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講座詳細情報

申し込み締切日:2019-01-06 / 日本史 / 学内講座コード:340215

近代天皇の「旅」 4代の天皇の「旅」の秘密を解き明かす

主催:早稲田大学エクステンションセンター早稲田大学エクステンションセンター 中野校(東京都)]
問合せ先:早稲田大学エクステンションセンター TEL:03-3208-2248
開催日
2019年1月 8日(火)~2019年2月12日(火)
講座回数
6回
時間
13:00~14:30
講座区分
その他 
入学金
8,000円
受講料
17,496円
定員
24
その他
ビジター価格 20,120円
補足
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※この講座の申し込みは既に締め切りました。

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講座詳細

【目標】
・近代天皇の「旅」(行幸)の意味とそれがもたらす効果を理解する。
・明治・大正・昭和・平成、それぞれの社会情勢の違いや、社会基盤・交通機関の発達にともなう4代の天皇の「旅」の変遷を学ぶ。

【講義概要】
皇后とともに各地を巡り、被災地などで住民を励ます姿が印象的な現在の天皇。即位後に限っても全47都道府県を2回以上訪れ、海外訪問は59か国(皇太子時代を含む)を数える。即位後各地を巡った旅路は、なんと60万キロ以上。地球を15周半する距離だという。これほど各地を旅した天皇は、いまだかつていなかった。
なぜ天皇は旅に赴くのだろうか。
じつは天皇が旅に出られるようになったのは古いことではない。江戸時代の天皇は、御所から出ることもかなわない、いわば「籠の鳥」の存在だった。ところが明治維新を迎えるとともに、天皇は国家のシンボルとして積極的に各地を訪れるようになる。
明治維新から150年。明治・大正・昭和、そして現在の天皇の旅のスタイルに迫ることは、日本の近現代史を振り返ることでもある。
202年ぶりとなる天皇の譲位(生前退位)を控えた平成最後の年だからこそ、あらためて4代の天皇の「旅」の意味や変遷を見つめてみたい。

【各回の講義予定】
第1回 2019/ 1/ 8(火) 序論~今上天皇1:データから見る現代の天皇の旅、今上天皇が始めた「3つの旅」
第2回 2019/ 1/15(火) 明治天皇:最初の大旅行が東京奠都、全国各地を巡った「六大行幸」、欠かさず臨席した陸軍大演習の旅
第3回 2019/ 1/22(火) 大正天皇:体力回復のため、旅を奨励された前半生、病弱ゆえに建てられた各地の御用邸、さまざまな秘話
第4回 2019/ 1/29(火) 昭和天皇1:皇太子時代の台湾・欧州行啓、「大元帥陛下」の旅、戦勝祈願の旅
第5回 2019/ 2/ 5(火) 昭和天皇2:昭和20年の天皇、復興の全国行幸、欧州と米国歴訪
第6回 2019/ 2/12(火) 今上天皇2~むすび:第1回でふれられなかったさまざまな旅の軌跡

備考

【テキスト・参考図書】
参考図書
『旅する天皇 平成30年間の旅の記録と秘話』(小学館)(ISBN:978-4093886307)
『天皇の旅と寄り道』(KKベストセラーズ ベスト新書)(ISBN:978-4584125717)

※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。

講師陣

名前 竹内 正浩
肩書き 歴史探訪家
プロフィール 愛知県生まれ。著書に『旅する天皇』(小学館)、『天皇の旅と寄り道』(KKベストセラーズ)、『地図と愉しむ東京歴史散歩』シリーズ既刊5冊、(中央公論新社)、『「家系図」と「お屋敷」で読み解く歴代総理大臣』シリーズ2冊(実業之日本社)、『写真と地図でめぐる軍都・東京』(NHK出版)など多数。
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