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講座詳細情報

申し込み締切日:2016-03-31 / 世界史:芸術・文化:その他教養 / 学内講座コード:110332

中国茶と中国茶碗

主催:早稲田大学エクステンションセンター早稲田大学エクステンションセンター 早稲田校(東京都)]
問合せ先:早稲田大学エクステンションセンター TEL:03-3208-2248
開催日
4月 7日(木)~ 6月16日(木)
講座回数
10回
時間
13:00~14:30
講座区分
前期 
入学金
8,000円
受講料
23,652円
定員
30
その他
ビジター価格 27,216円
補足
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※この講座の申し込みは既に締め切りました。

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講座詳細

【目標】
中国茶に長い歴史のあることを理解し、時々に用いられた茶碗の色と形から、中国茶の味わい方・喫茶法の移り変わりを追って行く。

【講義概要】
日常茶飯事として、世界中に喫茶習慣は広がっている。中国で始まったとされる茶の利用は、すでに新石器時代には行われており茶樹の出土が報告される。唐代・宋代と喫茶の風習は中国全土に拡大する。8世紀には、わが国をはじめ朝鮮・ベトナムに茶文化が伝わっている。その後、南宋時代に盛んとなる点茶法がわが国に伝わり、茶の湯文化として開花する。時々に用いられた碗が喫茶に用いられたことを検証し、その味わい方と喫茶法の変遷を科学する。

【各回の講義予定】
第1回 2016/ 4/ 7(木) 植物学上の茶。成分と薬効。中国茶と日本の茶。
第2回 2016/ 4/14(木) 中国浙江省出土の世界最古の茶樹
第3回 2016/ 4/21(木) 文字に残る茶
第4回 2016/ 4/28(木) 遣唐使がもたらした茶文化
第5回 2016/ 5/12(木) 唐という時代と喫茶の普及
第6回 2016/ 5/19(木) 『茶経』
第7回 2016/ 5/26(木) 『茶経』に記されるを生産した窯
第8回 2016/ 6/ 2(木) 宋代と点茶の流行
第9回 2016/ 6/ 9(木) 新出土の曜変天目茶碗と天目窯
第10回 2016/ 6/16(木) 海揚がりの茶具と我が国の茶道

備考

【テキスト・参考図書】
参考図書
『茶文化史にそった 中国茶碗の考古学』(勉誠出版 株式会社)(ISBN:978-4-585-03235-9)

講師陣

名前 水上 和則
肩書き 専修大学講師
プロフィール 愛知県常滑市生まれ。東京藝術大学大学院陶芸専攻修了後、中央工芸美術学院に留学。博士(文化財・東京藝術大学)。法政大学中国古代物質文化研究所特任研究員。文化財科学より、中国陶瓷技法史・日中陶瓷技法交流の研究を行う。著書に、『釉調合の基礎講座』(岩崎美術)・『中国茶碗の考古学』(勉誠出版)などがある。
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