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講座詳細情報

申し込み締切日:2019-04-14 / 心理 / 学内講座コード:310707

戦火の欧州・中東・イスラーム関係史

主催:早稲田大学エクステンションセンター早稲田大学エクステンションセンター 中野校(東京都)]
問合せ先:早稲田大学エクステンションセンター TEL:03-3208-2248
開催日
4月16日(火)~6月11日(火)
講座回数
8回
時間
10:30~12:00
講座区分
前期 
入学金
8,000円
受講料
23,328円
定員
40
その他
ビジター価格 26,827円
補足
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※この講座の申し込みは既に締め切りました。

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講座詳細

【目標】
・中東情勢と国際政治、またイスラム教について正しく包括的に理解することができるようになることを目標とします(中東に長く居住した経験から真の中東を身近に知っていただけると自負しています)。
・中東の歴史をオスマン帝国から丹念に追い、欧州との関係をつまびらかにします。
・国際政治の理論、比較制度論などの分析枠組みを理解することで、最新のニュースを惑わされることなく的確に中東問題を把握することができるようになります。
・イスラーム文化や食事等についても解説します。自身で撮った写真や映像で中東を紹介します(エルサレムやイラク・クルド自治区、サウジアラビア・リヤド・ジェッダ、イラン・テヘラン・イスファハン、アゼルバイジャン・バクー、エジプト・カイロ、リビア・トリポリ、アルジェリア・アルジェ、チュニジア・チュニス等)。

【講義概要】
「アラブの春」から8年、シリア内戦やリビア内戦によって中東地域は混乱の度を深めています。イスラム国「IS」によるテロにより、欧州諸国も治安が悪化、イスラム教徒とキリスト教徒との間で「文明の衝突」が起きています。なぜイスラム世界は安定しないのでしょうか。イスラム教と民主主義は整合性がないのでしょうか。中東の歴史や社会構造、宗教的背景を踏まえつつ、国際政治学的見地から今後の中東、そして世界との関係を読み解くための視点を紹介します。
【主な講義内容】
〇3つの帝国と中東近代史
〇フランス帝国 ― 領土と復讐
〇大英帝国 ― 名誉と石油
〇壊れゆく中東(1) ― 戦争の時代
〇壊れゆく中東(2) ― 革命の時代
〇壊れゆく欧州(1) ― 戦争と難民の時代
〇壊れゆく欧州(2) ― テロと動乱の時代
〇中東は再び火薬庫となるのか

備考

【ご受講に際して】
◆毎回写真や映像を15分~20分ほど使って説明します。また世界情勢の変化によって、講座内容が前後したり、変更になることがあります。

【テキスト・参考図書】
テキスト
『戦火の欧州・中東関係史』(東洋経済新報社)(ISBN:978-4492444467)
参考図書
『国際平和論』(岩波書店)(ISBN:978-4000289122)
『中東・北アフリカの体制崩壊と民主化』(岩波書店)(ISBN:978-4000238717)

※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。

講師陣

名前 福富 満久
肩書き 一橋大学教授
プロフィール 早稲田大学政治経済学部卒業後、同大学大学院政治学研究科博士課程およびパリ政治学院国際関係学Ph.D.コース修了。博士(政治学)、Ph.D(国際関係学)。専門は、国際政治学、中東問題等。著書に『中東・北アフリカの体制崩壊と民主化』、『国際平和論』、『Gゼロ時代のエネルギー地政学』(いずれも岩波書店)。
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