講座詳細情報
申し込み締切日:2011-10-22 / その他教養:健康・医療:自然科学・環境 / 学内講座コード:11B1601000
連続講演会 暮らしの中のサイエンス―カガクで健康美 健康美つくりを支える科学・化学(神奈川大学工学研究所・大学院工学研究科共催)
- 開催日
- 10月29日(土)、11月12日(土)
- 講座回数
- 2回
- 時間
- 13:00~16:20
- 講座区分
- 数回もの
- 入学金
- -
- 受講料
- 3,000円
- 定員
- 30
- 補足
※この講座の申し込みは既に締め切りました。
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講座詳細
【講座内容】
人間は、Quality of Life(QOL)を高めようとする意思をもち、それに向かって努力し、その果実を享受することができる唯一の生物です。高いQOLを実現するためには、良好な健康状態が力強い支えとなります。あるいは良好な健康状態自体が高いQOLそのものであるともいえるでしょう。より良い身体の健康がより良い心の健康を招き、人生をより一層豊かにします。そうした人生を美しい人生と呼ぶならば『健康』という言葉と『美』という言葉が素直に結び付けられるように思います。本講演会のタイトル中の『健康美』は、そういう意識を持って用いられています。
本講演会では、四人のエキスパートに、カガク―科学・化学―の視点からの論理と実証に基づく講義をお願いしています。参加される皆様には、『健康美』を情緒的にとらえるのではなく、講義を通して、生き生きと生きるこころえ、生き生きとした自分を創る手立てを会得していただくことを期待します。
■オーガナイザー:川口 春馬(神奈川大学工学部教授)
【講座スケジュール】
第1回10月29日(土)
詳細:■健康寿命をのばす秘訣―より長く生き生きと 【瀬藤 光利】
今の時代を生きる私たちが、これから元気で長生きするにはどうしたらよいかを考えてみましょう。そもそも、どうして私たちは年を取るのでしょう。老化するとき、いったい何がおこっているのでしょう。どうしたら老化を防げるのでしょう。遺伝子や細胞レベルから疾患、個体や社会まで全体を見渡して解説します。
■動いて健康美―運動が細胞を元気づける 【跡見 順子】
「自分を知り、生かす」ことができるのは唯一人間だけです。生命(いのち)の単位・細胞から考えると、ストレッチは、遺伝子への働きかけであり、日本人が発明した正座は、身心のバランスの再調整に役立ちます。身体に住む60兆の細胞たちの力を上手に引き出す、日常生活の中での「運動」について、重力健康科学、身心一体科学から、考え方と方法をご紹介します。
第2回11月12日(土)
詳細:■食べて健康美―食品とサプリメントをカガクする 【森光 康次郎】
食品の示す生理機能が注目され、カテキン(茶)のように成分名も周知されるようになってきました。一方で、痩身や美容といった効果など、科学的な理解が十分になされないまま乱用されている面もあります。「デトックス」とは何なのかを例に挙げて、食品やサプリメントの成分を「カガク」する重要性を一緒に考えましょう。
■肌から健康美―清潔にすること・整えることを通して健康美 【菅沼 薫】
健康な肌を保つうえで大事なことは、洗顔と保湿と紫外線対策です。皮膚科学や化粧品科学などサイエンスに基づいて、具体的な「スキンケアの秘訣」6項目をお話します。このスキンケアの基本を守り、各自が肌の特性を知り、自分にあった化粧品を選び、賢く使えば、老化を遅らせ、健康美を保つことができます。
人間は、Quality of Life(QOL)を高めようとする意思をもち、それに向かって努力し、その果実を享受することができる唯一の生物です。高いQOLを実現するためには、良好な健康状態が力強い支えとなります。あるいは良好な健康状態自体が高いQOLそのものであるともいえるでしょう。より良い身体の健康がより良い心の健康を招き、人生をより一層豊かにします。そうした人生を美しい人生と呼ぶならば『健康』という言葉と『美』という言葉が素直に結び付けられるように思います。本講演会のタイトル中の『健康美』は、そういう意識を持って用いられています。
本講演会では、四人のエキスパートに、カガク―科学・化学―の視点からの論理と実証に基づく講義をお願いしています。参加される皆様には、『健康美』を情緒的にとらえるのではなく、講義を通して、生き生きと生きるこころえ、生き生きとした自分を創る手立てを会得していただくことを期待します。
■オーガナイザー:川口 春馬(神奈川大学工学部教授)
【講座スケジュール】
第1回10月29日(土)
詳細:■健康寿命をのばす秘訣―より長く生き生きと 【瀬藤 光利】
今の時代を生きる私たちが、これから元気で長生きするにはどうしたらよいかを考えてみましょう。そもそも、どうして私たちは年を取るのでしょう。老化するとき、いったい何がおこっているのでしょう。どうしたら老化を防げるのでしょう。遺伝子や細胞レベルから疾患、個体や社会まで全体を見渡して解説します。
■動いて健康美―運動が細胞を元気づける 【跡見 順子】
