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講座詳細情報

申し込み締切日:2021-09-26 / 宗教・哲学 / 学内講座コード:130503

キリスト教における神・人間理解 中世の思想家マイスター・エックハルトの思索を通して考える

主催:早稲田大学エクステンションセンター早稲田大学エクステンションセンター 早稲田校(東京都)]
問合せ先:早稲田大学エクステンションセンター TEL:03-3208-2248
開催日
9月28日(火)~12月 7日(火)
講座回数
10回
時間
10:40~12:10
講座区分
後期 
入学金
8,000円
受講料
29,700円
定員
30
その他
ビジター価格 34,155円
補足
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※この講座の申し込みは既に締め切りました。

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講座詳細

【目標】
・ヨーロッパ人の人間観を知ること
・キリスト教の神観を知ること
・宗教とはどんな人間の営みであるかを知ること

【講義概要】
初期キリスト教時代のギリシア教父たちは、人間とはどんな存在としてまた何のために創造されたと考えたか、まずこの問題を旧約聖書の「創世記」にある「アダム創造」の記述を手がかりにして考えてみます。今回はヘブライ思想の特徴について考察いたします。そのあとキリスト教信仰の三位一体論、あるいはキリスト論、受肉論といった基本的理解を簡単に見た上で、そこから形成された初期キリスト教徒のテオーシス(人間神化)思想に注目いたします。さらにその伝統に連なる中世のドミニコ会修道士マイスター・エックハルトの思索を、民衆の言葉である母語ドイツ語によって語られた説教テキスト(講師による邦訳)を手がかりにして考えていきます。本年度は平野啓一郎著『マチネの終わりに』に引用されているエックハルトの代表的説教である「マリア・マルタの話」を扱った説教86を読みます。10回の講義の内8回ほどはエックハルトの邦訳テキスト読みになります。折に触れ、宗教哲学の観点から仏教思想にも言及できればと思っております。

【各回の講義予定】
第1回 2021/ 9/28(火) キリスト教における人間理解1
第2回 2021/10/ 5(火) キリスト教における人間理解2
第3回 2021/10/12(火) キリスト教における人間理解3
第4回 2021/10/19(火) エックハルト・ドイツ語説教講読
第5回 2021/10/26(火) エックハルト・ドイツ語説教講読
第6回 2021/11/ 2(火) エックハルト・ドイツ語説教講読
第7回 2021/11/ 9(火) エックハルト・ドイツ語説教講読
第8回 2021/11/16(火) エックハルト・ドイツ語説教講読
第9回 2021/11/30(火) エックハルト・ドイツ語説教講読
第10回 2021/12/ 7(火) エックハルト・ドイツ語説教講読

備考

【テキスト・参考図書】
テキスト
『エックハルト説教集』(岩波書店)(ISBN:978-4003381618)岩波文庫本です

※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。

講師陣

名前 田島 照久
肩書き 早稲田大学名誉教授
プロフィール 1947年東京生れ。早稲田大学第一文学部哲学科卒業後、ドイツ・フライブルク大学でマギスター学位取得。博士(文学・早大)。専門分野は宗教哲学、宗教民俗学。著書に『マイスター・エックハルト研究』(創文社)、『エックハルト説教集』(岩波文庫)、『タウラー説教集』(創文社)、『テオーシス』(教友社)等あり。
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