大学公開講座のセカンドアカデミー

【目標】
・言葉とはどのような知識のことをいうのか、客観的に考える視点を培う
・私たちはどのように言葉という知識を身に付けたのか、追体験しながら考える
・言葉を使いこなす私たち人間の頭の中ではどのようなことが起こっているのか考える機会を持つ

【講義概要】
私たちが普段使っていることばとはどのような知識の体系なのだろうか。音声、単語、文の構造、それぞれどのように獲得され、実際にヒトに運用されるのだろうか。違う言語の間で異なる要素はたくさんあるけれど、共通するしくみもあるのだろうか。言語学や文法について何も知らなくても言葉は使いこなせるけれど、私達の頭の中の何がそれを可能にしているのだろうか。一緒にことばの不思議、そしてそれを使いこなす人間の不思議をさぐりましょう。

【各回の講義予定】
第1回 2023/ 7/ 3(月) 音声の習得・音声の知覚
第2回 2023/ 7/10(月) 語の習得と認知
第3回 2023/ 7/24(月) 文の構造と理解
第4回 2023/ 7/31(月) 文の理解と、語用論

【ご受講に際して】
◆休講が発生した場合の補講日は9月25日(月)を予定しています。
◆Zoomウェビナーを使用したオンライン講座です。
◆お申込みの前に必ず
「オンラインでのご受講にあたって」をご確認ください。
◆本講座の動画は、当該講座実施の翌々日(休業日を除く)17:30までに公開します。インターネット上で1週間のご視聴が可能です。視聴方法は、以下をご確認ください。
【会員】授業動画の視聴方法(会員向け)
【ビジター・法人会員】授業動画の視聴方法(ビジター・法人会員向け)

※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。

名前	広瀬 友紀
肩書き	東京大学教授
プロフィール	大阪府出身。東京大学総合文化研究科教授。専門は心理言語学、特に、人間のリアルタイムな言語理解・処理の研究。言語発達過程の子どもにも関心を寄せる。著書に『ちいさい言語学者の冒険 子どもに学ぶことばの秘密』『ことばと算数 その間違いにはワケがある』(ともに岩波書店)、『子どもに学ぶ言葉の認知科学』(ちくま書房)。