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講座詳細情報

申し込み締切日:2023-10-30 / その他教養 / 学内講座コード:230733

DNAから迫るヒトの謎 ゲノム人類学入門

主催:早稲田大学エクステンションセンター早稲田大学エクステンションセンター 八丁堀校(東京都)]
問合せ先:早稲田大学エクステンションセンター TEL:03-3208-2248
開催日
11月 1日(水)~11月29日(水)
講座回数
5回
時間
10:40~12:10
講座区分
後期 
入学金
 - 
受講料
17,077円
定員
30
その他
会員受講料: 14,850円(入会金は8,000円(税込))
補足
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※この講座の申し込みは既に締め切りました。

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講座詳細

【目標】
・DNAなど基本概念を理解し集団遺伝学にもとづく進化理論を身につける。
・ヒト(ホモ・サピエンス)にいたる道のりを分子レベルから理解する。
・古代ゲノム学の最新トピックスに触れる。

【講義概要】
私達はどこから来たのか?「ヒト」と「ホモ・サピエンス」は同義だけれど、「ヒト」と「人間」は同義ではない。ヒトに関する知見は、ここ20年ほどのゲノム科学の進歩に伴い、急速に蓄積し変容してきた。約3万年前に姿を消したネアンデルタール人やデニソワ人といったサピエンス以外の人類の存在も、ゲノム解析から明らかにされた。サピエンスは10~30万年前にアフリカ大陸で誕生した新種で、6~7万年前にアフリカ大陸を出てユーラシア大陸、さらにはオーストラリア・アメリカ大陸へも広がり、いまや約80億人に近づく勢いで地球上に暮らしている。本講義では、ヒトの進化をゲノム人類学の立場から解説し、ヒトの未来を考える。

【各回の講義予定】
第1回 2023/11/ 1(水) 古代ゲノム学とはなにか?
第2回 2023/11/ 8(水) DNA・遺伝子・ゲノム
第3回 2023/11/15(水) 「進化」の誤解
第4回 2023/11/22(水) 性と社会をゲノムから見る
第5回 2023/11/29(水) 酒に弱いこととと生活習慣病は遺伝子とどう関わるのか?

備考

【ご受講に際して】
◆参考書籍として以下をお読みいただくと、より理解が深まります(購入は必須ではありません)。
『古代ゲノムから見たサピエンス史』太田博樹 著 (吉川弘文館)(ISBN:978-4642059657)
『遺伝人類学入門』太田博樹 著(筑摩書房)(ISBN:978-4480071385)
『ヒトは病気とともに進化した』太田博樹、長谷川眞理子 共編(勁草書房)(ISBN:978-4326199457)

※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。

講師陣

名前 太田 博樹
肩書き 東京大学大学院教授
プロフィール 1968年生まれ。1997年、東京大学大学院理学系研究科にて博士(理学)修得。マックスプランク進化人類学研究所(1999年~)およびイエール大学医学部(2001年~)での博士研究員を経て、2005年、東京大学大学院新領域創成科学研究科にて助教。2010年、北里大学医学部にて准教授。2019年より現職。専門は人類集団遺伝学、分子人類進化学、ゲノム人類学。
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