講座詳細情報
申し込み締切日:2012-12-25 / 文学:その他教養 / 学内講座コード:12B1612801
『源氏物語』を読む
- 開催日
- 1月16日(水)、 1月23日(水)、 1月30日(水)、 2月 6日(水)、 2月13日(水)、 2月20日(水)、 2月27日(水)、 3月 6日(水)
- 講座回数
- 8回
- 時間
- 10:30~12:00
- 講座区分
- 後期
- 入学金
- -
- 受講料
- 12,500円
- 定員
- 30
- その他
- 11200(※料金は、神奈川大学生・卒業生等および横浜市交流協議会加盟大学在学生に適用される料金です)
- 補足
※この講座の申し込みは既に締め切りました。
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講座詳細
【講座内容】
楽しく、分りやすく、『源氏物語』を原文(現代語訳付き)で読み進んでいく講座です。『源氏物語』の理解に必要な事柄…作者・紫式部の人生、時代背景、人物造型、写本など、講師が様々な角度から丁寧に解説いたします。初めて『源氏物語』を読む方でも、また今回から参加する方でも大丈夫なように、配慮いたします。
『源氏物語』は、四代の帝、70余年にわたる雄大な構想の下に描かれています。登場人物や事件には、モデルがあったのでしょうか。同じ名称で呼ばれる人が何人も出てきますが、どうやって区別するのでしょう。その他、様々な疑問に応えるため、歴史的な事柄や当時の生活習慣なども、詳しく解説いたします。藤原道長などの歴史上の人物との関係、モデル問題、住居、服飾、仕事、官職、政治…。
『源氏物語』をめぐる問題には、興味の尽きないものがあります。光源氏と女君達の織りなす、王朝の雅と人生を、ご一緒に探求していきましょう。
【講座スケジュール】
第1回 1月16日(水) 「賢木」(1)
詳細:光源氏との愛情関係に悩む六条御息所。彼女は、娘の内親王が伊勢の斎宮に選ばれたのを機に、伊勢に下向しようと決心します。
第2回 1月23日(水) 「賢木」(2)
詳細:光源氏は嵯峨の野宮に、六条御息所を訪ねます。二人は榊の葉にたくして、互いの思いを唱和します。
第3回 1月30日(水) 「賢木」(3)
詳細:斎宮は内裏において、「別れの御櫛の儀」にのぞみます。朱雀帝は彼女の美しさに心打たれ、恋心をいだきます。
第4回 2月 6日(水) 「賢木」(4)
詳細:桐壺院は病重く、重体となります。院は朱雀帝に、「光源氏を重く用いるように」と遺言をのこします。
第5回 2月13日(水) 「賢木」(5)
詳細:桐壺院の崩御の後の、光源氏の悲しみが描かれます。彼の邸は寂寥を極め、これから先の、光源氏と左大臣方の悲運が予感されます。
第6回 2月20日(水) 「賢木」(6)
詳細:光源氏は、敵方の右大臣家の姫君――朧月夜――と密かに逢います。彼女は尚侍となって、朱雀帝の寵愛を受けていました。
第7回 2月27日(水) 「賢木」(7)
詳細:光源氏は、藤壺の屋敷に忍び入ります。東宮を思って恐怖にかられた藤壺は、病の発作を起こして苦しみます。
第8回 3月 6日(水) 「賢木」(8)
詳細:東宮のためには光源氏の後見が必要。しかし、光源氏の恋情は……と苦悩した藤壺は、出家を決意します。
楽しく、分りやすく、『源氏物語』を原文(現代語訳付き)で読み進んでいく講座です。『源氏物語』の理解に必要な事柄…作者・紫式部の人生、時代背景、人物造型、写本など、講師が様々な角度から丁寧に解説いたします。初めて『源氏物語』を読む方でも、また今回から参加する方でも大丈夫なように、配慮いたします。
『源氏物語』は、四代の帝、70余年にわたる雄大な構想の下に描かれています。登場人物や事件には、モデルがあったのでしょうか。同じ名称で呼ばれる人が何人も出てきますが、どうやって区別するのでしょう。その他、様々な疑問に応えるため、歴史的な事柄や当時の生活習慣なども、詳しく解説いたします。藤原道長などの歴史上の人物との関係、モデル問題、住居、服飾、仕事、官職、政治…。
『源氏物語』をめぐる問題には、興味の尽きないものがあります。光源氏と女君達の織りなす、王朝の雅と人生を、ご一緒に探求していきましょう。
【講座スケジュール】
第1回 1月16日(水) 「賢木」(1)
詳細:光源氏との愛情関係に悩む六条御息所。彼女は、娘の内親王が伊勢の斎宮に選ばれたのを機に、伊勢に下向しようと決心します。
第2回 1月23日(水) 「賢木」(2)
詳細:光源氏は嵯峨の野宮に、六条御息所を訪ねます。二人は榊の葉にたくして、互いの思いを唱和します。
第3回 1月30日(水) 「賢木」(3)
詳細:斎宮は内裏において、「別れの御櫛の儀」にのぞみます。朱雀帝は彼女の美しさに心打たれ、恋心をいだきます。
第4回 2月 6日(水) 「賢木」(4)
詳細:桐壺院は病重く、重体となります。院は朱雀帝に、「光源氏を重く用いるように」と遺言をのこします。
第5回 2月13日(水) 「賢木」(5)
詳細:桐壺院の崩御の後の、光源氏の悲しみが描かれます。彼の邸は寂寥を極め、これから先の、光源氏と左大臣方の悲運が予感されます。
第6回 2月20日(水) 「賢木」(6)
詳細:光源氏は、敵方の右大臣家の姫君――朧月夜――と密かに逢います。彼女は尚侍となって、朱雀帝の寵愛を受けていました。
第7回 2月27日(水) 「賢木」(7)
詳細:光源氏は、藤壺の屋敷に忍び入ります。東宮を思って恐怖にかられた藤壺は、病の発作を起こして苦しみます。
第8回 3月 6日(水) 「賢木」(8)
詳細:東宮のためには光源氏の後見が必要。しかし、光源氏の恋情は……と苦悩した藤壺は、出家を決意します。
講師陣
名前 | 宇留田 初実 |
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肩書き | 聖徳大学児童学部講師 |
プロフィール | 青山学院大学大学院博士課程単位取得満期退学。2003年より現職。専門は日本文学(平安時代)、幼児言語学、国語教育。詩人(2003年コスモス文学新人賞受賞)。朗読家。著書に『情報と表現―日本語の表現と技法』(共著、双文社出版)。 |