講座詳細情報
申し込み締切日:2016-04-05 / 文学:その他教養 / 学内講座コード:100113
芭蕉たちの俳句談義 『去来抄』を読む
- 開催日
- 4月12日(火)~ 6月21日(火)
- 講座回数
- 20回
- 時間
- 13:00~14:30
- 講座区分
- 前期
- 入学金
- 8,000円
- 受講料
- 45,144円
- 定員
- 35
- その他
- ビジター価格 54,432円
- 補足
※この講座の申し込みは既に締め切りました。
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講座詳細
【目標】
『去来抄』は、俳句の理論と実作の面から、芭蕉の教えを直接、間接に伝えている。季語や切字など俳句の本質も語られている。この講座では、芭蕉と門人たちによる俳句の座(仲間)の世界を徹底して楽しみたい。そして、エピソードにみちた門人たちの評伝をも語ってゆきたい。本年度は前年度に引き続き、芭蕉の教えを中心とした「先師評」の後半部からはじめ、門人たちの議論を中心とした、「同門評前半」を扱う。
【講義概要】
『去来抄』は芭蕉の高弟去来が、折々の面談や文通によって得た師の教えや門人たちの俳句観をまとめたものである。芭蕉の熱気のこもった発言や門人たちの堂々実々の討論のさまが、多く対話形式で記されているので読み手にライブ感覚で伝わり、興趣尽きないものがある。この講座では、時折は受講者との意見交換もしながら、芭蕉と門人たちによる俳句“劇場”を楽しんでゆく。また、適宜、芭蕉から現代俳句に至るまでの近年の話題を取り上げてみたい。
【各回の講義予定】
第1回 2016/ 4/12(火) 『去来抄』「先師評」
第2回 2016/ 4/19(火) 『去来抄』「先師評」
第3回 2016/ 4/26(火) 『去来抄』「先師評」
第4回 2016/ 5/10(火) 『去来抄』「先師評」
第5回 2016/ 5/17(火) 『去来抄』「同門評」
第6回 2016/ 5/24(火) 『去来抄』「同門評」
第7回 2016/ 5/31(火) 『去来抄』「同門評」
第8回 2016/ 6/ 7(火) 『去来抄』「同門評」
第9回 2016/ 6/14(火) 『去来抄』「同門評」
第10回 2016/ 6/21(火) 『去来抄』「同門評」
第11回 2016/10/ 4(火) 『去来抄』「同門評」
第12回 2016/10/11(火) 『去来抄』「同門評」
第13回 2016/10/18(火) 『去来抄』「同門評」
第14回 2016/10/25(火) 『去来抄』「同門評」
第15回 2016/11/ 1(火) 『去来抄』「同門評」
第16回 2016/11/ 8(火) 『去来抄』「同門評」
第17回 2016/11/15(火) 『去来抄』「同門評」
第18回 2016/11/22(火) 『去来抄』「同門評」
第19回 2016/11/29(火) 『去来抄』「同門評」
第20回 2016/12/ 6(火) 『去来抄』「同門評」
『去来抄』は、俳句の理論と実作の面から、芭蕉の教えを直接、間接に伝えている。季語や切字など俳句の本質も語られている。この講座では、芭蕉と門人たちによる俳句の座(仲間)の世界を徹底して楽しみたい。そして、エピソードにみちた門人たちの評伝をも語ってゆきたい。本年度は前年度に引き続き、芭蕉の教えを中心とした「先師評」の後半部からはじめ、門人たちの議論を中心とした、「同門評前半」を扱う。
【講義概要】
『去来抄』は芭蕉の高弟去来が、折々の面談や文通によって得た師の教えや門人たちの俳句観をまとめたものである。芭蕉の熱気のこもった発言や門人たちの堂々実々の討論のさまが、多く対話形式で記されているので読み手にライブ感覚で伝わり、興趣尽きないものがある。この講座では、時折は受講者との意見交換もしながら、芭蕉と門人たちによる俳句“劇場”を楽しんでゆく。また、適宜、芭蕉から現代俳句に至るまでの近年の話題を取り上げてみたい。
【各回の講義予定】
第1回 2016/ 4/12(火) 『去来抄』「先師評」
第2回 2016/ 4/19(火) 『去来抄』「先師評」
第3回 2016/ 4/26(火) 『去来抄』「先師評」
第4回 2016/ 5/10(火) 『去来抄』「先師評」
第5回 2016/ 5/17(火) 『去来抄』「同門評」
第6回 2016/ 5/24(火) 『去来抄』「同門評」
第7回 2016/ 5/31(火) 『去来抄』「同門評」
第8回 2016/ 6/ 7(火) 『去来抄』「同門評」
第9回 2016/ 6/14(火) 『去来抄』「同門評」
第10回 2016/ 6/21(火) 『去来抄』「同門評」
第11回 2016/10/ 4(火) 『去来抄』「同門評」
第12回 2016/10/11(火) 『去来抄』「同門評」
第13回 2016/10/18(火) 『去来抄』「同門評」
第14回 2016/10/25(火) 『去来抄』「同門評」
第15回 2016/11/ 1(火) 『去来抄』「同門評」
第16回 2016/11/ 8(火) 『去来抄』「同門評」
第17回 2016/11/15(火) 『去来抄』「同門評」
第18回 2016/11/22(火) 『去来抄』「同門評」
第19回 2016/11/29(火) 『去来抄』「同門評」
第20回 2016/12/ 6(火) 『去来抄』「同門評」
備考
【ご受講に際して】
◆テキストは一応変体仮名で書かれた江戸時代出版の和本の影印版を使用することで俳書の雰囲気を味わいながら進めますが、別にこれを普通の字で書いた活字本のテキストも用意し、さらに語釈・現代語訳も資料として提供するので読むことが困難ということはありません。◆昨年度から引き続く講座なので、本年度からの受講者には多少戸惑いがあるかもしれませんが、前年度の資料のうち必要なものは配布しますので、すぐに適応できるでしょう。
【テキスト・参考図書】
テキスト
『去来抄(改訂増補版)』(笠間書院)(1,300円)(ISBN:9784305001207)
◆テキストは一応変体仮名で書かれた江戸時代出版の和本の影印版を使用することで俳書の雰囲気を味わいながら進めますが、別にこれを普通の字で書いた活字本のテキストも用意し、さらに語釈・現代語訳も資料として提供するので読むことが困難ということはありません。◆昨年度から引き続く講座なので、本年度からの受講者には多少戸惑いがあるかもしれませんが、前年度の資料のうち必要なものは配布しますので、すぐに適応できるでしょう。
【テキスト・参考図書】
テキスト
『去来抄(改訂増補版)』(笠間書院)(1,300円)(ISBN:9784305001207)
講師陣
名前 | 堀切 実 |
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肩書き | 早稲田大学名誉教授 |
プロフィール | 東京都出身、早稲田大学名誉教授。専門は日本近世文学、俳文学。主な著書に『蕉風俳論の研究』(明治書院)、『表現としての俳諧』(岩波現代文庫)、「監修:NHK『趣味悠々・おくのほそ道を歩こう』」(NHK出版)などがある。 |