大学公開講座のセカンドアカデミー

【講座内容】
今回は久しぶりに「マルクス入門」です。マルクスの生涯を全体としてみることで、主要なテキストを紹介し、今、マルクスおよびマルクス主義をどう見たらいいかについてお話します。拙訳によるジャック・アタリの『カール・マルクスあるいは世界精神』（藤原書店）が、四月に刊行される予定ですので、それを使って話を進めたいと考えております。

【講座スケジュール】
第1回 6月 6日(金) マルクスはどんな環境で育ったか
第2回 6月13日(金) なぜマルクスは社会問題に関心をもったか
第3回 6月20日(金) マルクスと共産主義
第4回 6月27日(金) 国際労働者協会とマルクス
第5回 7月 4日(金) 『資本論』とそれが書かれるまで
第6回 7月11日(金) 晩年のマルクス
第7回 7月18日(金) マルクスの思想はどう伝えられたか

【教材】
※テキストはジャック・アタリ『カール・マルクスあるいは世界精神』（藤原書店）があれば理解しやすいと思われますが、なくても結構です。

名前	的場 昭弘
肩書き	神奈川大学教授
プロフィール	1952年生まれ。慶応義塾大学大学院経済学研究科博士課程修了。経済学博士。 専門は社会思想史、とりわけマルクス。主要著書に『一週間 de 資本論』『21世紀から見る「資本論」』(以上、NHK出版)、『超訳「資本論」』(全三巻、祥伝社新書)、『マルクスだったらこう考える』『ネオ共産主義論』(以上、光文社新書)、『とっさのマルクス』(幻冬舎)、『新訳 共産党宣言』(作品社)など。