講座詳細情報
申し込み締切日:2015-05-11 / 経済 / 学内講座コード:310703
消費資本主義から見る戦後日本経済
- 開催日
- 5月18日(月)~ 6月15日(月)
- 講座回数
- 5回
- 時間
- 10:30~12:00
- 講座区分
- 前期
- 入学金
- 8,000円
- 受講料
- 11,826円
- 定員
- 30
- その他
- ビジター価格 13,608円
- 補足
※この講座の申し込みは既に締め切りました。
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講座詳細
【目標】
消費を中心に据え、戦後日本の経済社会の歩みを理解する。
【講義概要】
戦後日本の経済史というと、もっぱら生産活動を中心に描かれ、消費は付け足しのようにして描かれるに過ぎない。これは経済学が生産を中心に考えられているためで、「生産したものはすべて需要される」という発想を反映した現象である。しかし生産してもすべては需要されないとすると、消費は経済を牽引する重要な項目であるはずだ。本講では、その消費を特段に取り上げ、日本社会が消費に関しどのような経験をしてきたのかを全面に押し出して戦後日本の経済社会を描きたい。同様の分野に消費社会論があるが、本講では経済学に即して論じる。
【各回の講義予定】
第1回 2015/ 5/18(月) 戦前から戦後へ、消費社会の転換
第2回 2015/ 5/25(月) 高度成長期の消費
第3回 2015/ 6/ 1(月) ポスト・高度成長期の消費
第4回 2015/ 6/ 8(月) バブルからポスト・バブルへ
第5回 2015/ 6/15(月) 21世紀の消費と展望
消費を中心に据え、戦後日本の経済社会の歩みを理解する。
【講義概要】
戦後日本の経済史というと、もっぱら生産活動を中心に描かれ、消費は付け足しのようにして描かれるに過ぎない。これは経済学が生産を中心に考えられているためで、「生産したものはすべて需要される」という発想を反映した現象である。しかし生産してもすべては需要されないとすると、消費は経済を牽引する重要な項目であるはずだ。本講では、その消費を特段に取り上げ、日本社会が消費に関しどのような経験をしてきたのかを全面に押し出して戦後日本の経済社会を描きたい。同様の分野に消費社会論があるが、本講では経済学に即して論じる。
【各回の講義予定】
第1回 2015/ 5/18(月) 戦前から戦後へ、消費社会の転換
第2回 2015/ 5/25(月) 高度成長期の消費
第3回 2015/ 6/ 1(月) ポスト・高度成長期の消費
第4回 2015/ 6/ 8(月) バブルからポスト・バブルへ
第5回 2015/ 6/15(月) 21世紀の消費と展望
備考
【テキスト・参考図書】
参考図書
『消費資本主義のゆくえ』(ちくま新書)(760円)(ISBN:978-4480058638)
参考図書
『消費資本主義のゆくえ』(ちくま新書)(760円)(ISBN:978-4480058638)
講師陣
名前 | 松原 隆一郎 |
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肩書き | 東京大学教授 |
プロフィール | 1979年東京大学工学部卒業、1985年東京大学大学院経済学研究科単位取得退学。現在は東京大学大学院総合文化研究科教授。専攻は経済思想・社会経済学。主要著書に『日本経済論 ―「国際競争力」という幻想』(NHK出版新書)、『ケインズとハイエク ― 貨幣と市場への問い』 (講談社現代新書)などがある。 |