講座詳細情報
申し込み締切日:2016-09-08 / 日本史:その他教養 / 学内講座コード:120213
京都 『建仁寺』『高山寺』で学ぶ茶の湯の歴史 禅・心をかたちに
- 開催日
- 9月15日(木)~ 9月17日(土)
- 講座回数
- 3回
- 時間
- 詳しくは講義概要を参照
- 講座区分
- 数回もの
- 入学金
- 8,000円
- 受講料
- 54,434円
- 定員
- 20
- その他
- ビジター価格 57,998円
- 補足
※この講座の申し込みは既に締め切りました。
関連講座
講座詳細
【目標】
私達はいつ頃からお茶を飲みはじめたのでしょうか?
またお茶は誰により招来され、現在の日本のお茶文化になったのでしょうか?
京都・祇園に喧噪の中にも凛とした佇まいの建仁寺があります。このお寺の開山が栄西禅師という方で日本に茶を招来し、禅を日本に定着された御方です。茶道史の中で最も重要な人物です。栄西禅師がいらっしゃらなければ現在私達はお茶を飲んでいないかも知れません。これはけして過言ではございません。
1199年、栄西禅師は二度目の入宋を終え、禅の研鑽を積まれ、茶を携え帰国されました。日本の禅と茶のはじまりです。
1204年栄西禅師は、高山寺の明恵上人に茶入に入れた5粒の茶の種を贈ります。明恵上人はその茶の種を栂ノ尾の山瀬深くに植えます。その茶が現在私達が飲んでいるお茶のルーツとなります。そして時代を経て日本はお茶のある日常生活となるのです。
「建仁寺」「高山寺」と日本の茶の原点の御寺で御住職の御指導のもと、茶の湯の歴史を学ばせていただき、茶と禅の関わりと茶と禅が私達の生活の中にどのようにつながっているかを体験を通して勉強させていただきます。
建仁寺・高山寺の御住職様のお導きのもと“禅茶一心”を体と心で体得していただきたく存じます。
【講義概要】
1日目(9/15) 午前11時~午後4時
○建仁寺を教室とさせて戴き、栄西禅師にちなむ所見を通じて茶道の原点を勉強し、「禅茶一心」を体験します。
1.「栄西禅師のこと。四ツ頭茶礼(京都市無形民俗文化財)のこと」建仁寺御住職様ご法話
2.「茶の湯の歴史・I」山崎仙狹
○法観寺(八坂の塔)御住職様ご法話・参詣
1.「聖徳太子とお茶」法観寺御住職様ご法話
2.拝観
※昼食は、寺内で精進料理を頂きます。
2日目(9/16) 午前9時~午後4時
○建仁寺を教室とさせて戴き、ご住職様のご指導のもと座禅、作務(そうじ)を体験し「禅寺の日常」を学びます。
1.座禅、作務
2.建仁寺内拝観
3.「茶と禅と生活」建仁寺御住職様ご法話
4.「茶の湯の歴史・II」山崎仙狹
※昼食は、寺内で精進料理を頂きます。
3日目(9/17) 午前9時~正午
○高山寺を教室とさせて戴き、明恵上人にちなむ所見を通じて茶道の足跡をたどり、「禅茶一心」「和敬清寂」の総まとめをします。
1.「明恵上人と高山寺」高山寺執事様
2.日本最古の茶園見学
3.作務
4.金堂にて読経(般若心経を唱える)
5.「茶の湯の歴史・まとめ」山崎仙狹
※御寺のご都合により、一部の内容を変更することがあります。
※おみ足に不安を抱かれる方でも心配はございません。
[受講料に含まれる費用]
実習料、施設利用料、ご法話・座禅料、9/15と9/16の昼食代
[受講料に含まれない費用]
交通費、宿泊費、9/15と9/16の昼食代以外の食事代、個人的費用やその他上記以外の費用等
※ご宿泊につきましては、希望者に京都市内のホテルを紹介いたします。
詳細はお申し込みの方々に、別途7月中にご案内いたします。
(現地集合、現地解散)
私達はいつ頃からお茶を飲みはじめたのでしょうか?
