講座詳細情報
申し込み締切日:2019-10-14 / 宗教・哲学 / 学内講座コード:330518
神が決めた法律と神の物語を読む ユダヤ人の聖書解釈
- 開催日
- 10月16日(水)~12月 4日(水)
- 講座回数
- 8回
- 時間
- 15:00~16:30
- 講座区分
- 後期
- 入学金
- 8,000円
- 受講料
- 23,760円
- 定員
- 24
- その他
- ビジター価格 27,324円
- 補足
※この講座の申し込みは既に締め切りました。
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講座詳細
【目標】
・ユダヤ人の学問の原点を知る。
・実際に自分で考えて聖書を読む力を身につける。
・日本語訳聖書を用いてユダヤ人の読み方を追体験する。
【講義概要】
ユダヤ教は、イスラム教と似ていて、ともに「戒律の宗教」と呼ばれます。人は、預言者を通して神が啓示した教えに従って生きなさい、と説いているからです。ユダヤ教は、預言者モーセに啓示された神の言葉に従って生きる宗教のことです。本講義では、実際のユダヤ人の流儀 ―― 安息日ごとにシナゴーグでモーセ五書を朗読 ―― に従って、モーセ五書を解釈していきます。神はなぜ天地創造から語り始めたのか。そこから始まって、アブラハムへの呼びかけ、その子孫のエジプト脱出、十戒、荒野の40年の彷徨、そして約束の地を目前にしたモーセの死まで、物語と法律の両方を語った神の意図とはなにか。ユダヤ人が2000年にわたってどのように考えて教えを引き出してきたのかをじっくり学びます。
【各回の講義予定】
第1回 2019/10/16(水) ユダヤの聖典:成文律法と口伝律法
第2回 2019/10/23(水) 創世記を読む:天地創造から族長の登場まで
第3回 2019/10/30(水) 創世記を読む:族長物語を中心に
第4回 2019/11/ 6(水) 出エジプト記を読む:契約締結まで
第5回 2019/11/13(水) 出エジプト記を読む:脱出劇のあとの出来事
第6回 2019/11/20(水) レビ記を読む
第7回 2019/11/27(水) 民数記を読む
第8回 2019/12/ 4(水) 申命記を読む
・ユダヤ人の学問の原点を知る。
・実際に自分で考えて聖書を読む力を身につける。
・日本語訳聖書を用いてユダヤ人の読み方を追体験する。
【講義概要】
ユダヤ教は、イスラム教と似ていて、ともに「戒律の宗教」と呼ばれます。人は、預言者を通して神が啓示した教えに従って生きなさい、と説いているからです。ユダヤ教は、預言者モーセに啓示された神の言葉に従って生きる宗教のことです。本講義では、実際のユダヤ人の流儀 ―― 安息日ごとにシナゴーグでモーセ五書を朗読 ―― に従って、モーセ五書を解釈していきます。神はなぜ天地創造から語り始めたのか。そこから始まって、アブラハムへの呼びかけ、その子孫のエジプト脱出、十戒、荒野の40年の彷徨、そして約束の地を目前にしたモーセの死まで、物語と法律の両方を語った神の意図とはなにか。ユダヤ人が2000年にわたってどのように考えて教えを引き出してきたのかをじっくり学びます。
【各回の講義予定】
第1回 2019/10/16(水) ユダヤの聖典:成文律法と口伝律法
第2回 2019/10/23(水) 創世記を読む:天地創造から族長の登場まで
第3回 2019/10/30(水) 創世記を読む:族長物語を中心に
第4回 2019/11/ 6(水) 出エジプト記を読む:契約締結まで
第5回 2019/11/13(水) 出エジプト記を読む:脱出劇のあとの出来事
第6回 2019/11/20(水) レビ記を読む
第7回 2019/11/27(水) 民数記を読む
第8回 2019/12/ 4(水) 申命記を読む
備考
【ご受講に際して】
◆講義の席に聖書を持参する必要がないように、資料を準備したいと思います。家庭では日常的に手に届く身近なところに聖書を置いて、いつでも参照できるようにしていただければありがたいです。たったの一行でもよいので、読んでみて、そこからなにかの「問い」を考えるという習慣をつけてみてください。
※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。
◆講義の席に聖書を持参する必要がないように、資料を準備したいと思います。家庭では日常的に手に届く身近なところに聖書を置いて、いつでも参照できるようにしていただければありがたいです。たったの一行でもよいので、読んでみて、そこからなにかの「問い」を考えるという習慣をつけてみてください。
※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。
講師陣
名前 | 市川 裕 |
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肩書き | 元東京大学教授 |
プロフィール | 法学を学んだ後、一生の仕事として聖書研究を志し宗教学の大学院で旧約聖書を学ぶが、イエス時代のユダヤ教に強く惹かれ、ヘブライ大学に留学し律法研究に取り組む。現地のシナゴーグで1年間毎朝の礼拝に出て感銘を受ける。著書に『ユダヤ教の精神構造』(東京大学出版会)、『ユダヤ人とユダヤ教』(岩波新書)など。 |