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講座詳細情報

申し込み締切日:2019-10-02 / 日本史 / 学内講座コード:130233

茶の湯の歴史『基礎編』 喫茶のはじまりから日本の文化へつながる茶の来た道

主催:早稲田大学エクステンションセンター早稲田大学エクステンションセンター 早稲田校(東京都)]
問合せ先:早稲田大学エクステンションセンター TEL:03-3208-2248
開催日
10月 4日(金)~12月13日(金)
講座回数
10回
時間
13:00~14:30
講座区分
後期 
入学金
8,000円
受講料
29,700円
定員
20
その他
ビジター価格 34,155円
補足
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※この講座の申し込みは既に締め切りました。

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講座詳細

【講義概要】
茶の湯の歴史・茶の来た道について基礎的な知識を学ぶことを目標にします。茶の来た道、歴史を知ることで日本文化がとても身近になります。茶はいつ頃から飲まれたのか。誰により日本へ招来され、どのような飲み方だったのか。紀元前から十六世紀頃までの茶の来た道をたどりながら日本文化になっていく過程をみていきます。そして、日本文化の代表である「茶道」が、日本独自の文化を作り上げていく過程と現在の茶道とどのようにつながっていくかを勉強します。
中国では紀元前、茶を飲んでいたであろう資料が多く存在します。700年代、世界の茶祖と呼ばれる「陸羽」により紀元前からの茶の詳細があきらかになり、中国の茶文化が確立されました。800年代、留学僧により唐の陸羽式の茶が伝わります。1200年代、栄西禅師により招来された「茶」と「禅」が日本に定着しました。1400年代、禅を基本とした日本独自の茶“わび茶”が誕生します。寺院での飲茶や茶礼がやがて日本の日常生活の基盤となり、日本文化として定着していきます。「茶」が中国の歴史、日本の歴史とどのように関わり日本独自の文化となったのか、何よりも「茶」が各時代に果たす役割や影響をみていきます。
テーマ1世界の喫茶のはじまり―中国紀元前から600年までの茶
テーマ2世界の喫茶のはじまり―700年代陸羽の茶から1100年代
テーマ3日本の喫茶のはじまり―遣隋使が伝えた茶
テーマ4日本の喫茶のはじまり―遣唐使が伝えた茶
テーマ5抹茶法の招来と茶―鎌倉時代 新たな文化としての茶
テーマ6茶の湯の形成―室町時代の多彩な形式の茶
テーマ7わび茶の成立― 一休宗純と村田珠光で始まるわび茶
テーマ8わび茶の成立―わび茶とは
テーマ9わび茶の発展と茶人―武野紹鷗と千宗易
テーマ10わび茶と武将達―武将織田信長、豊臣秀吉とわび茶

備考

【ご受講に際して】
◆茶道の経験は全く関係なく学ぶ講座です。
◆茶道に興味のある方にぜひ受講して頂きたい講座です。
◆茶の湯に関わる基礎の実技あり。(例:茶杓、帛紗作り等)
◆『茶の湯の歴史 入門編、基礎編、禅と茶・詳解編/真髄編、武将編』のご受講にあたって、特に順序の定めはありません。
◆年間(春学期・秋学期)を通して学ぶ講座です。茶の来た道を解説いたします。春学期は、紀元前から1100年頃まで。実習としては、帛紗・茶杓作りをします。秋学期は1100年~1500年頃まで。実習としては春学期手作りしたもので茶を点てることを学びます。
◆秋学期からでも受講出来ます。

※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。

講師陣

名前 山崎 仙狹
肩書き 禅茶・茶道研究家、華道家、吉備国際大学客員教授
プロフィール 禅茶一心・茶禅一味「禅茶・仙狹會」主。「早稲田大学禅茶・仙狹會」会長(受講生を中心とした会)。禅と茶と基に日本独自の茶の道「わび茶」が誕生。茶は仏法の中にあり、その心は正直に慎み深くおごらぬ様生きることである「わび茶」の中には香・華・庭・菓子なども含む日本の総合文化を伝承する。「日本文化学」を各大学・専門学校・仙狹道場にて日本茶道の原点「わび茶」「養う花を生ける」ことを指南。和装着装講師。
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