またお茶は誰により招来され、現在の日本のお茶文化になったのでしょうか?
京都・祇園に喧噪の中にも凛とした佇まいの建仁寺があります。このお寺の開山が栄西禅師という方で日本に茶を招来し、禅を日本に定着された御方です。茶道史の中で最も重要な人物です。栄西禅師がいらっしゃらなければ現在私達はお茶を飲んでいないかも知れません。これはけして過言ではございません。
1199年、栄西禅師は二度目の入宋を終え、禅の研鑽を積まれ、茶を携え帰国されました。日本の禅と茶のはじまりです。
1204年栄西禅師は、高山寺の明恵上人に茶入に入れた5粒の茶の種を贈ります。明恵上人はその茶の種を栂ノ尾の山瀬深くに植えます。その茶が現在私達が飲んでいるお茶のルーツとなります。そして時代を経て日本はお茶のある日常生活となるのです。
「建仁寺」「高山寺」と日本の茶の原点の御寺で御住職の御指導のもと、茶の湯の歴史を学ばせていただき、茶と禅の関わりと茶と禅が私達の生活の中にどのようにつながっているかを体験を通して勉強させていただきます。
建仁寺・高山寺の御住職様のお導きのもと“禅茶一心”を体と心で体得していただきたく存じます。
【講義概要】
1日目(9/15) 午前11時~午後4時
○建仁寺を教室とさせて戴き、栄西禅師にちなむ所見を通じて茶道の原点を勉強し、「禅茶一心」を体験します。
1.「栄西禅師のこと。四ツ頭茶礼(京都市無形民俗文化財)のこと」建仁寺御住職様ご法話
2.「茶の湯の歴史・I」山崎仙狹
○法観寺(八坂の塔)御住職様ご法話・参詣
1.「聖徳太子とお茶」法観寺御住職様ご法話
2.拝観
※昼食は、寺内で精進料理を頂きます。
2日目(9/16) 午前9時~午後4時
○建仁寺を教室とさせて戴き、ご住職様のご指導のもと座禅、作務(そうじ)を体験し「禅寺の日常」を学びます。
1.座禅、作務
2.建仁寺内拝観
3.「茶と禅と生活」建仁寺御住職様ご法話
4.「茶の湯の歴史・II」山崎仙狹
※昼食は、寺内で精進料理を頂きます。
3日目(9/17) 午前9時~正午
○高山寺を教室とさせて戴き、明恵上人にちなむ所見を通じて茶道の足跡をたどり、「禅茶一心」「和敬清寂」の総まとめをします。
1.「明恵上人と高山寺」高山寺執事様
2.日本最古の茶園見学
3.作務
4.金堂にて読経(般若心経を唱える)
5.「茶の湯の歴史・まとめ」山崎仙狹
※御寺のご都合により、一部の内容を変更することがあります。
※おみ足に不安を抱かれる方でも心配はございません。
[受講料に含まれる費用]
実習料、施設利用料、ご法話・座禅料、9/15と9/16の昼食代
[受講料に含まれない費用]
交通費、宿泊費、9/15と9/16の昼食代以外の食事代、個人的費用やその他上記以外の費用等
※ご宿泊につきましては、希望者に京都市内のホテルを紹介いたします。
詳細はお申し込みの方々に、別途7月中にご案内いたします。
(現地集合、現地解散)
講師陣
名前 | 山﨑 仙狹 |
---|---|
肩書き | 茶道研究家、華道家、吉備国際大学客員教授 |
プロフィール | 茶の道と禅の「仙狹會」主催。「早稲田仙狹會(受講生を中心とした)」会長。禅の教えのもと「侘び茶」が誕生。茶の道は人の道、形ではなく心を尊び今を大切に、正直に慎み深くおごらぬ様生きる教えのもと誠の心を交じわらせる茶道の原点を伝承。原点の中には華・香・菓子・庭などが含まれる。「日本学」として各大学・専門学校・仙狹道場にて茶の道を教授。流派の基になる茶道―茶禅一味―を提唱。和装着装講師。 |