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講座詳細情報

申し込み締切日:2015-04-02 / 世界史:その他教養 / 学内講座コード:110337

異文化を理解する 文化人類学の視点

主催:早稲田大学エクステンションセンター早稲田大学エクステンションセンター 早稲田校(東京都)]
問合せ先:早稲田大学エクステンションセンター TEL:03-3208-2248
開催日
4月 9日(木)~ 6月18日(木)
講座回数
10回
時間
13:00~14:30
講座区分
前期 
入学金
8,000円
受講料
23,652円
定員
30
その他
ビジター価格 27,216円
補足
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※この講座の申し込みは既に締め切りました。

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講座詳細

【目標】
文化人類学の基本的な考え方を紹介しながら、異文化への見方を養うとともに、自らの文化を再発見するための視点について考えてみたいと思います。理論や概念を紹介するだけでなく、さまざまな興味深い映像や音声資料などを用いながら、世界の文化の実例にふれることで、より実感を持てる理解へとつなげてゆきたいと考えています。

【講義概要】
人間には、生まれた場所や時代によって、考え方や行動のあり方に大きな多様性がみられます。その多様性こそが「文化」と呼ばれるものです。文化人類学では、人間がもつ文化の多様性に着目し、世界各地での現地調査を通して、それらを記録したり、比較研究したりすることで、「人間とはなにか」について考えてきました。わたしたちが生きるこの時代は、人類が歩んできた歴史の中でも、かつて経験したことがない大きな変わり目にあります。情報技術の急速な進歩は世界を覆い、独自の文化は急速に失われてきています。文化人類学は、扱う地域や話題が非常に広い学問ですが、この講義では、言語やコミュニケーションなどの身近な話題に焦点をあてて、それに関連した興味深い文化の実例を映像や音声資料も交えて紹介しながら、人間の文化の不思議とその変わりゆく姿について考えてみたいと思います。また、学外学習として、日本民芸館を訪れ、日本の地域文化にふれる機会を持ちたいと思います。

【各回の講義予定】
第1回 2015/ 4/ 9(木) 文化人類学と関連分野
第2回 2015/ 4/16(木) 消えゆく文化の姿を考える
第3回 2015/ 4/23(木) 「一つの言語」とはなにか
第4回 2015/ 4/30(木) 言語の多様性を捉える
第5回 2015/ 5/14(木) フィールドワーク:日本民芸館を訪ねる
第6回 2015/ 5/21(木) 多言語使用と共通語
第7回 2015/ 5/28(木) 認識・分類と文化
第8回 2015/ 6/ 4(木) コミュニケーションと文化
第9回 2015/ 6/11(木) 文字と識字
第10回 2015/ 6/18(木) 語り伝えの世界

備考

【ご受講に際して】
◆第5回に行うフィールドワークの詳細(集合時間、料金等)は、講座の中でご説明いたします。◆講義概要は、2014年度とほぼ同じです。

講師陣

名前 加原 奈穂子
肩書き 早稲田大学講師
プロフィール 岡山県生まれ。専門分野は文化人類学・民俗学。早稲田大学大学院文学研究科博士課程を経て、現在、早稲田大学、東京芸術大学、明治大学などで教壇に立つ。2006年度岡山民俗学会賞受賞。共著に『桃太郎は今も元気だ』、『珊瑚の文化誌』(第28回寺田寅彦賞)、翻訳書に『アメリカの空へ』などがある。
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