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申し込み締切日:2016-04-06 / 文学:政治 / 学内講座コード:100146

フランス文学を読む フランス小説の歴史

主催:早稲田大学エクステンションセンター早稲田大学エクステンションセンター 早稲田校(東京都)]
問合せ先:早稲田大学エクステンションセンター TEL:03-3208-2248
開催日
4月13日(水)~ 6月22日(水)
講座回数
20回
時間
14:45~16:15
講座区分
前期 
入学金
8,000円
受講料
45,144円
定員
30
その他
ビジター価格 54,432円
補足
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※この講座の申し込みは既に締め切りました。

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講座詳細

【目標】
小説は、「物語」です。物語を読むのは、楽しく、面白い。何を語るのか、どのように語るのかによって、楽しさも面白さも、様々です。工夫を重ね、時に形式の革命をもたらしながら、歩んできた,フランスの小説。その歴史を、考えてみます。

【講義概要】
私たちが小説と考える物語形式は、近世になって形作られました。フランスの小説が、繰り広げて見せた様々を、歴史的にたどってみます。作品ごとの特徴などを探り、抜粋を読んで、多様な小説の世界を訪ねます。第1年目ですから,17世紀のラファイエット夫人から、18世紀のヴォルテール、ルソー、アベ・プレヴォ、サン=ピエールなどを経て、19世紀初め、シャトーブリアン、スタンダールくらいまでを展望したいものと考えています。

【各回の講義予定】
第1回 2016/ 4/13(水) 小説って何? 小説の面白さ
第2回 2016/ 4/20(水) さまざまな小説があります
第3回 2016/ 4/27(水) フランス語では、小説=ロマン どういう意味だろう
第4回 2016/ 5/11(水) 小説を、どう読もうか
第5回 2016/ 5/18(水) 恋愛心理の小説が、フランス近代の初めにあります:『クレーヴの奥方』(ラファイエット夫人)
第6回 2016/ 5/25(水) 人を観察するのが、フランス小説は得意
第7回 2016/ 6/ 1(水) 成長の物語、男性篇:『ジル・ブラース』(ル・サージュ)
第8回 2016/ 6/ 8(水) 成長の物語、女性篇:『マリアンヌの生涯』(マリヴォー)
第9回 2016/ 6/15(水) 啓蒙思想は小説の宝庫
第10回 2016/ 6/22(水) アレゴリックな思想小説:『カンディード』(ヴォルテール)
第11回 2016/ 9/28(水) 大ベストセラーは純愛:『ジュリーあるいは新エロイーズ』(ジャン=ジャック・ルソー)
第12回 2016/10/ 5(水) もう少しルソーを
第13回 2016/10/12(水) 悪徳と貞淑の出会い:『危険な関係』(ショデルロ・ド・ラクロ)
第14回 2016/10/19(水) もう少しラクロを
第15回 2016/10/26(水) 孤独と愛と自然:『ポールとヴィルジニー』(ベルナルダン・ド・サン=ピエール)
第16回 2016/11/ 2(水) 絶望からの再出発:『ルネ』(フランソワ=ルネ・ド・シャトーブリアン)
第17回 2016/11/ 9(水) もうすこしシャトーブリアンを
第18回 2016/11/16(水) 反抗する自我が現れる『赤と黒』(スタンダール)
第19回 2016/11/30(水) もう少しスタンダールを
第20回 2016/12/ 7(水) 小説にはまだまだほかの形も生まれてくる

備考

【ご受講に際して】
◆取り上げる作品は、翻訳の抜粋をお配りします。フランス語の知識は必要ありません。◆作品全体をお読みになりたい方のために、入手可能な翻訳のリストをお配りします。◆読みながら自由におしゃべりをする、そんな時間にしたいと思います。

講師陣

名前 小林 茂
肩書き 早稲田大学名誉教授
プロフィール 1942年東京生まれ。早稲田大学卒。早稲田大学文学部教授を経て、2012年名誉教授。NHKテレビ・フランス語講座講師、パリ国際大学都市日本館館長などを歴任。著訳書に、『新スタンダード仏和辞典』〔共同編著〕(大修館書店)、イヴァン・コンボー『新版パリの歴史』(白水社)、『薩摩治郎八』(ミネルヴァ書房)他。
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