講座詳細情報
申し込み締切日:2022-09-27 / 宗教・哲学 / 学内講座コード:230501
戦争と宗教 宗教から考える平和と戦争
- 開催日
- 9月29日(木)~12月 8日(木)
- 講座回数
- 10回
- 時間
- 15:00~16:30
- 講座区分
- 後期
- 入学金
- 8,000円
- 受講料
- 29,700円
- 定員
- 30
- その他
- ビジター価格 34,155円
- 補足
※この講座の申し込みは既に締め切りました。
関連講座
講座詳細
【目標】
・宗教は戦争と平和のどちらと親和性が高いのか、理論と現実から考察します。
・宗教が定義してきた戦争と平和と、政治が定義してきた戦争と平和は、同じなのでしょうか異なるのでしょうか。
・宗教は戦争を肯定するために、どのような理論や方便を用いてきたのでしょうか。
・考察の対象は仏教・キリスト教・イスラム教を中心に、ユダヤ教や神道も論じます。
【講義概要】
宗教は平和を求める、あるいは宗教は暴力を嫌うとか戦争を忌避するとよく言われます。しかし現実には、宗教の対立から戦争が幾たびも起こってきました。それは決して過去の話ではありません。現時点でも宗教に由来する戦争が世界の各地で起こっています。一部には戦争の真の原因は宗教ではなく、経済的な不平等や政治的な抑圧にあると主張する人もいます。確かにそういう面があることは否定できませんが、かといって宗教に全く責任がないとも言えません。本講座では代表的な宗教が戦争とどう向き合ってきたのか、さまざまな「宗教戦争」を事例にあげて、宗教と戦争の関係を、可能な限り偏見を避けつつ、論じていきます。
【各回の講義予定】
第1回 2022/ 9/29(木) 戦争の起源・宗教の起源
第2回 2022/10/ 6(木) 宗教の2類型:個人のための宗教vs集団のための宗教
第3回 2022/10/13(木) イスラム教の聖戦(ジハード)
第4回 2022/10/20(木) 十字軍
第5回 2022/10/27(木) 宗教改革から宗教戦争へ
第6回 2022/11/10(木) 弥勒信仰が育んだ革命思想と民衆蜂起
第7回 2022/11/17(木) 太平天国の乱
第8回 2022/11/24(木) 一向一揆
第9回 2022/12/ 1(木) 島原の乱
第10回 2022/12/ 8(木) 明治・大正・昭和時代の戦争と宗教
・宗教は戦争と平和のどちらと親和性が高いのか、理論と現実から考察します。
・宗教が定義してきた戦争と平和と、政治が定義してきた戦争と平和は、同じなのでしょうか異なるのでしょうか。
・宗教は戦争を肯定するために、どのような理論や方便を用いてきたのでしょうか。
・考察の対象は仏教・キリスト教・イスラム教を中心に、ユダヤ教や神道も論じます。
【講義概要】
宗教は平和を求める、あるいは宗教は暴力を嫌うとか戦争を忌避するとよく言われます。しかし現実には、宗教の対立から戦争が幾たびも起こってきました。それは決して過去の話ではありません。現時点でも宗教に由来する戦争が世界の各地で起こっています。一部には戦争の真の原因は宗教ではなく、経済的な不平等や政治的な抑圧にあると主張する人もいます。確かにそういう面があることは否定できませんが、かといって宗教に全く責任がないとも言えません。本講座では代表的な宗教が戦争とどう向き合ってきたのか、さまざまな「宗教戦争」を事例にあげて、宗教と戦争の関係を、可能な限り偏見を避けつつ、論じていきます。
【各回の講義予定】
第1回 2022/ 9/29(木) 戦争の起源・宗教の起源
第2回 2022/10/ 6(木) 宗教の2類型:個人のための宗教vs集団のための宗教
第3回 2022/10/13(木) イスラム教の聖戦(ジハード)
第4回 2022/10/20(木) 十字軍
第5回 2022/10/27(木) 宗教改革から宗教戦争へ
第6回 2022/11/10(木) 弥勒信仰が育んだ革命思想と民衆蜂起
第7回 2022/11/17(木) 太平天国の乱
第8回 2022/11/24(木) 一向一揆
第9回 2022/12/ 1(木) 島原の乱
第10回 2022/12/ 8(木) 明治・大正・昭和時代の戦争と宗教
備考
※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。
講師陣
名前 | 正木 晃 |
---|---|
肩書き | 宗教学者 |
プロフィール | 1953年、神奈川県小田原市生まれ。筑波大学大学院博士課程修了。専門は宗教学(日本仏教・チベット仏教)。文献研究に留まらず、現地調査を実施しチベット・ヒマラヤ地域の調査は20回に及ぶ。高度でありながら誰でも理解できる仏教学を志向。著作は『「ほとけ」論』『現代日本語訳 法華経』など多数。 |