講座詳細情報
申し込み締切日:2023-07-02 / 宗教・哲学 / 学内講座コード:320508
仏教思想特講 仏教的世界観を尋ねる
- 開催日
- 7月 4日(火)~ 7月18日(火)
- 講座回数
- 3回
- 時間
- 10:30~12:30
- 講座区分
- 数回もの
- 入学金
- -
- 受講料
- 18,216円
- 定員
- 15
- その他
- 会員受講料: 15,840円(入会金は8,000円(税込))
- 補足
※この講座の申し込みは既に締め切りました。
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講座詳細
【目標】
・日常的に用いられている仏教用語の本来の意味を理解する。
・仏教語辞典などを用いてテキストに出てくる未知の用語の大方の意味を把握できるようにする。将来的には、自分で書物を調べ、思考し、まとめるという作業が可能となることをめざす。
【講義概要】
仏教は大方の場合、日常生活の中で自然に受け入れられてきた。そのためか、具体的に仏教思想はどのような考え方からなるのかについては意識されていないように思われる。講義では、基本的な考え方を知るために、まず仏教の世界観について論じてみたい。私たちの住む世界はどのような構造から成り立っているのか、「私たち」と暗黙のうちに前提している自己の在り方はどのようなものなのか、という問題意識のもとに、世界観に関する教理の考察を行う予定である。
【各回の講義予定】
第1回 2023/ 7/ 4(火) 『阿毘達磨倶舎論』の思想史的背景を尋ねつつ、前回の講義内容の確認を行う。
第2回 2023/ 7/11(火) 世界のものごと(法)は煩悩の視点からはどのように分類されるのか。それは有漏法と無漏法に分類される。その中の無漏法の意味を概説する。
第3回 2023/ 7/18(火) 法を有為法と無為法に分類する場合の無為法とは何か。無為法(諸条件によって形成されていないもの)の意味を概説する。更に無為法の中の「択滅」の概念を考察の対象とする。
・日常的に用いられている仏教用語の本来の意味を理解する。
・仏教語辞典などを用いてテキストに出てくる未知の用語の大方の意味を把握できるようにする。将来的には、自分で書物を調べ、思考し、まとめるという作業が可能となることをめざす。
【講義概要】
仏教は大方の場合、日常生活の中で自然に受け入れられてきた。そのためか、具体的に仏教思想はどのような考え方からなるのかについては意識されていないように思われる。講義では、基本的な考え方を知るために、まず仏教の世界観について論じてみたい。私たちの住む世界はどのような構造から成り立っているのか、「私たち」と暗黙のうちに前提している自己の在り方はどのようなものなのか、という問題意識のもとに、世界観に関する教理の考察を行う予定である。
【各回の講義予定】
第1回 2023/ 7/ 4(火) 『阿毘達磨倶舎論』の思想史的背景を尋ねつつ、前回の講義内容の確認を行う。
第2回 2023/ 7/11(火) 世界のものごと(法)は煩悩の視点からはどのように分類されるのか。それは有漏法と無漏法に分類される。その中の無漏法の意味を概説する。
第3回 2023/ 7/18(火) 法を有為法と無為法に分類する場合の無為法とは何か。無為法(諸条件によって形成されていないもの)の意味を概説する。更に無為法の中の「択滅」の概念を考察の対象とする。
備考
【ご受講に際して】
◆本講座は「仏教思想入門」を受講された方におすすめですが、初めての方も歓迎いたします。
◆少人数による演習に近い形式で講義を行います。
◆休講が発生した場合の補講は、7月25日(火)を予定しております。
【テキスト・参考図書】
テキスト
『ブッダの 真理のことば 感興のことば』(岩波文庫)(ISBN:978-4003330210)
※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。
◆本講座は「仏教思想入門」を受講された方におすすめですが、初めての方も歓迎いたします。
◆少人数による演習に近い形式で講義を行います。
◆休講が発生した場合の補講は、7月25日(火)を予定しております。
【テキスト・参考図書】
テキスト
『ブッダの 真理のことば 感興のことば』(岩波文庫)(ISBN:978-4003330210)
※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。
講師陣
名前 | 岩田 孝 |
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肩書き | 早稲田大学名誉教授 |
プロフィール | 1944年東京都生まれ。早稲田大学大学院文学研究科東洋哲学専攻単位取得満期退学。哲学博士取得(ハンブルク大学)。印度の六派哲学学派やジャイナ教と仏教との思想上での討論という視点から、仏教における認識論、存在論、論理学を取り扱う。著書に『Prasanga und prasangaviparyaya bei Dharmakirti und seinen Kommentatoren』(Universität Wien 1993年)。 |