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講座詳細情報

申し込み締切日:2016-03-31 / 宗教・哲学:世界史:その他教養 / 学内講座コード:210502

宗教から読み解く「世界の今」 歴史をさかのぼると、根本原因が見えてくる

主催:早稲田大学エクステンションセンター早稲田大学エクステンションセンター 八丁堀校(東京都)]
問合せ先:早稲田大学エクステンションセンター TEL:03-3208-2248
開催日
4月 7日(木)~ 6月16日(木)
講座回数
10回
時間
15:00~16:30
講座区分
前期 
入学金
8,000円
受講料
23,652円
定員
50
その他
ビジター価格 27,216円
補足
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※この講座の申し込みは既に締め切りました。

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講座詳細

【目標】
今、世界を動かしているのは政治と経済、そして宗教です。宗教の時代といわれる中世ならばともかく、現代において宗教がここまでの影響力をもつとは、いわゆる東西冷戦が終結するまで、誰も予想しませんでした。しかし、これはもはや誰の眼にもあきらかな事実です。本講座では、21世紀にもなって、なぜ、宗教がこんなにも大きな力になりえているのか、その根本的な原因をそれぞれの宗教の教義や成り立ちを紹介しながら、考えていきます。この種の講座はとかく難しくなりがちですが、本講座では可能な限り、具体的にわかりやすく解説しますので、心配は要りません。

【講義概要】
本講座の主題は、現時点で実際に起きている宗教絡みの出来事や事件とその原因の究明です。原因の多くは歴史上の出来事と密接に関わっていますから、「今」だけを見ていてはいけません。すなわち根本的な原因の究明には歴史をさかのぼる必要が出てくるのです。とりあげる個々のテーマをあげてみます。イスラーム原理主義が暴力を肯定する理由。キリスト教と資本主義の深い関係。今日に至るイスラーム教とキリスト教の対立に決定的な影響をあたえた十字軍の実態。森羅万象に霊魂が宿るとみなすアニミズムと環境問題。近代化と宗教。日本型宗教の21世紀における可能性・・・などなどです。日本型宗教を論じる際は、理解の一助として、宮澤賢治の生涯と作品、今や世界的な評価を得ている日本のアニメ作品もとりあげます。

【各回の講義予定】
第1回 2016/ 4/ 7(木) イスラーム原理主義が暴力を肯定する理由
第2回 2016/ 4/14(木) イスラーム教とキリスト教が対立する根本的な原因―十字軍の実態
第3回 2016/ 4/21(木) ヨーロッパの宗教戦争と近代への道―信仰の自由+宗教と科学の決別
第4回 2016/ 4/28(木) 資本主義の成立にキリスト教はどのように貢献したのか?
第5回 2016/ 5/12(木) 仏教・イスラーム教・キリスト教と経済の密接な関係
第6回 2016/ 5/19(木) 「自然資本」から考える諸宗教の根本原理
第7回 2016/ 5/26(木) 宮澤賢治とアニメから読み解くアニミズムと環境問題
第8回 2016/ 6/ 2(木) 日本の近代化と宗教―伝統宗教VS.新宗教
第9回 2016/ 6/ 9(木) 日本人の死生観・霊魂観・自然観
第10回 2016/ 6/16(木) 21世紀の宗教を考える

講師陣

名前 正木 晃
肩書き 慶応義塾大学講師
プロフィール 1953年神奈川県生まれ。筑波大学大学院博士課程満期退学。専門分野は宗教学。日本とチベットの密教を中心に、修行における心身変容やその視覚表現を研究。著書に『空海と密教美術』(角川学芸出版)、『現代の修験道』(中央公論新社)をはじめ、多数がある。
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