区分
- 前期
- 入学金
- -
- 受講料
- 8,000円
- 定員
- 30
- その他
- 7200(※料金は、神奈川大学生・卒業生等および横浜市交流協議会加盟大学在学生に適用される料金です)
- 補足
※この講座の申し込みは既に締め切りました。
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講座詳細
【講座内容】
声を出して小泉八雲の『怪談』を読んでいく朗読の講座です。自分の声を意識しながら、緩急・強弱・プロミネンス・ポーズ等の音声表現技術を駆使し名作を味わいながら音声でテキストを表現していきます。呼吸法や滑舌の練習、表現技術の基礎的理解といった基礎的な段階から学びを進め、最終的には発表を行います。テキストとして、小泉八雲の『怪談』から「小豆磨ぎ橋」「子捨ての話」「むじな」などを丁寧に読み込んでいき、発表では各自1 作品を選んでいただきます。
アイルランド人の父とギリシャ人の母をもつラフカディオ・ハーン(のちの小泉八雲)は、異文化への優しいまなざしを込めて明治期の日本の姿を著した紀行文や、各地の怪異譚を再話した『怪談』を残し、夏目漱石や佐藤春夫などの作家たちへ多大な影響を与えました。
「耳無し芳一」の話で有名な八雲の『怪談』は、妖怪と出会う不思議な話や、背筋が寒くなる怖い話で構成されていますが、根底には親子の情や友人との絆や契りなど人を想う切なく温かい心情が流れています。今の時代に必要な、人を想いやる祈りにも似た優しい気持ちで読んでいきたいと思います。
【講座スケジュール】
第1回 7月 7日(金) 腹式呼吸・滑舌・表現技術(1)(アクセント・イントネーション・句読)
詳細:小泉八雲についての解説/「小豆磨ぎ橋」(1)を読む
第2回 7月14日(金) 腹式呼吸・滑舌・表現技術(2)(プロミネンス・ポーズ)
詳細:小泉八雲の「怪談」についての解説/「小豆磨ぎ橋」(2)「むじな」(1)を読む
第3回 7月21日(金) 腹式呼吸・滑舌
詳細:「むじな」(2)「子捨ての話」(1)を読む
第4回 7月28日(金) 腹式呼吸・滑舌
詳細:「子捨ての話」(2)を読む まとめと仕上げ
第5回 8月 4日(金) 発表
声を出して小泉八雲の『怪談』を読んでいく朗読の講座です。自分の声を意識しながら、緩急・強弱・プロミネンス・ポーズ等の音声表現技術を駆使し名作を味わいながら音声でテキストを表現していきます。呼吸法や滑舌の練習、表現技術の基礎的理解といった基礎的な段階から学びを進め、最終的には発表を行います。テキストとして、小泉八雲の『怪談』から「小豆磨ぎ橋」「子捨ての話」「むじな」などを丁寧に読み込んでいき、発表では各自1 作品を選んでいただきます。
アイルランド人の父とギリシャ人の母をもつラフカディオ・ハーン(のちの小泉八雲)は、異文化への優しいまなざしを込めて明治期の日本の姿を著した紀行文や、各地の怪異譚を再話した『怪談』を残し、夏目漱石や佐藤春夫などの作家たちへ多大な影響を与えました。
「耳無し芳一」の話で有名な八雲の『怪談』は、妖怪と出会う不思議な話や、背筋が寒くなる怖い話で構成されていますが、根底には親子の情や友人との絆や契りなど人を想う切なく温かい心情が流れています。今の時代に必要な、人を想いやる祈りにも似た優しい気持ちで読んでいきたいと思います。
【講座スケジュール】
第1回 7月 7日(金) 腹式呼吸・滑舌・表現技術(1)(アクセント・イントネーション・句読)
詳細:小泉八雲についての解説/「小豆磨ぎ橋」(1)を読む
第2回 7月14日(金) 腹式呼吸・滑舌・表現技術(2)(プロミネンス・ポーズ)
詳細:小泉八雲の「怪談」についての解説/「小豆磨ぎ橋」(2)「むじな」(1)を読む
第3回 7月21日(金) 腹式呼吸・滑舌
詳細:「むじな」(2)「子捨ての話」(1)を読む
第4回 7月28日(金) 腹式呼吸・滑舌
詳細:「子捨ての話」(2)を読む まとめと仕上げ
第5回 8月 4日(金) 発表
講師陣
名前 | 原 良枝 |
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肩書き | 甲南女子大学文学部日本文化学科専任講師、関東学院大学講師 |
プロフィール | 神奈川県横浜市出身。早稲田大学大学院社会科学研究科博士後期課程指導終了。博士(学術)。元テレビ神奈川(tvk)のアナウンサー。音声言語教育論、メディア論、コミュニケーション論を専門。早稲田大学国際言語文化研究所招聘研究員。朗読家。著書『声の文化史―音声読書としての朗読―』(成文堂)、『彼女の場合―神奈川・文学のヒロイン紀行』(かまくら春秋社)、共著『国際化の中の言葉と文化』、『比較文化のすすめ』(以上、成文堂)、共訳『T.S エリオット―文化の定義のための覚書』(中央公論新社)など。アナウンサーとしての原点である朗読を通して、話し言葉やパブリック・スピーキングの在り方を研究している。 |