大学公開講座のセカンドアカデミー

【目標】
会議の決定を参加者一人一人が自分ごととして受け取ってくれるように、社内の会議や商談で関係者の総意を引き出し、誰一人も見捨てず結論を導く力を身につける。

【講義概要】
本講座の目的は、パワーポイントやエクセルを活用した、プレゼンテーション資料の作成法ではありません。声が大きい一部の意見がまかり通る【不公平な会議】の撲滅を目指し、手描き図解による合意形成方法を学んで頂くことです。例えば、ホワイトボードを使って、上司・同僚の意見を書き出すだけで、結論が早くまとまったことはありませんか? バラバラだった意見がまとまり関係者の総意が固まった瞬間、チームが一致団結した経験はありませんか? カーナビの最適ルートをみんなで共有できた時のように、一人一人が、迷わず行動できる環境を、図・会議ファシリテーションで導きます。
【基礎講義】
・正しいコミュニケーションと、正しくないコミュニケーションの違い
・共通言語が出来ていない組織で起こる行動の不一致(地方公共団体、公立病院、一般企業の事例で学習)
・答えを教えず視点を教えることで気づきを促し、会議の内容を自分事にさせる
【ワークショップ】
・マトリックス(+)図解で、共通言語を作る
・付箋をロジックツリーで結び、関係者全員の思いを統合する

【ご受講に際して】
◆講義時間に昼食時間及び小休憩を含みます。
◆講義中に参考図書の一部を使用し説明を行います。お持ちの方はぜひご持参ください。

【テキスト・参考図書】
参考図書
『誰でもデキる人に見える 図解de仕事術』（明日香出版社）（ISBN:978-4756916235）

※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。

名前	多部田 憲彦
肩書き	一般社団法人日本図解協会 代表理事
プロフィール	元日産自動車（株）ルノー日産共同購買本部リージョナル・サプライヤー・パフォーマンス・マネージャー。2002年古河電工入社。タイ工場に駐在し、言葉が通じないタイ人と図解で意思疎通し自立型組織を開発。2007年日産へ転職、世界13ヶ国の社員と働く。2010年から図解勉強会を主催し、延べ3000人を指導。