講座詳細情報
申し込み締切日:2023-10-18 / 宗教・哲学 / 学内講座コード:230207
吾妻鏡で読み解く鎌倉仏教の役割 「鎌倉の仏教」の視点から
- 開催日
- 10月20日(金)~12月15日(金)
- 講座回数
- 6回
- 時間
- 10:40~12:10
- 講座区分
- 後期
- 入学金
- -
- 受講料
- 20,493円
- 定員
- 30
- その他
- 会員受講料: 17,820円(入会金は8,000円(税込))
- 補足
※この講座の申し込みは既に締め切りました。
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講座詳細
【目標】
・『吾妻鏡』を通じて、和風漢文の読解に親しみ、入門的知識を身に付ける
・『吾妻鏡』を素材として、鎌倉仏教の基本を理解する
・都市鎌倉に展開した仏教としての「鎌倉の仏教」の特徴を理解する
【講義概要】
本講座は、近著『吾妻鏡と鎌倉の仏教』(吉川弘文館、2023年)で述べた内容を中心に進めます。『吾妻鏡』は、典型的な和風漢文で書かれています。本講座では、その読み下し文と現代語訳を基本としながら、和風漢文の読解に挑戦していきましょう。
そのうえで、幕府草創から始まり、第六代将軍宗尊親王が京都に送還されるまでを描いた『吾妻鏡』の世界に、鎌倉時代の仏教を入り口として入っていきます。この時代には、天台・真言宗や南都仏教が大きな影響力を持っていましたが、その中から専修念仏や禅、法華経信仰など新たな宗教が次々に生まれてきました。中世都市としての鎌倉に注目しながら、その実態に迫っていきたいと思います。
【各回の講義予定】
第1回 2023/10/20(金) 『吾妻鏡』入門
第2回 2023/10/27(金) 源頼朝の信仰と天下草創
第3回 2023/11/24(金) 個人の信仰から都市鎌倉の宗教へ
第4回 2023/12/ 1(金) 都市鎌倉と天台勢力
第5回 2023/12/ 8(金) 日蓮が見た都市鎌倉
第6回 2023/12/15(金) 京と鎌倉、そして鎌倉仏教
・『吾妻鏡』を通じて、和風漢文の読解に親しみ、入門的知識を身に付ける
・『吾妻鏡』を素材として、鎌倉仏教の基本を理解する
・都市鎌倉に展開した仏教としての「鎌倉の仏教」の特徴を理解する
【講義概要】
本講座は、近著『吾妻鏡と鎌倉の仏教』(吉川弘文館、2023年)で述べた内容を中心に進めます。『吾妻鏡』は、典型的な和風漢文で書かれています。本講座では、その読み下し文と現代語訳を基本としながら、和風漢文の読解に挑戦していきましょう。
そのうえで、幕府草創から始まり、第六代将軍宗尊親王が京都に送還されるまでを描いた『吾妻鏡』の世界に、鎌倉時代の仏教を入り口として入っていきます。この時代には、天台・真言宗や南都仏教が大きな影響力を持っていましたが、その中から専修念仏や禅、法華経信仰など新たな宗教が次々に生まれてきました。中世都市としての鎌倉に注目しながら、その実態に迫っていきたいと思います。
【各回の講義予定】
第1回 2023/10/20(金) 『吾妻鏡』入門
第2回 2023/10/27(金) 源頼朝の信仰と天下草創
第3回 2023/11/24(金) 個人の信仰から都市鎌倉の宗教へ
第4回 2023/12/ 1(金) 都市鎌倉と天台勢力
第5回 2023/12/ 8(金) 日蓮が見た都市鎌倉
第6回 2023/12/15(金) 京と鎌倉、そして鎌倉仏教
備考
※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。
講師陣
名前 | 菊地 大樹 |
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肩書き | 東京大学教授 |
プロフィール | 東京大学史料編纂所助手・同准教授・プリンストン大学客員准教授等を経て現在に至る。博士(文学)。日本中世史を基盤に史料調査・フィールドワークを重視し、海外の動向も取り入れた日本宗教史を研究。最近は環境と人間の関係を宗教から明らかにする研究にも取り組む。近著に『吾妻鏡と鎌倉の仏教』『日本人と山の宗教』など。 |