講座詳細情報
申し込み締切日:2019-01-26 / 経済 / 学内講座コード:340704
現代経済と共通資本
- 開催日
- 2019年1月28日(月)~2019年2月25日(月)
- 講座回数
- 4回
- 時間
- 10:30~12:00
- 講座区分
- その他
- 入学金
- 8,000円
- 受講料
- 11,664円
- 定員
- 24
- その他
- ビジター価格 13,413円
- 補足
※この講座の申し込みは既に締め切りました。
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講座詳細
【目標】
・共通資本の維持・蓄積には社会的規制を適切にかけることが必要であることを理解する。
・経済的規制と社会的規制を区別し、後者の重要性を論じる。
・共通資本の各分野につき、考察する。
【講義概要】
市場経済は労働や素材・土地、知識、信用を生産要素として使用するが、そうした生産要素はさらに家族・コミュニティ、自然環境、文化、金融といったそれぞれの共有資本から生まれるものである。安定的に生産要素を得るには共有資本を適切に運用しなければならず、それには「コモンズの悲劇」を回避すべく相応の(社会的)規制をかける必要がある。新ビジネスの立ち上げを促進する目的による規制緩和は経済的規制に止めるべきで、社会的規制に及べば経済を停滞させかねない。共通資本と経済の循環過程につき、考察する。
【各回の講義予定】
第1回 2019/ 1/28(月) 共通資本とは
第2回 2019/ 2/ 4(月) 共通資本のいろいろ(1)人間関係資本、自然資本
第3回 2019/ 2/18(月) 共通資本のいろいろ(2)文化資本、金融資本
第4回 2019/ 2/25(月) 共通資本と経済の循環
・共通資本の維持・蓄積には社会的規制を適切にかけることが必要であることを理解する。
・経済的規制と社会的規制を区別し、後者の重要性を論じる。
・共通資本の各分野につき、考察する。
【講義概要】
市場経済は労働や素材・土地、知識、信用を生産要素として使用するが、そうした生産要素はさらに家族・コミュニティ、自然環境、文化、金融といったそれぞれの共有資本から生まれるものである。安定的に生産要素を得るには共有資本を適切に運用しなければならず、それには「コモンズの悲劇」を回避すべく相応の(社会的)規制をかける必要がある。新ビジネスの立ち上げを促進する目的による規制緩和は経済的規制に止めるべきで、社会的規制に及べば経済を停滞させかねない。共通資本と経済の循環過程につき、考察する。
【各回の講義予定】
第1回 2019/ 1/28(月) 共通資本とは
第2回 2019/ 2/ 4(月) 共通資本のいろいろ(1)人間関係資本、自然資本
第3回 2019/ 2/18(月) 共通資本のいろいろ(2)文化資本、金融資本
第4回 2019/ 2/25(月) 共通資本と経済の循環
備考
【ご受講に際して】
◆参考図書『経済政策 ─ 不確実性に取り組む』は講義で必携ではありませんが、お持ちいただくとより理解が深まります。
【テキスト・参考図書】
参考図書
『経済政策 ― 不確実性に取り組む』(放送大学教育振興会)(ISBN:978-4595140884)
※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。
◆参考図書『経済政策 ─ 不確実性に取り組む』は講義で必携ではありませんが、お持ちいただくとより理解が深まります。
【テキスト・参考図書】
参考図書
『経済政策 ― 不確実性に取り組む』(放送大学教育振興会)(ISBN:978-4595140884)
※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。
講師陣
名前 | 松原 隆一郎 |
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肩書き | 放送大学教授 |
プロフィール | 1979年東京大学工学部卒業、1985年東京大学大学院経済学研究科単位取得退学。現在は東京大学大学院総合文化研究科教授。専攻は経済思想・社会経済学。主要著書に『経済政策』(放送大学教育振興会)、『ケインズとハイエク ― 貨幣と市場への問い』 (講談社現代新書)などがある。 |