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講座詳細情報

申し込み締切日:2022-09-03 / 世界史 / 学内講座コード:920305

【オンデマンド】ケルト文化を『ガリア戦記』から読み解く:死生観・神々と慣習

主催:早稲田大学エクステンションセンター早稲田大学エクステンションセンター オンデマンド(東京都)]
問合せ先:早稲田大学エクステンションセンター TEL:03-3208-2248
開催日
9月 5日(月)~ 9月 5日(月)
講座回数
4回
時間
00:00~23:59
講座区分
その他 
入学金
8,000円
受講料
7,920円
定員
20
その他
ビジター価格 7,920円
補足
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※この講座の申し込みは既に締め切りました。

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講座詳細

【目標】
・ヨーロッパ文明の源流の多様性を「ケルト文化」に発見する。(古代西洋史の新たな見直し)
・従来、古代ローマ史としてのみ読まれてきた『ガリア戦記』を、敗北した「ケルト=ガリア」側から読むという視点の逆転によって、「書かれなかった」信仰・慣習の内奥までを学ぶ。
・異文化(ローマ人)から見ると、異形であるかに見えた「ケルト=ガリア」に、日本人にも共感される「自然崇拝」と「生命循環」の思想を発見する。

【講義概要】
ヨーロッパの古層の文明を築いたケルト人は、ガリアの地(現在のフランス・スイス・ベルギーとその周辺)で最後の抵抗を続け、紀元前1世紀、カエサル率いるローマ軍に敗北し、ローマの属領下に降った。しかし勝者が記した「野蛮なケルト」の森の奥には、カエサルによって「書かれなかった」ケルトの宗教・慣習が生きていた。今回は、第6巻(6年目の戦争)に光を当て、「ガリア」に営まれたドルイドの「死生観」、無文字社会独特の慣習、自然との交流までを読み解く。考古学の図像から、ケルトの「森羅万象」「生きとし生けるもの」とへの畏敬と信仰が浮かび上がる。



【各回の講義予定】
第1回 2022/ 9/ 5(月) 司祭「ドルイド」:言霊の力と霊魂不滅の思想
第2回 2022/ 9/ 5(月) ガリアの「神々」:ローマ人が解釈したケルトのパンテオン
第3回 2022/ 9/ 5(月) 死後の世界:ケルト考古学の魅力
第4回 2022/ 9/ 5(月) ヘルキュニアの森:生き物への畏敬

備考

【ご受講に際して】
◆この講座は
 2021年度 冬期 「ケルト文化を『ガリア戦記』から読み解く:死生観・神々と慣習」 (01/08~02/12 土曜日、全4回)
 で開講した講座のアーカイブ講座になります。
◆途中映像音声の乱れるところがありますがご了承ください。
◆オンデマンド講座のため講義内容に関する質疑は受付けいたしかねます。あらかじめご了承お願いいたします。

※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。

講師陣

名前 鶴岡 真弓
肩書き 多摩美術大学美術館 館長、芸術人類学研究所 所長
プロフィール 1952年生。早大大学院修了。ケルト文化芸術研究。『ケルト/装飾的思考』『芸術人類学講義』(編)(筑摩書房)『ケルトの想像力』(青土社)『装飾する魂』『ケルトの魂』平凡社,『ケルトの歴史』(共著:河出書房新社)『ケルトの宗教 ドルイディズム』(共著:岩波書店)『ケルズの書』(訳:岩波書店)『ケルトの賢者ドルイド』(訳:講談社)等著訳書多数。『ケルト再生の思想』(ちくま新書:河合隼雄学芸賞)。
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