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講座詳細情報

申し込み締切日:2014-07-21 / その他教養:宗教・哲学 / 学内講座コード:221405

世界の思想と宗教 日本・ヨーロッパ・中国における「自然」の問題

主催:早稲田大学エクステンションセンター早稲田大学エクステンションセンター 八丁堀校(東京都)]
問合せ先:早稲田大学エクステンションセンター TEL:03-3208-2248
開催日
7月28日(月)~ 9月 8日(月)
講座回数
6回
時間
13:00~14:30
講座区分
通年 
入学金
8,000円
受講料
14,000円
定員
36
その他
ビジター価格 16,100円
補足
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※この講座の申し込みは既に締め切りました。

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講座詳細

【目標】
世界の思想や宗教の諸問題をオムニバス形式で講義します。さまざまな思想的立場や宗教観を学ぶことは、自己の価値観を相対化し、世界を多角的に見ることにつながります。物事の見方、考え方を広げ、豊かで柔軟な知性を養うことを目的にした講座です。

【講義概要】
日本・ヨーロッパ・中国における「自然」の問題を取り上げます。
日本では、自然崇拝が行われ、山や海、森などの自然の中に八百万神が宿っているとよく言われます。ですが、こうした自然観は一体いつ頃から意識されるようになったのでしょうか。主に古代から中世の仏教・神道資料を通じて、日本人と自然との関わりについて考えていきます。
ヨーロッパにおいては、自然の一部であるとともに自然に向かい合うものでもあるという、人間の二面性が次第に自覚されるようになりました。その過程をたどりながらヨーロッパの自然観の本質に迫ります。
中国古代では、人間が自然に対して積極的に働きかけ、文明を創り出し発展させることを肯定する思想と、人間は自然に随って生活を営むべきという、人間の文明を否定する思想の対立がありました。この対立を軸に中国の自然観を考察します。

【各回の講義予定】
第1回 2014/ 7/28(月) 日本の自然観1 ─ 神仏と自然 ─
第2回 2014/ 8/ 4(月) 日本の自然観2 ─ 成仏する草木と説法する自然 ─
第3回 2014/ 8/18(月) ヨーロッパの自然観の根底にあるもの ― 自然の中にある人間、自然に向かい合う人間 ―
第4回 2014/ 8/25(月) 自然法思想の展開 ― 自然と規範 ―
第5回 2014/ 9/ 1(月) 中国古代の「自然」と「天」 ―「自然」・「天」・「氣」―
第6回 2014/ 9/ 8(月) 「天」と「人」との関係 ―「天人の分」と天人相関 ―

備考

【ご受講に際して】
◆本講座は2011年度冬講座「世界の思想と宗教」と一部内容が重複します。

講師陣

名前 河合 孝昭
肩書き 早稲田大学講師
プロフィール 早稲田大学大学院文学研究科博士後期課程(哲学専攻)満期退学。2000年にパリ第10大学にてDEA(Dipl?me d’ Etude Approfondie)を取得。現在、早稲田大学ほかで非常勤講師。専門は西洋近・現代哲学。共著に『仏蘭西の思想と倫理』(行路社)、翻訳にヘント・デ・ヴリース『暴力と証し』(月曜社)など。
名前 渋谷 由紀
肩書き 早稲田大学講師
プロフィール 早稲田大学大学院文学研究科博士後期課程(東洋哲学専攻)単位取得退学。専門は古代中国の哲学。現在、早稲田大学、國學院大學ほかで非常勤講師。論文に「『荀子』の「心」の再検討―「心」は如何にして「道」を知るか―」(『國學院雑誌』第111巻第11号)など。
名前 鈴木 英之
肩書き 早稲田大学講師、早稲田大学日本宗教文化研究所招聘研究員
プロフィール 1974年生まれ。早稲田大学文学学術院博士後期課程(東洋哲学専攻)単位取得退学。2010年に早稲田大学において博士(文学)の学位を取得。専門は、日本思想史。著書に『中世学僧と神道―了誉聖冏の学問と思想』がある。
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