【レイクランド大学ジャパン・キャンパスの講座一覧】
(※時期により募集中の講座がない場合がございます)
連続講座・体験受講レポート vol.10
これから全10回にわたって、各回の模様と、彼の成長の過程をご紹介していきます。
レイクランド大学ジャパン・キャンパスは、その日本校で、1991年に開校。2005年に「外国大学の日本校(※)」が制度化された際に、アメリカの私立大学としては日本で初めてその指定を受け、現在に至っています。
全10回、約3か月の講義も、とうとう最終回となりました。
最後の回ということで、特定のトピックは設定されず、前半に全体の復習をしたのち、和やかな雰囲気の中、各々の受講生のこれまでの振り返りや自由な質問の時間となりました。
全10回。はじめは先が長いと感じましたが、講義が進んでみると、シチュエーションごとの例文や単語といった学習面以外でも、外国語を学ぶということや、他者に物事を伝えるということについての新たな気づき、学びがあり、大変充実した時間を過ごすことができました。
例えば、講義の当初は、言えることのみを言う、つまり、失敗を恐れるあまり、どうしても事なかれの姿勢が出てしまっていました。
それが前回9回目ともなると、「恥をかきたくない、失敗したくない」という、こだわりが抜け、言いたいことがわからなくてもとりあえず勢いで話してしまうくらい、気持ちが楽になってきました。
段階に分けてみると、こんな感じかなと思います。
〇第一段階:苦手意識が先に立ち、失敗を恐れて極力発言を避ける
〇第二段階:うろ覚えも含め、なんとか知っている単語の範囲内で話そうとする
〇第三段階:身振り手振りも総動員して、とにかく全力で伝えることを試みる
第三段階では、恥ずかしさを乗り越えただけでなく、ある意味、開き直りにまで到達しています!(先生が日本語も解し、英語での適切な表現を教えてくれることを活かして、堂々と日本語の単語を混ぜたりもしていました(苦笑))
受講を終えて感じたのは、もし「基礎英会話」のタイトルそのままの、英会話のための知識・技術の基礎の講義のみであったならば、上述のようなこだわり、失敗への恐れから解き放たれた状態にはならなかっただろうなということです。
毎回の講義開始時の、各々の週末の出来事についてのやり取りや、少し脱線しての和やかな会話など、受講生の「恥かしさ、苦手意識」を取り去るための先生の工夫、また、音読やリピーティングの指名がすぐ緊張につながらないような先生の人柄、アットホームな教室の雰囲気などがあってこそだと思います。
挑戦前は長いと思った全10回も、過ぎてしまえば本当にあっという間。社会人が学ぶには適度な回数で、高校や大学の学期を考えるとむしろ短いくらいです。
これを機にせっかく進んだ時計の針をまた戻したくないと、日常英会話レベルはきちんとこなせるよう、継続的な学習を始めることにしました。
これだけの期間で、長年悩まされてきた英語恐怖症を克服でき、一歩を踏み出せたというのは、本当に晴れ晴れとした思いです!
アイリーン先生、同期の受講生のみなさん、レイクランド大学ジャパン・キャンパスのスタッフのみなさんに、心からお礼を申し上げたいと思います。
(7回以上の出席で交付される修了書をいただきました!)
最終回は、「基礎英会話」の講師であるアイリーン・チヅル・イノウエ先生からメッセージをいただきました。
英語を学ぶ方へのメッセージ
アイリーン・チヅル・イノウエ
(レイクランド大学ジャパン・キャンパス オープンカレッジ講師)
英会話というのはいかに自分の気持ちを相手に伝えられるのが大事なポイントです。
もちろん、中学、高校などで学んだ英語の文法は大事です。でも、それだけでは話せません。「会話」と言うのは自分の気持ち、考え、意見などを相手に伝えるためのもので、体や顔の表現も使い、自分の言いたいことが伝わって初めて会話になるのです。
大事なポイントは
1.怖がらないこと
2.自分の知っている単語を使って顔と体で表現すること
3.頭の中で訳さない事
4.出来るだけ英語で考えて話すこと
5.楽しむこと
6.笑うこと(笑えば楽しくなり、相手も楽しくなる。そして、お互いの気持ちが通じ合うようになる)
7.根気よく続けること
8.歌を覚える感覚で英語を覚えること(歌は自然に流れ、知らないうちに覚えている。英語も同じ)
9.積極的に自分から話すこと、間違うことを怖がらないこと(話せば話すほど上達する)
10.LCJ(レイクランド大学ジャパン・キャンパス)で英語を勉強すること!!