大学公開講座のセカンドアカデミー

【目標】
・『論語』は中国古代の孔子の言葉を集めた書物で、21世紀の今でも人生や仕事の指針として広く読まれている古典中の古典です。この『論語』をじっくりと味わいます。
・『論語』を正確に理解できるようにします。
・孔子と儒教についての基礎知識が得られ、その現代的意義についての理解が深められるようにします。

【講義概要】
今回は『論語』の述而(じゅつじ)篇を丁寧に通読します。この篇は『論語』の中の重要な篇の一つです。また関係する他の篇にも触れ、『論語』全体の理解を深めます。なるべくわかりやすく講義しますが、単なる入門講座に終わらないようにするつもりです。初めて『論語』に接する方も、『論語』に触れたことがある方も、歓迎します。本講義を通して、『論語』の醍醐味と儒教の奥深さを味わっていただければと思います。

【テキスト・参考図書】
テキスト
『論語集注(2)』（平凡社 東洋文庫）（ISBN:978-4582808506）

※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。

名前	土田 健次郎
肩書き	早稲田大学教授、日本儒教学会会長
プロフィール	1949年東京都生まれ。早稲田大学第一文学部卒業、同大学文学研究科博士課程修了、博士(文学、早稲田大学)。専門分野は、中国思想、日本思想。著書に『儒教入門』(東京大学出版会)、『江戸の朱子学』(筑摩書房)、『論語集注(全4巻)』(平凡社)、『聖教要録・配所残筆』(講談社)などがある。