講座詳細情報
申し込み締切日:2012-09-18 / 文学:その他教養 / 学内講座コード:12B1612401
藤原道長の日記を自分で読んでみる 寛弘元年春の『御堂関白記』にじっくり取り組む
- 開催日
- 10月 2日(火)、10月 9日(火)、10月16日(火)、10月23日(火)、10月30日(火)、11月 6日(火)、11月13日(火)、11月20日(火)
- 講座回数
- 8回
- 時間
- 15:00~16:30
- 講座区分
- 後期
- 入学金
- -
- 受講料
- 12,500円
- 定員
- 20
- その他
- 11200(※料金は、神奈川大学生・卒業生等および横浜市交流協議会加盟大学在学生に適用される料金です)
- 補足
※この講座の申し込みは既に締め切りました。
関連講座
講座詳細
【講座内容】
あの藤原道長の日記を、原文のまま、ご自分で読んでみませんか。初めて挑戦する方でも、それほど王朝時代(平安時代の中頃)に馴染みのない方でも、だいたい大丈夫です。
藤原道長といえば、王朝時代の貴族社会を支配した権力者であるとともに、王朝時代に華麗な文化を花開かせたパトロンでもあります。かの『源氏物語』にしても、紫式部が藤原道長の手厚い庇護のもとに完成させた物語なのです。
そんな藤原道長が、かなり長い期間に及ぶ日記を残しています。それは、現在、一般に『御堂関白記』という名称で知られている漢文日記ですが、わが国の国宝であるうえに、ユネスコの「世界記憶遺産」の候補になったこともありました。
そして、この『御堂関白記』を読むことは、それほど難しくはありません。本講座では、漢文の読み方についても、王朝時代の社会や文化などについても、講師が初歩の初歩からしっかりとレクチャーしていきます。したがって、初めて挑戦する方でも問題ありません。
どうぞ、この機会に、他のみなさんや講師と一緒に、藤原道長の日記を読むことにチャレンジしてみてください。
【講座スケジュール】
第1回10月 2日(火) 正月元日から六日まで
詳細:『御堂関白記』入門/王朝貴族社会の新春
第2回10月 9日(火) 正月七日から十三日まで
詳細:白馬節会(あおうまのせちえ)/御斎会(ごさいえ)/かつての政敵の息子/嫡男の昇殿
第3回10月16日(火) 正月十四日から二十一日まで
詳細:宮中で乱闘に及ぶ滝口/盗人/継孫の扱い/穢(けがれ)
第4回10月23日(火) 正月二十二日から二十九日まで
詳細:除目/道長に牛馬を献上する人々/道長から牛馬を贈られる人々/娘と対面する天皇
第5回10月30日(火) 二月一日から五日まで
詳細:春日祭の使者を務める嫡男/嫡男のお披露目
第6回11月 6日(火) 二月六日から十五日まで
詳細:雪の朝/和歌の贈答/法皇の御製/弔問・服喪
第7回11月13日(火) 二月十六日から二十二日まで
詳細:木幡三昧堂/安倍晴明と賀茂光栄/受領たちの下向/「焼尾荒鎮」
第8回11月20日(火) 二月二十三日から三十日まで
詳細:年給/物忌/住吉社の神人たち/訴えられる摂津守/「餅餤」
あの藤原道長の日記を、原文のまま、ご自分で読んでみませんか。初めて挑戦する方でも、それほど王朝時代(平安時代の中頃)に馴染みのない方でも、だいたい大丈夫です。
藤原道長といえば、王朝時代の貴族社会を支配した権力者であるとともに、王朝時代に華麗な文化を花開かせたパトロンでもあります。かの『源氏物語』にしても、紫式部が藤原道長の手厚い庇護のもとに完成させた物語なのです。
そんな藤原道長が、かなり長い期間に及ぶ日記を残しています。それは、現在、一般に『御堂関白記』という名称で知られている漢文日記ですが、わが国の国宝であるうえに、ユネスコの「世界記憶遺産」の候補になったこともありました。
そして、この『御堂関白記』を読むことは、それほど難しくはありません。本講座では、漢文の読み方についても、王朝時代の社会や文化などについても、講師が初歩の初歩からしっかりとレクチャーしていきます。したがって、初めて挑戦する方でも問題ありません。
どうぞ、この機会に、他のみなさんや講師と一緒に、藤原道長の日記を読むことにチャレンジしてみてください。
【講座スケジュール】
第1回10月 2日(火) 正月元日から六日まで
詳細:『御堂関白記』入門/王朝貴族社会の新春
第2回10月 9日(火) 正月七日から十三日まで
詳細:白馬節会(あおうまのせちえ)/御斎会(ごさいえ)/かつての政敵の息子/嫡男の昇殿
第3回10月16日(火) 正月十四日から二十一日まで
詳細:宮中で乱闘に及ぶ滝口/盗人/継孫の扱い/穢(けがれ)
第4回10月23日(火) 正月二十二日から二十九日まで
詳細:除目/道長に牛馬を献上する人々/道長から牛馬を贈られる人々/娘と対面する天皇
第5回10月30日(火) 二月一日から五日まで
詳細:春日祭の使者を務める嫡男/嫡男のお披露目
第6回11月 6日(火) 二月六日から十五日まで
詳細:雪の朝/和歌の贈答/法皇の御製/弔問・服喪
第7回11月13日(火) 二月十六日から二十二日まで
詳細:木幡三昧堂/安倍晴明と賀茂光栄/受領たちの下向/「焼尾荒鎮」
第8回11月20日(火) 二月二十三日から三十日まで
詳細:年給/物忌/住吉社の神人たち/訴えられる摂津守/「餅餤」
講師陣
名前 | 繁田 信一 |
---|---|
肩書き | 神奈川大学日本常民文化研究所特別研究員、神奈川大学外国語学部講師(日本史/民俗学) |
プロフィール | 1968年東京都生まれ。1991年東北大学卒業。1993年東北大学大学院修了。修士(文学)。2003年神奈川大学大学院修了。博士(歴史民俗資料学)。著書に『天皇たちの孤独』『殴り合う貴族たち』『御堂関白記 藤原道長の日記』『御曹司たちの王朝時代』『庶民たちの平安京』(以上、角川学芸出版)、『王朝貴族の悪だくみ』(柏書房)、『かぐや姫の結婚』(PHP 研究所)、『紫式部の父親たち』(笠間書院)、『王朝貴族のおまじない』(ビイング・ネット・プレス)、『陰陽師』(中央公論新社)、『陰陽師と貴族社会』『平安貴族と陰陽師』『呪いの都 平安京』『安倍晴明』(以上、吉川弘文館)など。 |