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講座詳細情報

申し込み締切日:2012-09-13 / 文学:その他教養 / 学内講座コード:12B1613101

『平家物語』のやさしい読みかた 人物編・その14 保元物語の章

主催:神奈川大学神奈川大学 KUポートスクエア (みなとみらいキャンパス)(神奈川県)]
問合せ先:生涯学習エクステンション講座 TEL:045-682-5553
開催日
9月27日(木)、10月 4日(木)、10月18日(木)、10月25日(木)、11月 1日(木)、11月 8日(木)、11月15日(木)、11月29日(木)、12月13日(木)、12月20日(木)
講座回数
10回
時間
10:00~11:30
講座区分
後期 
入学金
 - 
受講料
15,000円
定員
50
その他
13500(※料金は、神奈川大学生・卒業生等および横浜市交流協議会加盟大学在学生に適用される料金です)
補足
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※この講座の申し込みは既に締め切りました。

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講座詳細

【講座内容】
『平家物語』は、平安時代の末に起きた全国的な戦乱のありさまと、その時代を生きた人間たちの姿を描き出した歴史物語です。この講座では、 『平家物語』を原文で読み解くためのポイントを紹介し、その豊かな魅力を紹介していきます。今期の人物編・その14は保元物語の章と題して、保元の乱の顛末を描く『保元物語』の後半を彩る10人の姿を取りあげ、関連場面をじっさいに読み進めながら、『平家物語』との関係を見つめていきます。

【講座スケジュール】
第1回 9月27日(木) 崇徳院の逃亡と出家―敗者のゆくえ
詳細:白河殿でのいくさに敗れた崇徳院の逃亡と出家の様子を読み進めます。

第2回10月 4日(木) 藤原頼長の最期―父忠実の歎き
詳細:戦場で流れ矢に当たって命を落とす頼長とそれを歎く父忠実の姿に注目します。

第3回10月18日(木) 源為義の判断―敗軍の将のふるまい
詳細:戦場を逃れた為義の行方と、わが子義朝を頼って降参したその決断の質を読み解きます。

第4回10月25日(木) 子としての源義朝―為義最期のこと
詳細:父の処刑を命じられた義朝と、とらわれの身で子と向き合う為義の関係に注目します。

第5回11月 1日(木) 平忠正の処刑―謀反人たちの末路
詳細:戦後、平忠正をはじめとする謀反人たちの姿を物語はどのように描くのでしょうか。

第6回11月 8日(木) 義朝の弟たちとその処刑―子どもたちの運命
詳細:義朝の幼い弟たちはみな処刑されていきます。その悲話を読み進めます。

第7回11月15日(木) 為義北の方の入水―戦乱と女性
詳細:夫為義と子どもたちを亡くした北の方の、桂川での入水のさまを読み解きます。

第8回11月29日(木) 崇徳院流罪―遠流された人々
詳細:讃岐への遠行が決定した崇徳院をはじめ、関係者の流罪のさまを読み進めます。

第9回12月13日(木) 崇徳院の死―混乱の時代へ
詳細:望郷の思いを胸に他界した崇徳院。その死の意味づけかたを考えます。

第10回12月20日(木) 源為朝の行方―生け捕り・流罪・島渡り
詳細:逃亡の末に生け捕られ、伊豆大島に流罪された為朝の行方を見つめてみましょう。

講師陣

名前 鈴木 彰
肩書き 明治大学政治経済学部准教授
プロフィール 2000年早稲田大学大学院博士後期課程単位取得退学。博士(文学)。神奈川大学外国語学部准教授などを経て、2008年度より現職。専門は日本中世文学、軍記物語。主要著書に『平家物語の展開と中世社会』(汲古書院)、『平家物語を知る事典』(共著、東京堂出版)、『図説 平家物語』『図説 平清盛』(共著、河出書房新社)などがある。
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