「自分を知り、生かす」ことができるのは唯一人間だけです。生命(いのち)の単位・細胞から考えると、ストレッチは、遺伝子への働きかけであり、日本人が発明した正座は、身心のバランスの再調整に役立ちます。身体に住む60兆の細胞たちの力を上手に引き出す、日常生活の中での「運動」について、重力健康科学、身心一体科学から、考え方と方法をご紹介します。
第2回11月12日(土)
詳細:■食べて健康美―食品とサプリメントをカガクする 【森光 康次郎】
食品の示す生理機能が注目され、カテキン(茶)のように成分名も周知されるようになってきました。一方で、痩身や美容といった効果など、科学的な理解が十分になされないまま乱用されている面もあります。「デトックス」とは何なのかを例に挙げて、食品やサプリメントの成分を「カガク」する重要性を一緒に考えましょう。
■肌から健康美―清潔にすること・整えることを通して健康美 【菅沼 薫】
健康な肌を保つうえで大事なことは、洗顔と保湿と紫外線対策です。皮膚科学や化粧品科学などサイエンスに基づいて、具体的な「スキンケアの秘訣」6項目をお話します。このスキンケアの基本を守り、各自が肌の特性を知り、自分にあった化粧品を選び、賢く使えば、老化を遅らせ、健康美を保つことができます。
備考
【備考】
この講座は10月29日(土)と、11月12日(土)の2回コースです。
どちらか1回だけの受講も可能です。
1回だけ受講される場合は、以下よりご覧ください。
1回の受講料は2,000円となります。
10月29日(土)
カガクで健康美(10/29)
11月12日(土)
カガクで健康美(11/12)
学生は無料。
この講座は10月29日(土)と、11月12日(土)の2回コースです。
どちらか1回だけの受講も可能です。
1回だけ受講される場合は、以下よりご覧ください。
1回の受講料は2,000円となります。
10月29日(土)
カガクで健康美(10/29)
11月12日(土)
カガクで健康美(11/12)
学生は無料。
講師陣
名前 | 川口 春馬 |
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肩書き | 神奈川大学工学部教授 |
プロフィール | - |
名前 | 瀬藤 光利 |
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肩書き | 浜松医科大学教授 |
プロフィール | 1969年生まれ。香川県出身。1994年東京大学医学部医学科卒業、初期研修終了。医学博士取得。東京大学医学部助手、自然科学研究機構助教授を経て、2007年より現職、分子解剖学研究部門。専門は解剖学細胞生物学。老化関連疾患を分子生物学的、生物物理学的に分析。不老不死学会会長。著書に『質量顕微鏡法』など。ブログ:http://furoufushigaku.blogspot.com/ |
名前 | 跡見 順子 |
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肩書き | 東京大学名誉教授、アイソトープ総合センター特任研究員、セルツーボディダイナミクスラボ代表 |
プロフィール | 1944年生まれ。茨城県出身。1967年お茶の水女子大学文教育学部卒業、1979年東京大学大学院教育学研究科博士課程修了。教育学博士。東京大学教育学部助手、教養学部講師・助教授を経て、1994年から大学院総合文化研究科生命環境科学系教授。2007年名誉教授。「人間基盤科学(人間生命科学)の領域創成」の夢を追求している。著書に『骨格筋と運動』『なぜなぜ宇宙と生命』『生命(いのち)力』など。 ホームページ:http://www.atomi.ric.u-tokyo.ac.jp/idaten/ |
名前 | 森光 康次郎 |
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肩書き | お茶の水女子大学大学院准教授 |
プロフィール | 1963年北海道生まれ。1992年名古屋大学大学院農学研究科博士後期課程修了。同年、博士(農学)を取得。修了後、静岡県立大学食品栄養科学部助手、名古屋大学農学部助手を経て、1999年にお茶の水女子大学生活科学部助教授に赴任、2006年より現職、ライフサイエンス専攻。一般向け著書に『健康一年生 食の情報を先生と一緒に考えよう』『食と健康―情報のウラを読む』(以上、丸善)など。 |
名前 | 菅沼 薫 |
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肩書き | (株)エフシージー総合研究所(フジテレビ商品研究所)取締役、暮らしの科学部長 |
プロフィール | 1954年生まれ。富山県出身。奈良女子大学卒業。ライオン油脂の家庭科学研究所を経て現職場へ。前美容科学研究室長、2005年より現職。日本顔学会理事、繊維学会理事、日本化粧品技術者会役員、日本香粧品学会評議員、諸大学非常勤講師。ESSE、VOCE他女性誌、テレビ生活関連番組等担当。メガネ拭き洗顔発案。共著に『化粧行動の社会心理学』(北大路書房)、『かお・カオ・顔 顔学へのご招待』(あいり出版)など。 |