大学公開講座のセカンドアカデミー

【目標】
ロジカルシンキング(論理思考)の考え方をベースにして、会議のファシリテーター(進行役)に欠かせない、参加者が筋道立てて話し合いができるようサポートする「議論を整理するスキル」を身につけます。

【講義概要】
かみ合わない議論やあいまいな議論を整理するのが、会議の進行を司るファシリテーターの大切な役目です。そのために欠かせない、「要約する」「検証する」「整理する」「統合する」「構造化する」の5つの技術を学んでいきます。講義では、エクササイズとグループディスカッションを主体にして、相互学習を通じて実践的なスキルを身につけていきます。職場、地域、家庭など様々な話し合いで明日からすぐに使えるテクニックが習得できます。
主な講義内容は以下のとおりです。
●なぜ今、ロジカル・ディスカッションなのか
●縦のロジックで筋道を通す
●横のロジックで論理を整理する
●実際の会議の中で活用する

【テキスト・参考図書】
参考図書
『ロジカル・ディスカッション』（日本経済新聞出版社）

名前	堀 公俊
肩書き	堀公俊事務所代表、組織コンサルタント
プロフィール	大阪大学大学院工学研究科修了。大手精密機器メーカーにて経営企画に従事後、2003年に「日本ファシリテーション協会」を設立し、初代会長に就任。法政大学、近畿大学等の講師を担当しつつ、ビジネス、コミュニティ、教育など幅広い分野でファシリテーションの普及・啓発に努めている。著書に『ファシリテーション入門』(日経文庫)など多数あり。