講座詳細情報
申し込み締切日:2018-10-22 / 世界史 / 学内講座コード:230308
人類の進化史:拡散、交替、絶滅の歴史
- 開催日
- 10月24日(水)~11月14日(水)
- 講座回数
- 4回
- 時間
- 13:00~14:30
- 講座区分
- 後期
- 入学金
- 8,000円
- 受講料
- 11,664円
- 定員
- 50
- その他
- ビジター価格 13,413円
- 補足
※この講座の申し込みは既に締め切りました。
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講座詳細
【目標】
・人類の進化と技術・認知発達の歴史を理解する。
・ネアンデルタール人が絶滅した謎について考える。
・ホモ・サピエンスの特殊性について理解を深める。
【講義概要】
人類は、約700万年前に誕生し、長い時を経て我々ホモ・サピエンスへと進化しました。この間、様々な人類が誕生と絶滅を繰り返してきました。最近のゲノム研究では、絶滅した人類のDNAが私たちの中にも少しだけ入っていることがわかってきました。アフリカやヨーロッパでおこなわれている最新の研究成果から、人類が辿ってきた長い進化史と考古文化の発達の歴史を概観します。
最初に、アフリカで誕生した人類がいつどのように進化し、出アフリカを果たしたか紹介します。また、この間に起きた技術と認知の発達史についても解説します。次に、ヨーロッパで進化したネアンデルタール人の文化を紹介し、彼らがいつどのように絶滅に至ったのか解説します。最後に、ネアンデルタール人に代わってヨーロッパに現れたホモ・サピエンスの文化について解説します。特に、ラスコー洞窟を初めとする、ヨーロッパでしか見られない旧石器時代のホモ・サピエンスの芸術作品をご紹介します。以上の講義内容を通じて、私たちホモ・サピエンスが、他の人類に対して持つ特殊性について考えます。
・人類の進化と技術・認知発達の歴史を理解する。
・ネアンデルタール人が絶滅した謎について考える。
・ホモ・サピエンスの特殊性について理解を深める。
【講義概要】
人類は、約700万年前に誕生し、長い時を経て我々ホモ・サピエンスへと進化しました。この間、様々な人類が誕生と絶滅を繰り返してきました。最近のゲノム研究では、絶滅した人類のDNAが私たちの中にも少しだけ入っていることがわかってきました。アフリカやヨーロッパでおこなわれている最新の研究成果から、人類が辿ってきた長い進化史と考古文化の発達の歴史を概観します。
最初に、アフリカで誕生した人類がいつどのように進化し、出アフリカを果たしたか紹介します。また、この間に起きた技術と認知の発達史についても解説します。次に、ヨーロッパで進化したネアンデルタール人の文化を紹介し、彼らがいつどのように絶滅に至ったのか解説します。最後に、ネアンデルタール人に代わってヨーロッパに現れたホモ・サピエンスの文化について解説します。特に、ラスコー洞窟を初めとする、ヨーロッパでしか見られない旧石器時代のホモ・サピエンスの芸術作品をご紹介します。以上の講義内容を通じて、私たちホモ・サピエンスが、他の人類に対して持つ特殊性について考えます。
備考
【ご受講に際して】
◆講義で配布したプリントは、毎回ご持参ください。
※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。
◆講義で配布したプリントは、毎回ご持参ください。
※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。
講師陣
名前 | 佐野 勝宏 |
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肩書き | 早稲田大学准教授 |
プロフィール | 新潟県出身。ドイツ、ケルン大学先史・原史学研究所修了。博士(Ph.D.)。専門は、先史考古学。主にヨーロッパをフィールドとし、2012年からはエチオピアの人類考古学調査に関わっている。著書に、『アシュール石器文化の草創?エチオピア、コンソ』(東京大学出版会)。 |